セクシー田中さん、主演二人、ポスト等
自殺されてからも、歴史修正しつつ、死体蹴りが止まらないので、メモ
ポスト
10.22 公式リポスト、木、め
10.29 公式リポスト、木、め
11.5
11.12 公式リポスト
11.19 公式リポスト、木、め
11.26 公式リポスト、木、
12.3 木 (め、非ドラマ、カレンダーポスト)
12.10
12.17
12.24 公式リポスト、木、め
年表
2017年9月号 - 2017年8月5日、セクシー田中さん、連載開始
その後、ドラマ化を連載中のため断る
芦原さんの死去を知った29日には、「実は数年前にセクシー田中さんのドラマやりませんかととある局から言われたことがある」と明かし、「原作読んでとても面白かったから描きたいと伝えた。でも原作者の方がまだ継続中だからと言うことで実現しなかった」と経緯を説明。「その時に信念を感じた。余計に原作が好きなった」と当時の思いを振り返った。
さらにその後、「ちゃんと説明出来てなかったので加筆。放送が決まってから原作者サイドに伺うことは100%ありません。進めることもありません。こちらがリスペクト出来る作品に出会った時にこれを映像化したいのです。お願いします。と出版社及び原作者サイドに伺うのです。何度も言います。勝手に進めないし決めません」と、原作がある作品の映像化を進める場合の流れも説明した。
2023.5月、ホリプロ、木南 晴夏が、主演、
主人公が『田中さん』に違法に変更され、著作権者の許可なく、二次創作、ベリーダンスを行い始める。
日テレ、プロデューサー、大井章生が証言。
2023.6.
ドラマ化のお話をいただき、当初の数話のプロットや脚本をチェックさせていただきながら、最終的に私が10月のドラマ化に同意させて頂いたのは
6月上旬でした。
「セクシー田中さん」は連載途中で未完の作品であり、また、漫画の結末を定めていない作品であることと、当初の数話のプロットや脚本をチェックさせていただいた結果として、僭越ではありましたが、ドラマ化にあたって、
・ドラマ化するなら「必ず漫画に忠実に」。
漫画に忠実でない場合はしっかりと加筆修正をさせていただく。
・漫画が完結していない以上、ドラマなりの結末を設定しなければならないドラマオリジナルの終盤も、まだまだ未完の漫画のこれからに影響を及ぼさない様「原作者があらすじからセリフまで」用意する。
原作者が用意したものは原則変更しないでいただきたいので、ドラマオリジナル部分については、原作者が用意したものを、そのまま脚本化していただける方を想定していただく必要や、場合によっては、原作者が脚本を執筆する可能性もある。
これらを条件とさせていただき、小学館から日本テレビさんに伝えていただきました。
また、これらの条件は脚本家さんや監督さんなどドラマの制作スタッフの皆様に対して大変失礼な条件だということは理解していましたので、「この条件で本当に良いか」ということを小学館を通じて日本テレビさんに何度も確認させていただいた後で、スタートしたのが今回のドラマ化です。
6.16
著作権者の決定、許可を無視して、著作権法違反の悪質な二次創作を始める。
2023.8.1 キャスト公開
2023.8.31、先生の、ドラマについての報告。
セクシー田中さん、七巻に記載。
10.10、発売。
1から7話までの脚本は、納得のいくまで全て書き直している。
8から10話は、オリジナルの結末として、先生が書いた。
2024、ドラマの後に、ドラマの部分の漫画版の、8巻を発売するはずだった。
私たちが語るまでもないことですが、 「著作権」 と呼ばれる権利には、 「著作財産権」と 「著作者人格権」というものがあります。
「著作財産権」が利益を守る権利に対し、 「著作者人格権」 というのは著者の心を守るための権利です。
著者の許可なく改変が行われないよう作品を守るための 「同一性保持権」 をはじめ、 「名誉声望保持権」 「氏名表示権」「公表権」 「出版権廃絶請求権」 「修正増減請求権」 があります。 これらの全ては契約を結ぶまでもなく、著者の皆様全員が持っている大切な権利、 これが 「著作者人格権」です。
今回、その当然守られてしかるべき原作者の権利を主張された芦原先生が非業の死を遂げられました。
ドラマの放送前に発売されました 『セクシー田中さん』 第7巻冒頭には、2023年8月31日付で先生のメッセージが掲載されています。
著者の意向が尊重されることは当たり前のことであり、断じて我が儘や鬱陶しい行為などではありません。
守られるべき権利を守りたいと声を上げることに、勇気が必要な状況であってはならない。
私たち編集者がついていながら、 このような とを感じさせたことが悔やまれてなりません。
二度と原作者がこのような思いをしないためにも、 「著作者人格権」 という著者が持つ絶対的な権利について周知徹底し、著者の意向は必ず尊重され、 意見を言うことは当然のことであるという認識を拡げることこそが、 再発防止において核となる部分だと考えています。
勿論、これだけが原因だと事態を単純化させる気もありません。
他に原因はなかったか。 私たちにもっと出来たことはなかったか。
個人に責任を負わせるのではなく、組織として今回の検証を引き続き行って参ります。
そして今後の映像化において、原作者をお守りすることを第一として、 ドラマ制作サイドと編集部の交渉の形を具体的に是正できる部分はないか、よりよい形を提案していきます。
また、著者である芦原先生のご意向を、 ドラマ制作サイドに対し小学館がきちんと伝えられていたのかという疑念が一部上がっておりますことも承知しております。
その件について簡潔にご説明申し上げるならば、
先の2023年8月31日付の芦原先生のコメントが、
ドラマ放送開始日2013年10月22日よりも2か月近く前に書かれ、
そしてドラマ放送開始前に7巻が発売(10.10)されているという時系列からも、ドラマ制作にあたってくださっていたスタッフの皆様にはご意向が伝わっていた状況は事実かと思います。
そして勿論、 先生のご意向をドラマ制作サイドに伝え、 交渉の場に立っていたのは、 弊社の担当編集者とメディア担当者です。
プチコミック編集部が芦原妃名子先生に寄り添い、 共にあったと信じてくださったこと、感謝に堪えません。
また、これらの条件は脚本家さんや監督さんなどドラマの制作スタッフの皆様に対して大変失礼な条件だということは理解していましたので、
「この条件で本当に良いか」
ということを小学館を通じて日本テレビさんに何度も確認させていただいた後で、スタートしたのが今回のドラマ化です。
2023.09.06 、クランクイン
先生の書いた脚本は、日テレが持っていた。
先生、
ドラマ見学は9月
メイクスタッフ、二人が担当
他は、先生、誰とも、話していない
ところが、毎回、漫画を大きく改編したプロットや脚本が提出されていました。
・漫画で敢えてセオリーを外して描いた展開を、よくある王道の展開に変えられてしまう。
・個性の強い各キャラクター、特に朱里・小西・進吾は原作から大きくかけ離れた別人のようなキャラクターに変更される。
・「性被害未遂・アフターピル・男性の生きづらさ・小西と進吾の長い対話」等、私が漫画「セクシー田中さん」という作品の核として大切に描いたシーンは、大幅にカットや削除され、まともに描かれておらず、その理由を伺っても、納得のいくお返事はいただけない。
「枠にハマったキャラクターに変えないでいただきたい。私が描いた「セクシー田中さん」という作品の個性を消されてしまうなら、私はドラマ化を今からでもやめたいぐらいだ」
と、何度も訴え、どうして変更していただきたくないのかということも丁寧にご説明し、粘りに粘って加筆修正し、やっとの思いでほぼ原作通りの1〜7話の脚本の完成にこぎつけましたが…。
脚本家さん、監督さんといったドラマ制作スタッフの皆様と、私達を繋ぐ窓口はプロデューサーの方々のみでしたから、プロデューサーの方々が当初「ドラマ化の条件」として小学館から日本テレビさんに伝えていただいた内容を、どのように脚本家さんや監督さん、ドラマ制作スタッフの皆様に伝えていらっしゃったのか、残念ですが私達には知る術はなく、当初お伝えした「ドラマ化の条件」はどうなってしまったのだろう?という疑問を常に抱えた状態での加筆修正の繰り返しとなって、その頃には私も相当疲弊していました。
そして、私があらすじ、セリフを準備する終盤のドラマオリジナル展開は8話〜10話となりましたが、ここでも当初の条件は守られず、私が準備したものを大幅に改変した脚本が8話〜10話まとめて提出されました。
特に9話、10話の改変された脚本はベリーダンスの表現も間違いが多く、ベリーダンスの監修の方とも連携が取れていないことが手に取るように分かりましたので、「当初の約束通り、とにかく一度原作者が用意したあらすじ、セリフをそのまま脚本に落としていただきたい」
「足りない箇所、変更箇所、意見はもちろん伺うので、脚本として改変された形ではなく、別途相談していただきたい」
といったことを、小学館から日本テレビさんへ申し入れをしていただきましたが、その後も、大幅な改編がされたプロットや脚本が提出され、それを小学館サイドが
「当初の約束通りに」
と日本テレビさんにお戻しするという作業が数回繰り返されたと聞いています。
最終的に、日本テレビのチーフプロデューサーの方から
「一度そのまま書くように」
との指示が出たとも伺っていましたが、状況は変わらぬまま約4週間が過ぎてしまいました。
2023.10.10 セクシー田中さん、七巻、発売。
1.10.22
2.10.29
3.11.15
ドラマの制作スケジュールのリミットもどんどん迫っていましたので、本当はドラマオリジナルとなる8話〜10話全ての脚本を拝見してオリジナル部分全体で、加筆修正をさせていただきたかったのですが、8話だけ、何とか改変前の内容に修正させて頂いて、日本テレビさんにお渡しすることになってしまいました。
9話、10話に関する小学館と日本テレビさんのやりとりを伺い、時間的にも限界を感じましたので、小学館を通じて9話、10話については、当初の条件としてお伝えしていた通り、
「原作者が用意したものをそのまま脚本化していただける方」
に交代していただきたいと、正式に小学館を通じてお願いしました。
結果として、日本テレビさんから8話までの脚本を執筆された方は、9話、10話の脚本には関わらないと伺ったうえで、9話、10話の脚本は、プロデューサーの方々のご要望を取り入れつつ、私が書かせていただき、脚本として成立するよう日本テレビさんと専門家の方とで内容を整えていただく、という解決策となりました。
(だから、新しい脚本家さんが増えたのだろうか)
4.11.12
5.11.19
6.11.26
7.12.3
8.12.10
9.12.17
12.9
12.23.クランクアップ
10.12.24
12.25
2023.12.28
2024.1.26、遺言のようなブログを公表
2024.1.28
2024.1.29
2024.1.29 、芦原妃名子先生、自殺の報道。
「著作権」 と呼ばれる権利には、 「著作財産権」と 「著作者人格権」というものがあります。
「著作財産権」が利益を守る権利に対し、 「著作者人格権」 というのは著者の心を守るための権利です。
著者の許可なく改変が行われないよう作品を守るための 「同一性保持権」 をはじめ、 「名誉声望保持権」 「氏名表示権」「公表権」 「出版権廃絶請求権」 「修正増減請求権」 があります。 これらの全ては契約を結ぶまでもなく、著者の皆様全員が持っている大切な権利、 これが 「著作者人格権」です。
今回、その当然守られてしかるべき原作者の権利を主張された芦原先生が非業の死を遂げられました。
ドラマの放送前に発売されました 『セクシー田中さん』 第7巻冒頭には、2023年8月31日付で先生のメッセージが掲載されています。
「原作の完結前に映像化されることに対してどのように向き合ったのか」
について、こう言及されています。
まだまだ連載半ばの作品なので、賛否両論あると思いますが キャラやあらすじ等、 原作から大きく逸れたと私が感じた箇所はしっかり修正させて頂いている〉
〈物語終盤の原作にはまだないオリジナルの展開や、そこに向かう為の必要なアレンジについては、 あらすじからセリフに至るまで全て私が書かせて頂いてます。 恐らく8話以降に収録されるはず。
原作者として、ごく当然かつ真っ当なことを綴られる中で、先生は恐らくめちゃくちゃうざかったと思います… >
とも書いていらっしゃいました。
著者の意向が尊重されることは当たり前のことであり、断じて我が儘や鬱陶しい行為などではありません。
守られるべき権利を守りたいと声を上げることに、勇気が必要な状況であってはならない。
私たち編集者がついていながら、 このような とを感じさせたことが悔やまれてなりません。
二度と原作者がこのような思いをしないためにも、 「著作者人格権」 という著者が持つ絶対的な権利について周知徹底し、著者の意向は必ず尊重され、 意見を言うことは当然のことであるという認識を拡げることこそが、 再発防止において核となる部分だと考えています。
勿論、これだけが原因だと事態を単純化させる気もありません。
他に原因はなかったか。 私たちにもっと出来たことはなかったか。
個人に責任を負わせるのではなく、組織として今回の検証を引き続き行って参ります。
そして今後の映像化において、原作者をお守りすることを第一として、 ドラマ制作サイドと編集部の交渉の形を具体的に是正できる部分はないか、よりよい形を提案していきます。
また、著者である芦原先生のご意向を、 ドラマ制作サイドに対し小学館がきちんと伝えられていたのかという疑念が一部上がっておりますことも承知しております。
その件について簡潔にご説明申し上げるならば、先の2023年8月31日付の芦原先生のコメントが、 ドラマ放送開始日2013年10月22日よりも2か月近く前に書かれ、 そしてドラマ放送開始前に7巻が発売されているという時系列からも、
ドラマ制作にあたってくださっていたスタッフの皆様にはご意向が伝わっていた状況は事実かと思います。
そして勿論、 先生のご意向をドラマ制作サイドに伝え、 交渉の場に立っていたのは、 弊社の担当編集者とメディア担当者です。
弊社からドラマ制作サイドに意向をお伝えし、 原作者である先生にご納得いただけるまで脚本を修正していただき、ご意向が反映された内容で放送されたものがドラマ版『セクシー田中さん』 です。
そこには、ドラマのために先生が描き下ろしてくださった言葉が確かに存在しています。
小学館
第一コミック局 編集者一同