未経験エンジニア転職活動を振り返ってみた。
はじめまして。山下 航と申します。
もともと薬剤師としてドラッグストアで働いていましたが、働いている中でITの分野に少しずつ興味を持ちはじめ、医療の現場をITで良くしていきたい気持ちが強くなり転職を決意しました。現在では医療系ITベンチャーでエンジニアとして働いています。
今回は働き始めて1ヶ月がたったので、転職活動でやってよかったと思ったことを書いていきたいと思っていますので、これから未経験からエンジニアを目指す人の助けになれば嬉しいです。
まずはじめに、わたしはテックキャンプの短期集中コースに通い、カリキュラムが終わったあとに転職活動を行いました。転職活動で応募した数は以下のとおりでした。
応募数 70件ほど
書類通過 10件
面接6件
内定5件
正直に言ってほとんど書類で落とされました。コロナの影響もあって厳しい部分もあるみたいですね。その代わり書類が通って面接までいった企業からはほとんど内定をいただくことができました。非常にありがたかったです。面接を受けたほとんどの企業からフィードバックで人柄がすごくいいと言ってもらえたので、私自身が面接で意識したことをまとめていこうかなと思います。ちなみにほとんどの面接がリモートでした。
意識したのは次の4点です。
・面接の練習をしすぎない。
・目線を気にする。
・前職の経験を活かす。
・調べてわかることは徹底的に調べる。
くわしく書いていきます。
面接の練習をしすぎない
面接対策で文章は考えて、他の人に見てもらって内容がおかしくないか添削はしっかりしてもらいました。ここはしっかり対策をしてもらったほうがいいと思います。自分で書いた文章を他人に読んでもらって初めて気づくこともあると思うので。しっかり文章を練り上げて実際に声に出して練習すると思うのですが、私はあんまり練習をしませんでした。よく一語一句まで完璧に言えるくらいまで練習する方もいるとは思うのですが、個人的にはそこまでしてしまうと棒読みのようになってしまいそうなので、ある程度つまらずに言えて本番のイメージが湧いたら大丈夫と思うようにしました。
目線を気にする
リモートでの面接の場合、相手は自分自身のパソコンのカメラを通して見ます。なので、こちらは相手の顔をしっかり見ているつもりでも、相手から見たらうつむきがちに見えたりすることがあります。細かいところではありますが印象は大事なので意識してみると効果はあると思います。私は面接の対策の時に毎回目線がおかしくないか相手に聞いていました。
前職の経験を活かす
私は医療業界で働いていた経験があったので、主に医療系の企業を中心に就職活動を行っていました。各業界に関する課題は、その業界ではたらいている人のほうが詳しいので十分アピールポイントになります(実際に医療業界の経験があって、そこのコストが減らせるから社内の人と相談させてくれと言ってくださった企業もありました。)
調べてわかることは徹底的に調べる
調べて分かる情報は調べてから、それでもわからないことを逆質問などで聞いていました。そのほうがより深い部分まで聞くことができるし、意欲が高いアピールにもなります。私はホームページはもちろんですが、Youtubeやブログなども確認してから面接などに望むようにしました。そうすることによって、深いところまで質問することができ、意欲があることが伝わったのではないかと思っています。
最後に就活をしていて、精神的な面で大事にしていたことを書きたいと思います。それは書類選考や面接で何十社と落ちようがあなたの現状は変わっていないということです。書類選考や面接で落ちてしまってもあなたがエンジニアではない現状は変わりません。よく落ちすぎて自分はだめだと思う人がいますが特にマイナスなことはないと思います。むしろ面接などを通して自分の足りない部分が見えてくるはずです。なので、そこを改善することに力を注ぐのがいいでしょう。
もし落ち込むなら時間を決めてから落ち込むようにしてください。ずっと自分自身をだめだと責め続けるのはもったいないです。
長文になりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます。これから転職を目指す人の助けになればと思います。