1841回目：乾杯をお願いします

昨日何年ぶりか記憶にもない、
超久しぶりに会う友人とランチに
行きました。

たまたま入ったのが
銀座ライオンのレストラン。

となれば、ビールを頼まない
わけにはいきません。

ベテランのウェイターさんが
テーブルにジョッキを置くと
「乾杯お願いします」と言って
去っていきました。

配膳した去り際の台詞は
小さめの声で言う「失礼します」
ですよね。

それと同じテンションの
「乾杯お願いします」です。

友人と二人で笑ってしまいました。

お願いされなくても
きっと乾杯しましたが、
乾杯前に一盛り上がりしました。

銀座ライオンのレストランは
何度も行っていますし、
その度にビールも注文しています。

ですが乾杯をお願いされたのは
初めてです。

そのベテラン（だと思います）
ウエイターさんのオリジナルなのか
その店舗では当たり前にしているのか。

確認のために２杯目も頼めばよかった(笑)。

いずれにしても、その一言でビールが
美味しくなった気がしました。

乾杯は当たり前にすることなのに、
その輪に入らない店員から言われるのは
予想外ですよね。

期待していない、予想を裏切る
ことが笑いにつながります。

赤ちゃんに向かってする
いないいないばあっ！　も
そのひとつ。

自分で、そんな予想外を生み出して
日常にひと笑を添えられたら
いいなぁ、と思います。

簡単なことではありませんが、
（それができれば芸人です）

当たり前に思っていることから
「もしそうじゃなかったら」と
考えるクセを身につけていきたい
と思います。

それがひと笑いだけでなく、
視点を拡げることにもなると
思うのです。

【今日のまとめ】

予想しない一言で
日常にひと笑いと
視点の拡張をもたらす。