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1830回目:エレガントな説明

結局今日も熱が下がらず、
3日間お休みをいただきました。

最低限の家事以外は、
横になりっぱなし。

苦しいほど高熱ではないけれど、
本を読むほどの元気はなかったので
なんとなくテレビをつけて
過ごしています。

昼前の11:30、ジャパネットたかたの
生放送があります。

そこでレンジフードを
販売していました。

ガスコンロの上にある換気扇の
装置です。

この説明の順序がエレガントでした。

これなら買おうと思っちゃうのも
わかります。

まずはレンジフードについての
お困りポイント、掃除の面倒くささ。

ジャパネットの放送によると、
メーカー推奨の掃除頻度は
3ヶ月に一回だそうですが、

実際には年一回、年末の大掃除の時だけ
という家庭が多いのではないか。

なぜそうなるのかというと、
パーツ取り外しの手間がかかるから。

ところが今回紹介する商品は、
ボタンをワンプッシュして外したり
マグネットだから引っ張るだけで
パーツが外れる。

だからお掃除簡単! というわけです。

その次の説明は、レンジフードって
交換できるの? という話と交換費用。

ここでも視聴者が疑問を持つ順番で
必要な説明がされていきました。

あまりにエレガントな説明に、
今の住まいは賃貸ですし比較的
新しそうなものがついていますが、

実家のレンジフードを交換しようかと
思ってしまいました。

残念ながら昨日は見過ごしましたが
今日は見ることができました。

今日はエアコンと羽根布団でした。
いずれも在庫が余ってしまったという
理由で安くなっていたもの。

レンジフードほどの説明では
ありませんでしたが、
それでも疑問を持たせないような
説明でした。

しかもそれを編集なしの生放送で
やっているのがすごい。

どうやって原稿を作りこんでいるのか。
現場に入り込んでみたいと思いました。

何かの説明をするときに、何度も推敲
した原稿であっても、何だか伝わって
いない雰囲気になることがあります。

相手の背景を読み間違ったことが
原因だったりすると思います。

どのような説明をするかは、
説明する側が考えますから
いくら相手のことを想像したとしても
それは想像の域を超えません。

ちょっとネガティブな表現だと
想像ではなく思い込みです。

相手のことを想像している、と
思うと、想像できている感じに
なってしまう印象があるので

相手のことを思い込んでいる、と
考えるようにしています。

その方が却って思い込みが減るような
気がするのです。

ジャパネットたかたも、最初から
すごい説明ができていたのではなく

多くのお客様に毎日商品を届け続ける
ことで、よりわかりやすいと視聴者が
思う説明に至ったのだと思います。

自分の思い込みを修正しながら、
ジャパネットたかたの域を
目指したいと思います。

【今日のまとめ】

試行錯誤でエレガントな説明を目指す。


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