【受験生応援ブログvol.5】
「圧を力に!」
今年の冬は、お鍋しか食べていないと言っても過言ではありません。白菜と大根は永遠に食べていられます。
初等教育教員養成課程社会選修(1年)橋本真優です。
共通テストから二次試験までの期間の半分が過ぎ、残り3週間となりましたね。
皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
まず、地理学を専攻する私から、世界最高峰のエベレストを有する、ヒマラヤ山脈の形成について紹介したいと思います。
現在のインドに当たるインド亜大陸は、インド=オーストラリアプレートに乗って北上し、5500万年前ごろからユーラシア大陸と衝突し始めました。その衝突の影響で起こった隆起運動による褶曲作用で、ヒマラヤ山脈が成長していったのです。
その時に、2つの大陸の間に存在したテティス海の海底にあった堆積物も一緒に隆起したため、アンモナイトなどの化石が地表で見られるのですね。
(地理受験の皆さん、出題されるかもしれません。テティス海、忘れられがちです。)
さて、受験に話を戻します。
東京学芸大学は二次試験の科目が1教科に絞られる学科がほとんどです。6週間というのは、特定の教科だけを勉強するには少し長いですよね。勉強に飽き、集中できなくなる事もあるかと思います。
そうすると、先生や家族の一言一言が気になってしまい、本来嬉しいはずの応援の言葉も、プレッシャーに感じてしまうのではないでしょうか。
さあ、ここでヒマラヤ山脈の話を思い出してください。
結局何が言いたいのかというと、プレッシャーに負けないで!という事です。
ストレスを抱えることは、体調を崩したり気分が落ち込んだりとマイナスな面につながってしまいます。気を強く持ちましょう。
ヒマラヤ山脈は、衝突で圧が加わったからこそ、「世界の屋根」と呼ばれるまでの高い山脈に成長しました。皆さんも、周囲からのプレッシャーを力に変えてみせましょう!
きっと、大きな成果を得ることができるはずです。
アンモナイトの化石のように、少し特殊な、あなただけの強みも出てくるかもしれません。
残り3週間、自信をもってやり切ってください!
皆さんに素敵な春が訪れますように。