DB 33 石澤輝(2年)
「なぜアメフト部に入ったのか」
正直、私はこの質問をされると困ってしまいます。
私たちの代はコロナウイルスによってほとんどの授業がオンラインとなり、対面での新歓活動などありませんでした。
オンラインでのアメフト説明会や脱出ゲームはありましたが、それでは部の雰囲気は分かりません。
そのため「アメフト部の雰囲気」「ある先輩からの言葉」「先輩方の人柄」のどれかに魅了されたという答えは違います。
また、高校生のころからアメフトをやっていたわけではありません。それどころか、アメフトという競技の存在すら知らなかったと思います。
ここでいったん質問を変えてみます。
「入部の時にここまで魅力を感じていないにもかかわらず、なぜ今もこの部活を続けているのか」
これに答えられれば、なぜ入部したのかが見えてきそうです。
答えはシンプルで「アメフトってかっこいいから」です。
私はアメフトの力と力の「本気」のぶつかり合いや、驚くような身体能力でするビックプレーに魅了されています。
しかしこのアメフトの「かっこよさ」に気付いたのは入部後です。
もしかしたら入部直前の私はアメフトの「本気さ」のほうに魅了されていたのかもしれません。
本気は人生を豊かにしてくれます。
本気だと自分の力の限界が分かります。そのため成長も目に見えて分かりますし、本気で取り組んでもできないことには悔しいと強く感じます。
アメフトを全く知らない人が私のプレーを見たときに「アメフトってかっこいんだな」と思ってもらえるように「本気」で取り組んでいきたいです。