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アンガーコントロールを活かす!!

こんにちは。

娘は大きくなったら「ポケモンのコハルちゃんになりたいです。そして、イーブイとワンパチをゲットしたいです!」だそうです。



さて。。。

【マンガでわかるアンガーコントロールガイド(清水 栄司】を読みました。やはり視覚情報は分かりやすい。マンガなのでさくさく読める。要点をつかみやすい。時間のない方にはよりお勧めです。

本の中の「役割意識」で怒りやすくなる,との言葉が刺さりました。出血!!

「上司」や「教官」、「親」という役割によって「自分は相手を注意してもよい立場の人間」という考えになるそうです。そして、相手を注意したり叱責することに抵抗感や罪悪感を抱きにくくなり、怒りが沸き上がった時、躊躇なく相手にぶつけてしまう。さらに「自分が注意しなければ、自分はこの人を教育する役割がある」という義務感も生じ、自分の言動への反省がなかなかできない、と。

まさにコレ!!

でもそもそも怒りは生存本能の一種で、自然動物たちが威嚇したり、襲い掛かって縄張りを守ろうとしたり、自分たちのグループを守るために攻撃することが人間にとっての怒りです。怒りという感情は危険から身を守るセンサーで、実際に身を守るためには怒りを表出して周囲に知らせる必要があります。

なので、怒りを感じること、それに蓋をしないことは大切です。どう表出するかが問題で、そのままぶつけると社会性のない人になってしまいます。

動物も相手によって威嚇で留めるのか、ちょっと襲い掛かるふりをするのか、ガチでいっちゃうのか、と使い分けているように人間も使い分けが必要です。

怒りをぶつけると短期的にも長期的にも損です。その時は相手が言うことを聞いてくれてすっとしたかもしれないけど、人間関係にヒビが入って相手との付き合いが難しくなることもあります。

アンガーコントロールのための即実践できること

①怒るのを数秒間(5秒間)我慢する。その間深呼吸

②「言わないセリフ」を決める

③1日だけ「怒らない日」を決める

④苦手な相手や状況からは逃げる

⑤「アサーティブな言い方」を身につける

 私はこう思いますが、あなたはどうですか?互いにOKな関係で。

怒る人はそもそも相手に期待し過ぎています。それを裏切られるから腹が立って怒りになるようです。

昔、同僚に「上司に対して期待し過ぎですよ」と言われたことを思い出しました。その時は「いや、期待するでしょ」と思ったのですが、今ならそんな勝手に期待されて、相手の期待に応えられないからって不機嫌になられたり、怒られたらめっちゃ迷惑!と思います。とはいえ、今でも期待しての怒りはよく起こります(苦笑)。でも少しずつでも視座を高くしていきたい、と思いました。

即実践できることの①はしてみました。それでもイライラは残るのですが、あの爆発的なものが10としたら7くらいにはなります。また、余りにもイライラして反射的に手が出そうになったらその渾身の力で自分の太ももを叩くのが有効です。結構痛くて、私はこれを子どもにしようとしていたのか、と冷静になれます。

*本の中で紹介された山本五十六氏の名言「やってみせ、言って聞かせて、させてみて、ほめてやらねば、人は動かじ」。この中に「怒ってみせ」は入っていない。

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