何もない原っぱにカメラを向けた

画像1 ある日の夕方、原っぱの脇を通り過ぎた。夕方の日を浴びて、さやさやとキラキラが同居している草の海は、足を止めてカメラを向ける程度には美しかった。
画像2 見たことがあるようなないような草が一面に生えている。小学生なら大喜びで飛び込んでいきそうだ。
画像3 勿論、その後の衣類の惨状とか(種とか枯枝とか色々くっつきそう!)頭にはなくて、ただただ足の力を全開にして走る喜びを味わうのだろう。
画像4 土管の上でコンサートをするジャイアンなど、今は絶滅した。そもそも近所に自由に入れる空き地などない。資材置き場はがっちり囲われ、立ち入り禁止になっている。万が一子供が入って事故が起これば管理責任を声高に追及されるし、盗難の恐れもあるし。
画像5 この原っぱ(と呼んでもいいのだろうか?)も、例にもれず立ち入り禁止だった。それでも住宅街の隣にこれだけのスペースがあるなど、東京ではあまり見なかったな。いや、中心から離れた区ならあるのかもしれないけど。
画像6 さやさやと鳴る自由な葉っぱを眺めながら、風が気持ちいいなぁとか、ここに入れないとは世知辛いなぁとか、雑草撮ってどうするんだとか、だって綺麗だしとか、フェンスよじ登るには小学生に戻らないと無理、とか、しょうもないことをぽやぽや考えたひと時でした。

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