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1000日チャレンジ 482日目 『ルートヴィヒ美術館展』(6)Roy Lichtenstein「Takka Takka」

ゴールまで518日

★BMI:24.1

★国立新美術館で開催中の『ルートヴィヒ美術館展 20世紀美術の軌跡―市民が創った珠玉のコレクション』を先日、観覧した。この展覧会で印象に残った作品数点を紹介したい。
展覧会概要(美術館web siteより転載);ドイツ第4の都市、ケルン市が運営するルートヴィヒ美術館は、20世紀から現代までに特化した世界有数の美術館です。その優れたコレクションは、市民からの寄贈をもとに形成されてきました。本展覧会では、館名に名を冠するルートヴィヒ夫妻をはじめとするコレクターたちに焦点を当て、ドイツ表現主義や新即物主義、ピカソ、ロシア・アヴァンギャルド、ポップ・アートなど、絵画、彫刻、写真、映像を含む代表作152点をご紹介します。(会期;2022年6月29日(水)~9月26日(月))
ルートヴィヒ美術館とは;1976年に、ドイツで最も古い古典絵画美術館であるヴァルラフ・リヒャルツ美術館から独立するかたちでオープンした美術館。近現代芸術のコレクションを所蔵。ドイツ表現主義の作品を中心とするハウブリッヒ・コレクションと、ルートヴィヒ夫妻の寄贈による現代アートのルートヴィヒ・コレクション。ピカソ、ロシア・アヴァンギャルド、シュールレアリスム、ポップ・アートなど20世紀美術を収蔵・展示する。

☆Roy Lichtenstein;「Takka Takka」;20世紀アメリカの画家ロイ・リキテンスタインが1962年に描いた作品。(ルートヴィヒ美術館蔵)

Takka Takka(ルートヴィヒ美術館蔵)

リキテンスタインはポップアートを代表する作家として知られる。漫画の一こまを拡大したような絵で注目をされるが、初期のころは「最悪の画家」などと揶揄されることもあったという。対象となる漫画を忠実に素描し、黒い輪郭線と3原色で塗分けをし、陰影はドットの大きさによって表現する手法を確立していった。展覧会の解説では、絵筆のタッチを残さない手法は、むしろ古典的な絵画様式に近いという指摘がされていて、新しい視点として興味深かった。

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