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1000日チャレンジ 855日目 「シンプルな英語で話す世界史」で英語を学ぶ 81.North American Arctic

ゴールまで145日

★BMI:23.6

◎ジャパンタイムズ出版 (2020/5/5)刊「シンプルな英語で話す世界史」(ジェームス・M・バーダマン /松園伸 著)で世界史の復習とともに英語の学習をしていく。

81.North American Arctic
(要約)17世紀半ばころまでに、ロシア人のシベリア移動が進み、ロシアはヨーロッパで初めてアジア地域に定住を始めた国家となった。デンマーク人のヴィトゥス・ベーリングはロシアの要請でアラスカ探検を開始した。これが北太平洋地域でのイギリス、アメリカ、ロシアの探検競争の始まりとなった。ロシアはアラスカでラッコやアザラシを捕獲して毛皮の貿易をするが、植民地を建設したりはしなかった。1867年、ロシアはアメリカに700万ドルでアラスカを売却した。1965年、アラスカ・ブルドー湾油田が発見され、アラスカは重要な地域となった。さらに近年、北極海の海水温上昇によって、船舶の航行が可能になったことで、軍事・経済の両面でさらにこの地域の重要性は増している。

navigable;航行可能な、subsequent;その後の、merely;ただ単に、sea otter;ラッコ、treasury;資金、impassable;通行できない、naval;海軍の
take over;引き継ぐ

the Arctic Circle;北極圏(the line of latitude 66° 33′ North)

Vitus Bering;ヴィトゥス・ベーリング;1681‐1741。デンマーク生まれのロシアの探検家・航海士。「ロシアの探検家。デンマーク生まれ。ピョートル1世の命でシベリア東海岸を探検し,ベーリング海峡を発見。のちカムチャツカ半島を探検し,アリューシャン列島・アラスカを発見した。」(旺文社世界史事典 三訂版より引用)

◎今もアラスカがロシア領であったなら、軍事的なバランスはきっと違ったものだったのだろう。あるいはウクライナでの戦争など起きなかったのかもしれない。


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