1000日チャレンジ 704日目 「シンプルな英語で話す世界史」で英語を学ぶ 26. Columbus Discovers the New World
ゴールまで296日
★BMI:24.6
◎ジャパンタイムズ出版 (2020/5/5)刊「シンプルな英語で話す世界史」(ジェームス・M・バーダマン /松園伸 著)で世界史の復習とともに英語の学習をしていく。
26.Columbus Discovers the New World
(要約)14世紀後半には、ヨーロッパの商人や政治指導者は、香辛料をもたらす”東方”への興味を強めていた。オスマン・トルコが中央アジアと中東を支配したため、彼らは陸路でアジアに向かえなくなり、海路を探索するようになった。マルコ・ポーロの「東方見聞録」に触発されたクリストファー・コロンブスはスペイン王を説得して、大西洋横断への資金支援を獲得した。1492年コロンブスは、バハマ諸島に達し、そこをインドと誤認したため「インド諸島」と呼んだ。この探検によってもたらされた影響は「コロンブス交換」と呼ばれている。すなわち、ヨーロッパと南北アメリカ大陸との間で動植物の交換が行われ、その結果、文化の変容が両者で起こった。しかし、先住民にとっては、新たな病気の流入による大量死の原因ともなった。
★inspire;奮い立たせる、expedition;遠征、探検、explore;~を探検する、entirely;完全に、enormous;膨大な
★prevent~from;~が…するのを防ぐ
★ in search of;~を探し求めて
★far-reaching;広範囲に及ぶ
★be referred to;~であると呼ばれる
★Columbian Exchange;コロンブスの交換「米国の歴史学者アルフレッド・W・クロスビーにより使用された用語。コロンブスによる新大陸到達以降(大航海時代以降)、ヨーロッパ、アジアなど旧大陸と南北アメリカの新大陸との間で食料となる植物(作物)など様々な交流があったことを指す。現在のヨーロッパ料理になくてはならないトマト、ジャガイモ、トウモロコシなどをはじめ、パイナップル、落花生、唐辛子など多くの作物あるいは嗜好品のタバコなどは、大航海時代以前にはヨーロッパには存在しなかった。これらはすべて新大陸からもたらされたものであった。一方、ヨーロッパから新大陸には小麦などが持ち込まれたが、同時に持ち込まれたインフルエンザなどの病原菌により多くの先住民が死亡し、これがインカなどの帝国の滅亡に繋がったとも言われている。コロンブス以降の交流により旧大陸と新大陸とが得た利益の差を問題にすることもある。」(一般財団法人環境イノベーション情報機構web siteより引用)
◎ここから近世ヨーロッパ史に入る。”Columbian Exchange”という言葉を初めて知った。コロンブスの探検がきっかけとなったということではあるが、遅かれ早かれ東西の交流は起きたのだろう。