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#18 ラーメン談義|二郎系デビューして気が遠くなったはなし

「スナックテレカン」は、北海道と京都に住むミニマム経営者の宿木雪樹(@yuki_yadorigi)と瀬良万葉(@seramayo)が、業務終わりにお酒を飲みながらZoomでしゃべるだけの番組です。

このnoteでは、Podcastの内容の一部をテキストにまとめています。今回は「二郎系ラーメン」に始まる、ラーメン談義。一部抜粋なので、おもしろそうと思ったらPodcastで聴いてみてください。

(本noteは2024年11月28日の配信を文章化したものです)

「ラーメン荘 地球規模で考えろ」のラーメン

瀬良万葉(以下「万葉」):実は私、今日のお昼に初めて二郎系ラーメンを食べてきたんです。なので、夜になってもちっともお腹が空かなくて……。

※二郎系は、東京にあるラーメン店・ラーメン二郎を元祖とするラーメンのスタイル・系統で、ボリューミーな野菜の量と脂の多い豚系スープが特徴。

宿木雪樹(以下「雪樹」):二郎系デビュー、おめでとうございますっ! 初の二郎系にどんな感想を抱いたのか、ぜひレポをお願いします。

万葉:いや、圧倒されましたね。なんていうか、速かったです。出てくるのが速くて見えない感じが、特急電車が停まらない駅のホームに立っていて、特急電車が前からすごいスピードで入ってきたときの風のようでした。

雪樹:めっちゃ文学的に表現されますね、二郎系を。

万葉何に圧倒されてるのかわからないのに、気が遠くなりました。だから二郎系は中毒性があるんだろうなと、生物として抗えなさを感じました。

雪樹:そもそも、なぜ二郎系にチャレンジしようと思われたんですか。

万葉:二郎系を食べるのが趣味という友人が何人かいるんです。私が行ってた大学の周辺に、二郎系の有名なラーメン屋さん「ラーメン荘 夢を語れ」というお店がありまして。かつてそこでバイトしていた友人やよく食べに行っていた友人から、ラーメンのおいしさはよく聞いていました。

最初は全然行こうとは思わなかったんですが、話を聞くうちに、そのお店に行くのはアトラクションの一つなのだろうと思うようになりました。それも、体力のある若いうちにしか行けないアトラクションかもしれないと思い始めて……。

雪樹:それは正しい。めっちゃ正しい。

万葉:何でもそうかもしれませんが、そういう体力いる系のやつって、初回を若いうちに体験していかないと、一生行かないと思うんですよ。

で、たまたまその二郎系を趣味としてる人とランチに行く予定ができて、「どこ行く?」となったので、「せっかくなんでちょっとデビューさせてください」と頼んでみました。そして行ってきたのが、京都市伏見区にある「ラーメン荘 地球規模で考えろ」です。「夢を語れ」の系列店かな?

雪樹:すごい。ちなみに、二郎系って「マシマシ」とかあるじゃないすか。万葉さんはどうされたんですか。

万葉:最初に大変な思いをしすぎると続かないので、ちょっと日和って、麺は少なめ(100g)にしてもらいました。ただ、ニンニクは皆さん控えめにしているなか、私は普通の量をいただきました。

雪樹:さっき「気が遠くなった」って言ってましたが、何が気を遠くさせたのか気になります……。

万葉:私、ラーメンを食べるときはまずレンゲでスープを飲むんですけど、その時点でちょっと気が遠くなりました。

雪樹:脂、かな……? スープひと口目で万葉さんの限界値を超えた脂質が摂取されてしまったということでしょうか。

万葉:そうですね。味を感じる前に、肉体が反応してしまったというか。

雪樹:面白すぎる。そう考えると、やっぱりアトラクションですね。

万葉:あ、でも、野菜が想像以上においしくて。次はメインを減らしてでも野菜を増そうと思いました。

雪樹:自分好みのトッピングやバランスを考え始めたら、もう立派な二郎系ファンですよ。

万葉:嬉しいデビューでした。ちなみに、今回一緒に行った友人は、「麺を茹でている人によって味が違う」「今日は当たりの日」と言っていました。

雪樹:そんなに属人性が高くていいんですか。

万葉:(茹でるのに)タイマーを使っていないらしいんですよ。

雪樹:へえ。じゃあ、人によるっていうより、その時々みたいな感じなのかもしれませんね。っていうか、そのご友人は「今日はおいしい日だ!」ってわかるくらい通っているのがすごいな。

万葉:やばいですよね。

雪樹:二郎系が好きすぎると、体いわす(壊す)からね……。

 万葉:気を付けつつ、楽しんでいきたいと思います。

雪樹:はい、ぜひ。万葉さん、今日(30代半ばで)デビューしたんだったら、向こう20年ぐらいは楽しめるじゃないすか。

万葉:そうですね、良かった。雪樹さんは二郎系、行かれますか?

雪樹:札幌にも二郎系と呼ばれるラーメン店はいくつかあって行きますよ。私の二郎系デビューは大学時代だったんですけど、デビューが早すぎても、それはそれですこし悲しいことがありまして。若いころはあんなにがっつり食べられたのに、だんだん食べれなくなっていく自分っていう衰えを二郎系で感じるんですよ。

 万葉:二郎系、すごい突き付けられそう(笑)。

雪樹:大学生のときは東京に住んでいて、二郎系でがっつり食べて、麻雀打って……みたいな破壊的な学生生活を送ることを楽しんでいました。当時は「チャーシュー増し」も余裕でしたね。

万葉:かっこいい……!

雪樹:若くて代謝もよかったから、どんなに食べても太らなかったんです。でも、東京に10年住んだあと札幌に戻ってきて、今も二郎系は食べるんですけど、胃にもたれるし、チャーシュー増しなんてしたら次の日何も食べれなくなるし……。二郎系によって自分の老化を感じるのが寂しいですね。

万葉:じゃあ、最近はあっさり系が多いんですか?

雪樹:そうですね。最近はあっさり系ラーメンに傾倒していますが、そんな私にも、二郎インスパイアのお気に入りのお店があります! 札幌にある「ブタキング」というお店で、ここは非常におすすめです。

さっき「チャーシュー増し」って言いましたが、私ラーメンのチャーシューがめちゃくちゃ好きなんですよ。チャーシューがうまいラーメン屋は推すって決めてて、ここのチャーシューめちゃくちゃうまいんですよ。

雪樹:よくある薄っぺらいチャーシューじゃなくて、かなり分厚いチャーシューが入っているんです。色が濃くて、味もしっかりしていて、このチャーシューで白飯を食べたくなるくらい。あと、もやしもシャキシャキでいい感じなんです。

万葉:もやしはすぐクタっとしがちなのにすごいですね。

雪樹:そうそう。二郎系ならではのテリ感というか脂はありつつも、パンチが優しいんですよ。

全編はPodcastにて

今回のnoteは「#18 ラーメン談義」からの抜粋です。Podcastではさらにいろいろなラーメンの話をしているので、ぜひ続きを聴いてみてください。

ご感想やリクエストがあれば、このnoteへのコメントか、Podcast「スナックテレカン」へのお便り受付フォームまでお気軽にどうぞ。

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