20231025-27 きたぜ青森ワーケーション 〜NICE TO MEET YOU 〜 レポートその2
🍎 10月26日 2日目
10月25日から27日の3日間、青森県青森市のワーケーション体験のモニターとして映像クリエイティブ有志チームで参加したレポート2日目。
🍏10:15 国際芸術センター⻘森
宿泊させていただいた国際交流ハウスと同施設内にある、国際芸術センター⻘森(ACAC)へ。
同アートセンターは、アーティスト・イン・レジデンス(滞在制作)、展覧会、教育普及を3本柱に、多様なプログラムを発信しています。この視察日の翌日が展覧会初日とあり、アーティストの方々は追い込み中でお話できず。次回、伺う際にはぜひアーティストの皆様にインタビューしたいです。
静かで、不思議で、澄んだ環境。施設内を見学させていただき、美大出身の当方からしたら、懐かしい佇まいでもある教室やラボの数々にもグッと来ました。大人になった今だからこそ、素晴らしいクリエイティターのみなさんと一緒にこの場にこもって、ひとつの作品を制作したいです。
アーティストインレジデンス(または、アート村のような場所?)で起こった殺人事件を描いた森博嗣先生のミステリ小説を思い出して、モデルはここなんじゃないの? と思ったのですが、違う? 多分、GシリーズかXシリーズ。調べてもヒットしないので勘違いかも。その究明はまたの機会に。
🍏11:45 レストランひぐち
地元の方々との地域交流プログラムの一環として、幸畑地区のレストランひぐちさんへ。ミックスグリルをいただきました。住宅街にある古民家レストランで、普通に観光で青森市を訪れていたら行けなかったお店です。
今回は青森大学4年生のお2人がきてくださり、それぞれの進路や、おすすめの青森市のスポットについて教えてくださいました。お店の方々ともお話させていただき、青森市での等身大の生活感に触れ、とても親近感が湧きました。また来たいお店です。
🍏13:30 国際交流ハウス
国際交流ハウスに戻り、ワーケーションツアーの貴重な時間をお借りして、当方が担当するFM87.6MHz 渋谷のラジオ「渋谷のニジ カルチャーストリーム」生放送スタンバイ。
🍏14:15 渋谷のラジオ生放送
青森市から渋谷のラジオ生放送! って、この写真どうした? 時空歪んだ?
出演は、我々チームからディレクター芳賀薫さんとプロデューサー大野鉄平さん。青森市役所からは企画部の織田知裕さん。そして初日からずっと我々をアテンドしてくださっている青森市移住コーディネーターの黒竹健司さん(女装タレント マッシュポポ クロたん)。
そうです、マッシュポポ クロたん。青森の魅力的な景勝を、ともすれば打ち負かすほどの濃いキャラクターであるクロたん! 初日より我々を丁寧にアテンドしてくださり、青森市移住コーディネーターであると同時に女装タレント マッシュポポ クロたんであると教えてくださったところで「情報量が多い!」。楽しすぎる!
2日目は我々のリクエストより、女装タレント マッシュポポ クロたんとして来てくださいました! クロたんありがとう! 青森市役所のみなさまもありがとうございます!
そしてさらなる奇跡。渋谷のラジオの当番組のディレクター景澤さんが、なんとこの放送の拠点である国際交流センターのある青森公立大学ご出身。国際交流ハウスも何度も利用しているとのこと。嬉しいご縁!
とても有意義な放送となりました。ぜひアーカイブをお聞きください。
🍏15:00 萱野高原
ベスト紅葉シーズンの山中をドライブ。カーブを曲がると突如現れた萱野高原の光景が素晴らしかったです。
🍏 16:00 酸ヶ湯温泉
国民保養温泉地第1号の酸ヶ湯温泉へ! 設立90周年の老舗! なんと総ヒバ造りのヒバ千人風呂は混浴! 素晴らしいお湯とロケーション。ゆっくりと堪能して、ずっとポカポカで最高でした。泊まりで湯治したい。
しょうが味噌のおでんも最高でした。
🍏 19:00 浜料理 酒肴 さとや
青森県弘前市にて様々な地域プロジェクトを手掛ける「りんご飴株式会社」の下田翼さんとご会食。AOMORI SHORT FILM PROJECT(ASFP)から生まれたショートフィルム「からっぽ」の藤代雄一朗監督から、プロデューサーの下田さんをご紹介いただいて、弘前からお越しいただきました。お店は、浜料理 酒肴 さとや。海鮮がうまい!
地元に根ざした活動をされているクリエイターとお話したくて、ご紹介いただきました。移住・多拠点の活動についての学びが多く、参考になりました。お忙しい中、ありがとうございます! また東京で乾杯しましょう!
その後、ちょっとだけ部屋飲み。さすがに疲れて、早めに床につきました。
🍎10月27日 3日目
国際交流ハウスをチェックアウト。お世話になりました!
🍏09:45 奥入瀬渓流館
車で奥入瀬へ。奥入瀬渓流館よりシャトルバスに乗って石ヶ戶休憩所へ。
以降、ガイドの方のナビゲートで、約2時間の奥入瀬渓流ブナの森ウォーク! 独特な形状の木々や岩や川の成り立ち、シダやコケについて、エピソードの全部が面白い。木々が、岩が、植物が、個々に異なる多様な人間みたいに見えてきて、まさしくダイバーシティですねとなりました。
最高の紅葉シーズン。手付かずの自然の力、美しさには、かなわない。人間が作ろうと思ったとて作れない、想像の範囲を優に越えていく生態系がユーモラスでパワフル。癒されると同時に、圧倒される。ここにあるすべての生命の生き様がかっこよかったです。
渓流の流れが、勢いが、かっこいいんですよ。野放図で、奔放で。こういう人間でありたい。
実は、散策系、自然体験系などのプログラムを前に、「これは私は参加できないだろうな」と思い、事前に諦めてしまうことが多々あります。というのも、当方はあまり体力がない虚弱体質で、高所恐怖症でもあるので、ハードな体験プログラムが苦手です。今回のブナウォークはどうだろうかと心配になっていたのですが、渓流沿いはほぼ平らで、ガイドさんのお話も面白く、あっという間の2時間。安心、安全の散策、とても楽しかったです。
🍏14:30 北洋硝子
奥入瀬から青森市街地へ戻る。
青森といえば大好きなガラス作家である石井康治さんの工房があるとのこと。同じガラスつながりで津軽びいどろで有名な北洋硝子のお店に寄っていただきました。美しい!
北洋硝子と「あおもりの肴」プロジェクトがコラボした「あおもりの肴盃」シリーズ。第一弾の盃は、タイ、マグロ、サバ、ヒラメ。その第二弾が、ホヤ、ウニ、ホタテ。攻めてる! 私は一際ストイックでかっこよく見えたホタテを連れて帰りました。お酒にも酒肴にもぴったり。
🍏15:30 味の札幌 大西
地元で人気のラーメン店「味の札幌 大西」にて、なんと「味噌カレー牛乳ラーメン」(バター入り)を! まったく想像できない! 普段はバターは禁じているし、ラーメンも極力控えているので、脳が爆発するかと思いましたが、脳ではなく美味しさが大爆発でした! あまりにもアウェーだったので、辛さを増してこちら側に引き寄せてみました。
🍏16:00 アウガ新鮮市場
最後にアウガ新鮮市場へ。このあと新幹線に乗って帰京しなくてよければ鮮魚買いまくりたかったです。魅力しかない場所でした! そしてガードレールのりんご、グッときた。
🍏17:28 新幹線で帰京
自宅に着いたのは22時過ぎ。さすがに疲れていたのですが、妙に頭が冴えて、いただきものを含めたお土産を眺めながら、濃厚な青森の3日間を振り返りました。
🍎ありがとう青森
今回の青森ワーケーションツアーは、WORK+COMMUNICATIONのプログラムで、素晴らしい景勝はもちろん、人との出会いや交流が要となるかけがえのない体験となりました。
一言でいうとNICE TO MEET YOUとなりますが、THANKYOUで終わらせず、NICEから始まるネクストステップを実行していくことが我々の命題です。我々有志は、地域PRのメソッドに従って地域に出向くのではなく、まずは先に地域へ行き、そこで出会った場、人々とのご縁から生まれるクリエイティブを通じて、世界にその魅力を発信する活動を行っていく団体です。青森で感じた人の魅力、場のエネルギーを、我々らしく表現していく所存です。
また、他地域についても積極的に訪問いたします。そのためにも、喫緊の課題はチーム名をつけて、HP等の拠点をつくり、多くの方に知っていただくことかと思いますので、早々に対応いたします。
青森のみなさま、良い機会とご縁をありがとうございました。そして、青森ワーケーションが気になる方、ぜひこちらからチェックしてお出かけください。青森が大好きになりますよ! ではまた。
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