【新規の方向け】VTuberのオフラインライブでの裏側や動員の解説をする。
ホロライブの5thfes。まずは感想から。最高だった。この記事はそんな仕組みを解説していきます。
混同を避けるためや理解を深めるために言葉の定義を置いておきます。
オンライン=現地ではない状態。この記事では主に配信での視聴を指す
オフライン=現地での状態。この記事では主に会場に赴いての視聴を指す
この記事のターゲット層を伝えておく
本題に入る前に、この記事のターゲット層を記しておきます。
勿論ターゲット層に当てはまる方向けに執筆しているので、ターゲット層の方が満足できるような記事になっています。
特に2の項目についての解説は深掘りしていますのでタブはそのままに。
この記事のターゲット層
5thfes(2024/3/17)以降にホロライブをはじめとしたVTuberを知った方
VTuberのオフラインライブ(3Dパフォーマンス)の仕組みを知りたい方
VTuberのオフライン会場での動員数を知りたい方
ライブのオンライン配信(SPWN)はどのようなものなのか知りたい方
はじめに
2024年3月16日~17日にかけて幕張メッセ1~3ホールにてVTuberの最大級事務所、"ホロライブ"のオフライン音楽ライブが行われました。hololive 5th fes.です。今回はこのライブの話をしていきます。
オフライン音楽ライブといえど、日本を越え世界中にファンのいるホロライブです。会場の様子をオンライン生配信し、Twitterのトレンドを勢いよく駆け上がっていきました。ライブは合計で4公演行われ、そのうちの1公演はかのHoneyWorksさんとフルアルバム書き下ろしの豪華コラボを行い、ハニワに浸るライブを存分に楽しみました。個人的にロゴが好き。
私はオンライン配信で視聴したのですが、その溢れんばかり(いや、溢れまくりましたね)の感動を友人にぶっかけた結果、引かれました。笑
前置きはいいとして、本題に入ります。
1.VTuberの3Dライブ配信の仕組み
普段のVTuberの配信とは仕組みが違う
VTuberの配信というと、下記のものを想像する方が多数かと思います。
これ(こちらはLive2Dという技術(今回は話が逸れるので割愛))に対し、オフラインライブでは全く異なった仕組み(オンラインライブでも頻繁に使われます)でライブ配信を行います。その仕組みとはモーションキャプチャです。ハリウッド映画やゲームでの導入で、聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
モーションキャプチャの仕組み
まず、VTuberの中の人は下記の写真左のようなスーツを着用します。
そのスーツには大量のセンサーが付いており(白い点々)、そのセンサーを外周に設置してあるカメラ(青色のものでしょうか)で認識します。
そうしてした情報を集約し、写真右の3DモデルをUnity等で動かします。
この動作をリアルタイムで行うとともに歌唱も同時並行で行い、3Dモデルをモニターに映し出すことでVTuberはライブ配信を行なっているのです。
(3Dモデルを動かしているため、上記の写真のような2D(平面)ではなく、3D(立体)でパフォーマンスを見ることができます。未来を感じさせる技術なのですが、重大な例外があります。下記記載。)
なお、オフラインだからといって中の人が生でステージに立つということは絶対にあり得ません。そういう界隈ですからね。
何気に重要なこと
VTuberはオフラインライブも勿論ですが、それ以上にオンラインライブ(媒体はYouTube生配信がほとんど)を連発しています。このことが何の関係があるんだとお思いの方がいらっしゃると思いますが、相当重要です。
それは、3Dの姿(立体)での演技を見ることができるのはオンラインライブのみということ。(先ほどの下記記載はこちら)
ではオフラインライブではどうやってパフォーマンスを見ているのか?
それは3Dモデルを2Dに無理矢理直し、平面でモニターに映(写)しているのです。そのためオフラインライブではモニターに映る2Dのパフォーマンスを見ることになります。(下記はオフラインライブ(会場)の参考資料)
されど、オフラインライブの配信(オンライン)は話が違います。
カバー(実は技術者集団だったりする)やライブに関わった企業(株式会社光和などでしょうか)の超技術により会場のライブ映像とモーションキャプチャの映像をリアルタイムで合成し、彼女らの演技をモニターに映った平面の姿を見るのではなく、3Dで楽しめるのです。
(下記はオフラインライブ(配信)の参考資料)
写真を見せたりしてそれなりに頑張ったつもりですが、自分で読み返してみても分かりづらいので表にまとめます。
なお筆者はにわかなので(Unityがほんの少し触れる程度)上記の説明の表記がぶれたりしているかもしれません。勉強不足の懺悔にオンラインライブ(YouTube生配信)のお気に入りスクリーンショットを載せておきます。
2.動員数を考える
次に、3の動員数についてお話。記事執筆時点でカバー(運営)からの動員数は公表されていません。
ものの、世界は広いですね。動員数を予測(まとめ)されている方がいらっしゃいました。(しかもその方が本記事を紹介してくださった!!)
以下、その方の記事になります。(ぜひぜひ読んでみてください)
されど、サイト誘導をしてしまうと詐欺まがいのことをしていることになって勝手に自分のハートが壊れてくので、本記事ではこちらの記事の内容を抜粋して動員数だけにスポットライトを当てて解説していきます。
早速本題に。5thfesの動員数は
1公演1.4万人、合計5.6万人
すごいですね..インターネットという画面越しの世界で繋がった者達が5.6万人、一つの場所へ集合し、推しにペンライトを振る…
"つながるホロライブ"が具現化されていて感激です。
1.4万人のスクリーンショットを貼ります。
1.4万人。配信の同接では珍しくもない数字。しかし、されどリアルで集まれば1.4万人は熱狂と感動を与えてくれる存在へ昇華される。素晴らしい…!!
待ってくれ、配信視聴者がまだじゃあないか。
14万枚…!!!!???
正直、自分がコメ欄のスピードやTwitterを眺めている感じ、視聴者数は海外パワーがあっても4~5万くらいと思っていました。
14万も売れているとは..今年一番の仰天でした。
3.オンライン配信はどういったものなのか?
5thfesの無料パートだけを見ていた方は、無料パートが終わったあとのパフォーマンスが気になって気になって仕方ないでしょう。(わためぇの2ndやミドグラに、クリスマス等では地団駄を踏みまくりました)また決して安くないお金(4公演合計25000円)を払ってどのような視聴環境で見ることができるのか気になっている方もいるでしょう。
自分自身、5thfesのチケット購入には悩みました。25000円=赤スパ2.5発分払ったらどんなライブを見せてくれるのかなあと何度も想像したものです。(現実はその想像をうんと超えてきました)
6thfesも5thと同じようなものになると仮定するならば、6thfes配信チケット購入への進んで行く一歩としても後退する一歩としても、この記事の情報が役立ったら嬉しいです。(くれぐれも慎重に!)
SPWN(有料配信サイト)の視聴環境
一言で言えば、良質
最高画質は配信でお馴染みの1080p。某笑顔の動画配信サイトのように画質に困ることはありません。観客の映像が時々曇ってしまいますが、暗い会場を映しているのです。十分許容範囲かと。
また別途でアプリをインストールすることなどはなく、完全にブラウザで購入、視聴が完結するため拡張機能の恩恵を受けたり、ブックマークも可能。
ちなみにコメント欄、ダークモード、配信中であればピクチャーインピクチャー、Twitterとの二窓に便利なブラウザ内全画面もあったり。
もちろん有料配信サイト。広告は一切ありません。
下記に視聴ページのスクリーンショットを載せておきます。
こちらも表にまとめておきます。
素晴らしいパフォーマンスを良質な環境で見れたのはSPWNの多彩な機能があったからです。6thでもお世話になりたいと思います。
おわりに
5thfesを企画してくださったYAGOOはじめカバー社のみなさん、
5thfesに協力しライブに色をつけてくださった協賛、協力企業のみなさん、完璧なコール&レスポンスで会場をアツくした現地組。
そして何より最高のパフォーマンスを見せてくれたホロメンのみんなに。
ありがとう。 6thfesをじっと待っています。
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