【海外旅行記¦オーストラリア・パース #02】世界一幸せな動物に会いにいく - ロットネスト島日帰り旅 -
世界一〇〇な✕✕。
よく見かけるキャッチコピーで、
今回行ったパースも世界一美しい街と言われています。
では、世界一"幸せな動物"はご存知ですか?
それは、「クオッカワラビー」
正面から見た真顔が笑った顔に見えるということからその異名がつき、ピカチュウのモデルにもなったと言われています。
この世界一幸せな動物が住んでいるのが、パースからフェリーで行けるロットネスト島。
世界中でクオッカに会えるのはこの島だけ!
ということでパース観光2日目、日帰りで行ってきました🚢🌤
フェリー⚓️
ロットネスト島へ行くには、ツアーに申し込むか自分でフェリーを手配する必要があります。
私もツアーサイトを一応チェックしましたが、
フェリーの時間が決まってたり、+αで価格が取られたりするので、
時間調整や価格が抑えられる個人手配の方がオススメです✔
予約
就航港と移動時間、価格は下記の通り⬇️
私はいちばん安かったロットネストエクスプレス社のフリーマントル発便を取りました🚢
Rottnest Express 乗船レビュー
【往路】
フリーマントルはパースから電車で一本、30分くらい。
8:30の電車に乗って、9時過ぎには乗り場に到着しました。
25分前くらいにつきましたが、既に乗客の待機列が。
入り口でQRコードを読み取ってもらい、いざ乗船です。
この日は平日でしたが、行きのフェリーはほぼ満席。2階建てですが小さなフェリーなので、窓側を取りたい方は早く乗り場まで行かれることをお勧めします。
ちなみに出発までの間、船員さんがエチケット袋を配って回っています。
というのもこのフェリー、小型船でかなりのスピードを出して進むので、とにかく揺れがひどい!!!!!
たとえるなら、年齢制限のないジェットコースターくらいの揺れ(笑)
実際に、私がいたフロアだけでも2人、
大学生くらいの女の子と、隣に座っていた小学生の女の子がエチケット袋を使っていました。
特に女性や子どもは要注意、
普段はあまり乗り物酔いしない人でもかなりきついと思うので、朝ごはんは消化の良いものを食べ、しっかりと対策していくのが良いと思います。
【復路】
帰りのフェリーは14時台だったこともあって、かなり空いていました。
酔いたくないので、昼ご飯も消化に良いものを腹7分目で抑えて、飲み物も水オンリーにしていたんですが、そんな工夫も必要なく、
出航前に睡魔に襲われ、気付いたら着いてました(笑)
だいたい皆さん17時台のフェリーを予約するのが一般的みたいなので、夕方帰る方は席の抑えをしっかりしたほうが良さそうです。
島内の移動について🚲
島内の観光は、バスまたはレンタルサイクルの2パターンが主流。
どちらもメリット・デメリットをまとめました。
バス
【メリット】
・天候や気温に左右されない
・体力温存できる
・子どもや家族連れでも周遊がしやすい
【デメリット】
・本数が多くないので、バスの運行によって時間や場所が制限される
・結構混んでいる
レンタルサイクル(←今回はこっち!)
【メリット】
・自由に周遊できる(時間や場所など)
・ロットネスト島の美しい海や景色を存分に堪能できる
【デメリット】
・アップダウン多く体力消耗が激しい。
・天候に左右される。晴れていても風が強いと自転車が本当に進まない!!!きつかった!!!!!
・自転車をレンタルする手間がかかる。
私は滞在時間が4時間程度と限られていたので、自分のペースで観光できるレンタルサイクルを選びました。
私はレンタルサイクル屋さんに行く時間も惜しかったので(せっかちすぎ)、フェリー会社で一緒にレンタル。
フェリー会社の自転車は、
・電動アシストなし(ギア調節3段階はあり)
・26インチのみ
というスペック。
さらに、本土で自転車を乗せて、海風にさらしながらロットネスト島まで運ぶため、かなりさびている印象。
実際に私が受け取った自転車も、サドルのねじが硬くてまったく動かず、スタッフさんに声を掛けて大の大人2人がかりで調節してもらいました。
港から少し歩きますが、島内のレンタルサイクルショップであれば、
サイズ展開も多く、電動アシスト付き自転車もそろえてあるので、お子様連れや体力に自信がない方は、そちらで借りるのをおすすめします。
サイクリングコース
ロットネスト島では下記の3種類のサイクリングモデルコースがあります。
・RIDE1:4km(所要時間30分程度)
→主に港周りのみ。飲食店があったり、クオッカが多くいるエリアのルート。
・RIDE2:10km(所要時間1.5-3時間)
→島の北東側を巡るコース。サーモンベイやワジャマップ灯台など主要の絶景ポイントは抑えられます。
・RIDE3:22km(所要時間3-5時間)
→島内一周コース。バスも同じようなルートで回っています。
今回は、RIDE2を時計回りで行きました。
サイクリングコースの前半、海岸沿い~灯台までは急な坂が多く自転車を押すことも多かったのですが、
灯台~港の後半にかけては比較的緩やかな坂で穏やかなサイクリングを楽しめました。
かかった時間は2時間くらい!
観光レビュー
海🌊
10kmコースを時計回りに進み始めて20分くらい、ようやく海が見えてきました!
途中本当に島?ってくらい海が見えないし、周りもなにもなかった(笑)
ここからしばらく海が続きます。
どのポイントも下まで降りれるようになっていますが、岩が激しい海岸などは、パーカーポイントという遊歩道が整備されていて、上から見たり写真を撮ったりできるようになっていました。
もちろん海水浴を楽しめる海もあります。
これらの写真、全部iPhone撮影で加工無し。
この海の青さと砂浜の美しさ…!!!
どのポイントも下まで降りれるようになっていますが、岩が激しい海岸などは、パーカーポイントという遊歩道が整備されていて、上から見たり写真を撮ったりできるようになっていました。
灯台🕯
ひと通り美しい海を楽しんだ後は、内陸へ。
ワジャマップ灯台はえげつない坂を上った先にあります。
もちろん海水浴を楽しめる海もあります。
ちなみにバス停はこの坂の下。バスで行ったとしても、ワジャマップ灯台に行くには、歩いてこの坂を上らないといけません。
灯台の中に入れるツアーもあるみたいなので、気になる方は探してみてください。
塩湖🫧
港の方へ戻る道に湖が集中しているエリアが。
周りが泡だらけでキラキラしてて綺麗でした。
一応条件が揃うとピンクレイクになるらしいのですが、私が見たときは茶色(笑)
※島内には「ピンクレイク」という名前が付けられている別の湖もありますが、RIDE2コース上の湖もピンクに見えることもあるみたい◎
海と違って穏やかな感じがサイクリングの締めに良い感じでした。
クオッカ🐭
サイクリングを終えて、帰りのフェリーが出るまで残り2時間くらい。港近くの飲食店やお土産屋さんが揃っている商店街に行くと、ようやくクオッカに出会えました!
サイクリング中は一匹も見つけられず、もしかして冬眠してて見れないんじゃ…?と不安になってましたが、杞憂でした。
奈良の鹿並みにいた。
昼食はどこかレストランに入ろうと思っていたのですが、
こんなにクオッカがいるなら!と思い、スーパーでサラダとスイカを買って商店街のベンチで食べることにしました。
クオッカは絶滅危惧種であるのに加え、お互いに菌が移ってしまうので触るのも餌をあげるのも禁止されているんですが、とにかく人懐っこい!
ご飯を食べていると、私のリュックを物色しにきました(笑)
動画を回していたら、念願の正面顔を収めることに成功!
意外とすばしっこくて、写真だとなかなか撮れず、他の観光客も苦戦している中だったのでめちゃくちゃラッキー☺️💫
あれからしばらく経っていますが、今でも動画を見返すくらいお気に入りです。
まとめ
長々と書いてしましましたが、私がロットネスト島に行くまでに調べたことや実際に感じたことを書いてきました。
最初のフェリーをはじめ、電動なしのレンタルサイクルを使ったこともあり、正直かなり過酷でした(笑)
ですが、写真を見ていただけると分かる通り、パース市内でとどまっていたら見られない透き通った海や絶景、さらに絶滅危惧種のクオッカに会えるなど、ロットネスト島にしかない魅力もたくさんありました。
迷っているなら行ったほうが絶対良いと思います!!!
YouTubeに今回の日帰り旅のVlogをアップしました◎
そちらもぜひご覧ください。
皆さまがロットネスト島へ行く際の参考になれば嬉しいです^^