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【海外旅行記¦トルコ #05】美しい馬の国・カッパドキア- サンセット乗馬ツアーレビュー -


ペルシャ語で「美しい馬の国」を意味するカッパドキア。
気球、バギーと並んで人気のアクティビティの一つに乗馬があります。

今回は10人程度のグループツアーにひとりで参加してきたので、
その内容と参加した際に出会った出来事についてまとめます。

■ ツアー概要

今回参加したのはこちらのツアー。

https://www.viator.com/ja-JP/tours/Goreme/Sunset-tour/d23271-133667P1

ローズバレー、レッドバレーを巡るコースで10人程度の英語グループガイド。
ホテル送迎ではなく、ギョレメのバスターミナル発着でした。
申込はViatorで、5243円。

この乗馬ツアーは他の会社でもたくさん催行してますが、
どこもサンライズ・デイタイム・サンセットの3つの時間帯が用意されています。

今回私は大晦日の2023年最後の太陽を最高の場所で見収めたかったのでサンセットにしましたが、
旅程に余裕がある人は朝、気球を見ながらの乗馬も最高だと思います!

■ ツアーの流れ

まず、ギョレメのバスターミナル集合したら、車でカブシンにある牧場まで行きます。
安全管理の文書に署名をしてヘルメットを装着し、性別や体型等を考慮した上でスタッフの方に馬を選んで乗せてもらいます。
当たり前ですが、馬の背中はかなり高いので、動きやすい格好で!
スカートやロングコートは危ないし、汚れるので避けた方が良いと思います。

さっそく列になってバレーを目指します。
この順番はツアー中ずっとこのまんま。途中で入れ替わることなく、馬たちもちゃんと覚えているからすごい。
馬はとにかく上下の揺れが激しい!
腰痛持ちはしっかり対策とアフターケアの準備をした方がいいです、まじで(笑)

どんどん渓谷に入っていきます。
この間も余裕がある時はそれぞれ携帯を出して写真撮影。
落としたら終わりなのでストラップを付けた方が良いと思います。

しばらく登ったらひと休憩。
ここのドリンクスタンド、パッケージに含まれてるのかと思ってたら普通に100リラ取られました(笑)

20分くらい休憩したら、再び出発。
さらに上っていきます。

サンセットポイント到着!
自分の携帯をスタッフさんに渡して写真を撮ってもらえます。

サンセットポイントで馬に乗りながらのんびりしたら、渓谷を降りていきます。
これが本当に怖かった(笑)
自分の足で降りるのも怖いくらいの急な谷の間をするする下っていきます。


15時半に牧場を出発して、再び牧場に戻ってきたのは17時過ぎ。
頑張ってくれたお馬さんに御礼を言って、ギョレメの街に帰りました。

■ カルチャーショックを受けた出来事

この乗馬中、このトルコ旅で一番カルチャーショックを受けた出来事が。
なんと、前の馬に乗っていたトルコ人のお兄さんが、馬に乗りながら煙草を吸ってたんです。

馬に灰落ちたら危なくない!?馬にこの煙吸わせるの可哀想とか思わないんか!?
てかこんな不安定なのに、よく煙草吸えるな???


動物の近くで煙草を吸うの、普通に信じられなくて…
いや、受動喫煙は人間にも良くないんだけども。

百歩譲って自分のとこの子ならまだしも、人が飼ってる子。
普通気を遣うよな…

お陰でわたしはずっと前からの煙を受けながらのホースライディングでした。

カッパドキアに着いたときに、喫煙、ポイ捨て、排気ガスによる悪臭、結構きついなあとは思ってました。
トルコ、特にカッパドキアは綺麗な景色のイメージが強かったので、街が汚かったのは少し意外だったというか、やっぱり中東なんだなと感じました。

でもまあ、そのくらいのギャップは許容範囲というか、無意識の思い込みに気付けるのが旅の醍醐味だと思うので。

ただ、動物がそばにいるのに煙草吸ってたのは衝撃でした。

さっきから私は「普通」という言葉を使っているけど、
日本人が持っている「普通」の感覚をどう頑張っても分かり合えないんだろうなあみたいな場面に出会ってしまって色々考えさせられました。


実は、この数日前にある観光地で喫煙やポイ捨て、柵外に出るなどの迷惑行為が問題になってるという話をインスタで見かけて。


コロナが明けて色んな国の方々がたくさん日本に来てくれて、有名な東京や京都だけでなく、地方の観光地にも目が向けられるようになってきた今。
きっとルールを守ってくれる人がほとんどなんだろうけど、
多少の注意喚起では抑制できないほど感覚が丸っきり違う人も残念ながら存在していて。
だからといって日本人全員がマナーを守れているわけではなく、「赤信号みんなで渡れば怖くない」の精神で、そういった逸脱行為に便乗して、「あの人もやってるからいいや」と思ってしまっている人もいるはず。
感覚が全く違う人に「郷に従ってもらう」には、マナーという曖昧な部分をしっかりとルールとして明確にして、日本人も率先して守っていくことが必要なんだと身をもって感じました。

私は今回のトルコ旅でより一層、日本って本当に綺麗な国なんだなと実感しました。
そして、一人ひとりの心がけや気遣いが美しい街に繋がるという発見も。
自分の半径5m以内を意識するだけでも、街の印象が変わっていく、日本を出ないと分からない感覚でした。

色々書きましたが、カッパドキアは総じてとても楽しかったです!
気球ツアーや年越しレポなど、カッパドキア旅行記はまだまだ続くのでぜひ覗いて頂ければ嬉しいです♩


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