【海外旅行記¦トルコ #02】中国南方航空&中国東方航空 フライトが急遽キャンセルになった場合 - フライト振替方法 -
※実際にトラブルが発生し、緊急でこの記事を見つけてくれた方は目次の【※※ フライト振替方法 ※※】から先に読んでください!
〈トラブル一部始終〉帰国便が突如消滅!
前回の記事にも書いた通り、年末年始でトルコ旅行をしたのですが、
なんとイスタンブール空港から出るはずだった帰国便が何の連絡も無しにキャンセルになってしまいました。
▶ 発覚
航空会社は、中国南方航空。
イスタンブール空港に着いて、チェックインカウンターの場所を電光掲示板で確認しようとしたところ、該当するはずの時間帯に便の記載がなく、そもそも欄がまるごと消えていました。
おかしいなと思って、総合案内に聞いたところ、キャンセルが発覚したという次第です。
航空会社のホームページに記載もされておらず、運行状況のページは落ちてしまって何も表示されず、なぜキャンセルになったかも分からない状況でした。
▶ 現地カウンターで問い合わせ
そこから、いくつかのアジアの航空会社を取りまとめているカウンターを案内され、
フライトを再度取り直したいことところ、
イスタンブール空港内には中国南方航空のオフィスがなく、自分ではどうすることもできないため、予約した代理店に電話してと言われました。
▶ 日本の代理店に問い合わせ
幸い私は、トラブルがあった時のために対応してもらえるだろうということで、HISを通して予約していました。
ですが、HISの緊急用の電話窓口のアナウンスがなかったため、
とりあえず出発時に問題が発生した時用の羽田空港のオフィスに電話しました。
ですが、やはりそこでは対応できず、24時間対応のヘルプデスクの電話番号を教えていただき、改めてかけなおしました。
すると、やはりそこも直接の担当部署ではなかったようで、こちらでは何もできることがないという返答でした。
ただそこで突き放されるわけではなく、
出来る対処法をいくつか完結に提示していただけました。
最後にそれぞれの場合の問い合わせ先電話番号を教えていただき、電話を終えました。
▶ 中国の航空会社に問い合わせ・無事振替!
そこから、教えていただいた中国本土の航空会社に電話をかけましたが、コール音が鳴ることなく切れてしまう状況。
数十分時間を空けて再度挑戦し、なんとかつながり、飛行機を振り替えることができました。
ちなみに変更後のフライトは、中国東方航空。(元のフライトは中国南方航空)
どちらもこうしたトラブル話が多いので、こうして相互に尻拭いしあってるんだろうなあと思います。
変更した便は丸一日後だったので、
出発ロビーでごはん食べたり、寝たりして時間を潰しました。
結局イスタンブール空港滞在時間は約24時間。
のちの10時間フライトが屁でもないくらい苦痛でした(笑)
【※※ フライト振替方法 ※※】
具体的な振替手順は以下の通りです。
1)手元に便名や予約番号(784から始まる13桁の数字)が分かるもの、及びパスポートを用意する。
2)中国南方航空のコールセンター、国際線航空券 海外ホットライン用の番号に電話する。
3)最初に中国語→英語で機械アナウンスがあります。そのまま聞いていると日本語アナウンスの誘導があるので、それに従って番号を押すと、日本語が話せる方に繋がります。
4)概要をお話し、フライトを変えたい旨を伝えると、便名、予約番号、名前、振り替える便はいつが良いかなどを聞かれます。また、羽田着の予定が成田着に変わっても良いという方は、この時にお伝えください。以上の話をまとめて、代替便を探してくれます。
5)代替便の提案を受け、それで問題無ければ、航空会社のメールアドレスに「パスポートのIDページの写真」「キャンセルになったフライトの便名」「予約番号(784から始まる13桁の数字)」を送り、30分後にまた電話するよう言われます。
6)再び +86 400869553912 に電話し、メールを送った旨を伝えると、送った内容を元に変更作業を進めてくれます。
7)変更作業が終わると、数時間後に変更内容がメールで送られてきます、と言われます。
もし明日の朝までにメールが届かなかったら改めて電話を下さいとのことでした。
※私はこの電話から3時間半くらいで届きました。
8)フライト3時間前になったらチェックインカウンターに行き、通常のチェックイン手続きを進めればOKです。
出発前にできること
そもそも航空会社の事情でのキャンセルなので、防ぐことは出来ませんが、
こういった事態が起こった場合に対応しやすくすることはできます。
私が経験して、これから旅行するときはこうしておこう!と思ったことは、
以下の通りです。
・予約番号を確認しておく。
フライトの予約番号、これはかなり重要でした。
中国南方航空だと784から始まる13桁の番号です。
その場で出会った日本人の方は、この予約番号が分からず、振り替え手続きがスムーズに行かなかったり、チェックインカウンターでも時間がかかったりと、大変そうでした。
・航空会社の緊急電話番号を確認しておく。
飛行機トラブルがあった場合、どこに電話すべきか事前に確認した方が良いと思います。
私の時は航空会社のホームページが繋がらず、さらにテンパってHISに電話をかけましたが、最初からかけるべき場所が分かっていれば、もっと迅速に対処が出来たと思います。
・チケット情報や予約詳細は紙で印刷しておく。
これは基本中の基本ですが、旅に慣れ始めると携帯で済ませちゃうこともしばしば。焦ると想像以上に英語が出てこなかったりするので、たとえ日本語だとしても紙に落としていると、ナンバーなど見せるだけで理解してもらえるので安心です。
・帰国日に余裕を持っておく
休みがあるとどうしても日程ギリギリまで旅行をしてしまう人がいるかと思います。ただ、こういったトラブルがあると次の予定をキャンセルしないといけなかったり、仕事に行けなかったりなど二次被害が起きるので、+1~2日余裕を持ったスケジュールを組むようにしましょう。
トラブルを経て思うこと
まず最初に言っておきたいのは、
決して航空会社を責めたいという事ではないということです。
もちろん腹は立ちますが、
「安かろう悪かろう」という言葉がある通り、
安いものには訳があるということは充分に理解しています。
今回、年末年始という1年でも航空券が高騰する時期に薄給地方会社員の私が旅行できたのは、
紛れもなくチケットを安く売ってくれた航空会社のお陰です。
なので、物は使いようで、
ハイリスクハイリターンであることを承知していれば充分に利用意義があると思いますし、
トラブルを経験した私も、「もう絶対に使わない!」とは思いません。
[参考] フライトスケジュール
今回のフライトは、羽田―イスタンブール間(乗継1回)で往復¥117,110、
10/18にHISオンラインセンター経由で予約しました。
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