アメリカ横断旅行その8~セリグマン、ラスベガス
やっとのことでグランドサークル編が終わりました。
砂漠を抜け、西海岸の大都会へと向かいます。
(早くカナダ旅行の事が書きたい)
Day10 Flagstaff-Seligman-LasVegas
5月27日
フラッグスタッフ→セリグマン→ラスベガス
州:アリゾナ→アリゾナ→ネバダ(ようやくアリゾナから出ました)
所要時間:1時間(F→S)2.5時間(S→L)
天候:快晴、ラスベガスの最低27度の最高39度…。
時差:-3時間(ラスベガス)
08:30 出発
09:40 セリグマン着
10:20 出発
13:15 ラスベガスのホテル着
14:50 ベラージオ周辺へ
16:00 ホテル戻る
17:00 ベネチアンへ
20:00 過ぎホテルへ
フラッグスタッフはこの日も涼しく朝8:30で気温19度。次の目的地ラスベガスはなんと最高気温39度…。それもそのはず、ラスベガスは砂漠のど真ん中にある都市なんですね。
途中、※ルート66 で有名なセリグマンによることに。ここにはルート66に関するショップやモニュメントが集まっている通りがあり、バスツアーなんかで来ている方もいました。
※ルート66はイリノイ州シカゴからカリフォルニア州サンタモニカまでを結ぶ旧国道。現在は州間道路が整備されたため、廃線。州間道路はかつてのルート66に沿うように走っている箇所も多い。大陸横断道路としてアメリカの発展には欠かせない主要道路であり、多くの人に使われ親しまれてきた道。いまだに人気があるそう。
ここには観光客用の駐車場はなかったので(多分)車はこのお店の駐車場に停めました。特にカスタマーオンリーとかなくて停められたけど、お土産が欲しかったのでこのお店でお買い物もしました。このお店の駐車場のウォールアートがオシャレ。
ここまでの写真を見てお分かりの方もいるかもしれませんが…ここセリグマンは映画カーズのモデルとなったクラシックカーがあることでも有名!なのにも関わらずメインのスポットを見そびれてしまいました…。泣
我々は30分ほどでこちらから退散。写真を撮る事意外に特にこれと言ってやることはありませんでした。と言っても写真映えはするので時間があれば、立ち寄ってみてください。
セリグマンを後にし、この日の目的地のラスベガスへ向かいます。いつも通り、移動日は車内でお昼ご飯を食べます。が、どうやら娘の食欲が落ちてきているような…。半分しか食べない。熱中症かな…なんて思いつつも気まぐれだろうとこの時は思っていました。(2日後に熱を出しました、気まぐれじゃなかった泣)
ずーーーーーーーっと砂漠が続いていたのに、ラスベガスが近くなってくるといきなり高い建物が見えてきて、カジノもちらほら。
そしてラスベガスの中心地に入っていく道路は5車線で車両も多い…とてもじゃないけど私は運転できない。(運転嫌いの私は2車線の車線変更さえ怖い)
ラスベガスのホテルには13:00頃到着。
チェックインは確か14:00。ダメ元で早く入れないか聞いてみると、入れるとのことで早めのチェックイン。夫が車を駐車している間に私と娘は先に部屋に行くことに。荷物を係の人が運んでくれたのですが、私は夫からルームキーしか預かっておらず口頭で言われたルームナンバーをド忘れてしまい、部屋に行けず(笑)部屋の番号がわかるまでの間、荷物運びのお兄さんが娘の事をあやしてくれたんだけれども、娘は人見知りを発揮し号泣(笑)お兄さんすごい困った顔しながら弁解してくれるんだけど、英語が早過ぎて何言ってるか分からずで私も困惑。短時間でなぜかどっと疲れました~。その後無事入室できました。
私たちが泊ったホテルはThe Westin Las Vegas Hotel & Spaでベラージオやシーザースパレスまで歩いて10分。所謂ラスベガスストリップという有名なホテルやカジノが立ち並ぶ通りからは少し離れたホテルです。1泊400ドルほどで駐車場が20ドル弱でした。この旅では1泊200ドル以下のホテルしか利用していなかったので高いなぁという印象でした。メインストリートから離れているのでこれでもかなり安かったと思います。
ラスベガスのホテル事情…注意すべき点はホテルの宿泊費とは別にリゾートフィーという謎のシステムが存在します。サービス料でもなく税金でもない・・・。1泊につき30ドル~45ドル近くまで宿泊費とは別で取られます。ここにさらに税金がかかる。一見、宿泊費が安い!と思ってもリゾートフィーが含まれていない事があるそうで、ご注意を。しかもラスベガスのホテルほぼ全部と言っていいほどこのリゾートフィーが適用されているらしいのです。
ホテルで少しゆっくりしてから、とりあえずお散歩しに行くことに。
だがすでに気温は38度超え…外に出ると熱気と熱風で猛烈に暑い!!すぐに快適なホテルの中に引き返したくなりました。乾燥してるので湿気はないのですが、風もなく。汗がだらだらと流れました(滝汗)さらに9㎏の娘を抱っこ紐へ入れて移動。これはもうただの修行です。しんどかった・・・
この暑さじゃみんな服なんて着てらんないわ!服の面積は最小限じゃー!!!ってなりますよね。そうなんです、ラスベガスに居る人達は露出度がかなり高めです。(いや多分一番の理由は他にある)
とりあえず有名なベラージオの中へ行ってみる事に。
ベラージオはハングオーバーやオーシャンズ等の映画にも使われており、ホテルの前の噴水ショーはかなり有名ですよね。
中には高級ブランド店が立ち並び、歩いている人達も男女関わらず綺麗な格好をされている方が多かったです。ドレスアップしている方も多く見かけました。もちろん華美じゃない人も沢山居ますよ。私達は今までずっと大自然の中に居たので、その流れのままラフな格好で挑みました。(笑) 旅人感満載。
そういえばアメリカでコーチ、トリーバーチ、マイケルコース以外のブランドかつハイブランドを持っている人ってあまり見かけないのですが、この時ばかりはブランド品を身につけている方々が多かったです。アメリカ人にとってラスベガスとはそういう場所なのでしょうか。
ショッピングエリアを抜けると次はカジノのエリア。
ホテル内を通り抜けるための通路の両側にカジノがあるのでそこを通らないとその先へ行けません。子どもはカジノには入れないのですが、通り抜けはできるようだったので歩きながら少し見学してきました。残念ながら写真はありません。控えました。
私の思い描いていたカジノはディーラーが居て、ドレスコードがあって、敷居の高いイメージだったけど、そんなことは全くありませんでした。
私たちが行く前にラスベガスへ行ったお友達がカジノを「ゲーセン」と表現をしていた意味がとても良く分かりました。スロットマシーンが沢山あって本当にゲーセンみたいなんです。服装もTシャツに短パン、サンダルの人もいました。年齢層の高い人が多い印象を受けました。少したばこの匂いがきつかったです。
やってみたら?と夫に言ってみましたが、「投資と賭けは違う!」と言ってやらない。笑 賭け事はやらない主義、ふむふむ。意志が固くてよろしい。
カジノを抜けると、
さすがベラージオ。チェックインカウンターの天井がもはや芸術作品です。
その先に植物と動物が融合した個展?展示物?みたいなのがあって、そこがすごく良かったです。動物自然大好きな娘は大興奮!綺麗でした。
ベラージオを一通り見終え、隣のシーザースパレスもちらっと見て、歩き疲れたのと暑さの限界を迎えた私達は一旦ホテルへ戻って休むことに。
それにしても平日の昼間からお酒片手に歩いている人が結構居ました。
少し休憩した後、夜ごはんを食べにベネチアン(イタリアのベネチアをモチーフにした大型リゾートホテル)の中華レストランへ。特に有名なレストランではなかったけれども、この横断旅行においてその地域の名物以外にはあまり食費にお金を使いたくなかったので、比較的安価でどこで食べても間違いのない中華を選びました。ベネチアンに行ってみたかったのも理由の一つです。
このホテル、運河が実際にショッピングセンターの中にあります。誰が船に乗るんだろう…と思いましたが、結構乗っている人がいるんですよ。
夫「・・・ヴィーナスフォートみたいだね」
本物のベネチアに行ってみたいものです。
結構歩いてお目当てのレストランに着くもまさかの閉店…笑(Googlemapは営業中だったのに!)気を取り直して、ベネチアン内のイタリアンへ。アーティチョークのピザがすごくおいしかったです。
その後は念願の(?)ベラージオの噴水ショーを見ました。念願というかラスベガスって子連れでやることって本当になくて(大人の夜遊びがメインですから)これだけ見られればいいと思っていたので満足でした。
娘は終始音にびっくりして泣いていましたが。笑
この頃には空もだいぶ暗くなり、あちこちネオンがギラギラと光り輝いていました。
こんな感じで、これから皆さん色々と楽しむんだろうなという時間帯に我々はホテルへ戻りました。ラスベガス。1日しかいないけれどもとにかく熱い気温と街の雰囲気に非常に疲れました。本当に色んな人を見ました…。
バチェロレッテ・バチェラーパーティーをやっている人達、浮かれている若い男性グループ、オシャレをした老夫婦、家族連れ、バニーガール?カーニバルみたいな露出度がかなーり高い女の子たちもたくさん(彼女らは男性に絡みに行ってお金をもらうという商売なのでしょう)さらに警察に連行されていく人、変な写真を売りつけてくるおばさん、謎のブレスレットを売るおじさん…ほんっとにいろんなひとがいて面白かった。と同時にここは子どもには絶対に不向きだと思いました。なのにも関わらず子どもが沢山いるし、ベビーカーもたくさんいるんですよね~。日本だったらこんなところに子どもを連れてくるなんて。そんな風に言われそうな場所だというのに、アメリカってどこまでも自由な国なのだと実感した夜でした。
陰キャラの我々にとってはなにもがキラキラ(ギラギラ)し過ぎていて、一度来ればもういいかな。そんな場所でした~。
もしかしたらストリップ沿いのホテルに泊まれば夜景みたりできてよかったのかもしれませんね。
次は折り返し地点のロサンゼルスです!