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ジブン株式会社経営~5forcesとSWOT分析~

木下斉さんがシリーズで解説してくださっているジブン株式経営について5forcesを分析してみようという話があったので前回と同様に自分に当てはめて考えてみます。


5focesとは

まず5forcesとは何かについて木下さんの解説内容を踏まえて説明します。5forcesとは自分がさらされている脅威を5つに分類して自社の収益構造や自社の競争優位性を明らかにすることを目的に行う分析です。


 sales forceサイトより引用                      

具体的に1つ1つ見ていくと以下のようになります。

①既存競合他者

自分が現在競争している相手は誰なのかを明らかにするもので、競争は相対的であるため、競争相手に対して脅威や何が強み弱みなのかを考えることが必要となります。

②新規参入

職場であれば後輩や転職者が入ってきますし、労働市場には多くの若手や新しい技術を身に着けた人が参入してきます。これらが自分に対してどのようなプレッシャーをかけてくるのか?をれを踏まえて自分の脅威を考え、それに対する対策を考えることが必要となります。

③代替品

自分がやっていることがもっと安価で早くできるもので代替される場合、それは脅威となります。例えばAIの台頭による自分のビジネスの代替が考えられます。

④売り手

自社が仕入れるモノ、情報等を売ってくれる他社になります。例えばVOICYのパーソナリティやビジネススクール、本などがこれにあたり、何を仕入れて自社の価値を上げていくのか?を考えることが重要になります。

⑤買い手

自分のサービスと買ってくれる相手となります。サラリーマンであれば会社になります。買い手とより優位な交渉をするために自分の強みを人とは違う希少性の高いものにすることやより良い所得を持つ人を買い手にする等の手を打つことで自分の価値をより上げることができます。

このフレームワークの使い方

この分析は自分の社内で当てはめて分析することもできますし、業界内で当てはめて分析する等様々な視点で分析することでより自分自身を棚卸してやるべきことを明確にすることができます。それが自分の所属する産業からの撤退と市場価値の高い場所への参入であったり、自分の優位性を明確化することにつながります。

自分に当てはめた場合

サラリーマンとしての自分を分析

あてはめて考えてみると自分の仕事はAIはもちろんで自てるスキルを持った人材や今後は雇用の流動化に伴い優秀なフリーランサーにも奪われる可能性があると感じました。また年相応またはそれ以上の経験とスキルを持っていないと価格交渉力も落ちていくばかりだと思いました。

社会人経験10年以上になり会社で経験し身に着けられるスキルは明らかに減ってきていることを感じます。投入している時間当たりで得られる経験やスキルはかなり少ないので、この時間をいかに短くし、自分の能力アップにつながる経験に時間を投資していくことができるかがカギになると感じました。もしくは社内あるいは社外でもっと今までとは異なる経験をしてスキルアップができるようにすることも考えた方がいいと思っています。

またデジタルスキルは苦手ですとは言っていられないスキルであり、最低限のものは身につけないと話にならないのだと書き出してみて感じました。会社ではこのスキルを身に着けられることに時間を多く使い、プライベートでは引き続き大学院での学びや英語力の向上に取り組んでいきたいです。