テンションあがって蟹を描きはじめた日
7月某日、「シオマネキとスベスベマンジュウガニ」という名前が決まり、ロゴがノリで完成した。
ロゴができたとなったら、次は各々のカニイラストが必要だろうとスベスベマンジュウガニはキャラクターを描きはじめた。
まずは「シオマネキ」を調べて複数枚の写真を見る。
典型的なカニの形で、片方の爪が大きい。キャラクター化しやすいぞ。頭の中でイメージを作り、お絵描きアプリで下絵を描いていく。
いい感じ。
線画を描いていく。いい感じ……ではなく、大きい爪の形が納得いかない。難しすぎる。
なんとか納得のいく爪を書くことができた。
そして、キャラクター化した時にシオマネキ自身の特徴も入れたいなと考え、口はうっすらハム口、口近くのホクロを描いた。ちょっと似ているカニができた。
比較的簡単に描くことができた。
次に「スベスベマンジュウガニ」の写真を調べる。
……名前を決める時にも思ったが、このカニは一体なんなんだろうか。
まんまるくて可愛いが、毒があるらしい。
どうやって描こうか悩んだ。とりあえず「マンジュウ」の名の通り、丸いフォルムで描けばどうにかならないだろうかと楕円を描いて足をつけてみた。
意外となんとかなるかもという気持ちと、シオマネキと絵柄のテイスト揃えるの難しくはないだろうかかという懸念が生じる。
それと自分の特徴を入れて似せて描くことも難しい。他人を似せて描くのはまだできるが、自分自身となると一気に難しくなる。
とりあえず、つり目っぽい目を入れてみた。
バランスをとってなんとかシオマネキとテイストが同じようなかわいい感じのスベスベマンジュウガニを書くことができた。
可愛くは描けたが、似てはいないと思っていた。
しかし、他の人がみると自分に似ているらしいので意外に思った。
どちらも細いペンツールで描いてしまったので、整えるついでに線を太くした。整えても少しでこぼこな線だが、それはご愛嬌ということで。
ついでにシオマネキの爪が下がっている差分も描いた。
結局、この差分はどこにも使わなかったような気がする。
今見ると爪の形がちょっと違う。
一回描いたものをもう一回描くのは難しい。
テンションがあがって、ルンルンでカニイラストを完成させたスベスベマンジュウガニであった。
文・スベスベマンジュウガニ
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