小説書くとき【二次創作の場合】

書きたい欲があったので書きます。

ここでは二次創作書くときの工程を書きます。なぜなら私がいろんな人の二次創作メイキングが知りたいからだ……。(※この記事はメイキングではありません)

二次創作って公式という一定の情報源が保たれているので、説明が極力省けて気が楽……という一方、ゲームならプレイヤー、漫画やアニメなら読者の理解・解釈一色になるので、自分が当たり前と思っていることを説明するところから始まるのかな?と感じています。

※大それたこと言ってますが、そこまで考えて書いてない作品の方が多いのでふんわり行きましょう。

基本ベースはここで語ってます。

ここから語るのは、書き起こし以降の話です。

書きたいシーンや話が決まったら、増幅させたいものを決めます。
これは例えばすれ違いを味わうお話なら「切なさ」を、ほのぼのを味わう話なら「ほのぼのを強調する自然な日常動作」を追加する、みたいな工程です。
これを頭に入れておいて(あるいはそのシーンを先に書き起こしておいて)、下記の工程に移ります。

それでは先の記事と同じように順番を書き出してみます。

1)冒頭を書く
2)冒頭を読みながら続きを書く
3)詰まったら最初から読み返す、あるいはそのシーンを飛ばして次のシーンを書く
4)書きあがったら一度置く
5)最初から、あるいは読み返しが済んでいないところを読みながら加筆修正
6)加筆修正するところもなくなったら、音声で読みながら文末や言い回しや語呂の調整をする

完成!

工程が多いように書いていますが、同じことしかしていません。
・書く
・読み上げながら(声に出しても出さなくてもいい)直す
・その表現で伝わるか?の確認(余裕があれば/こだわりがあれば直さない)


この3つです。

小説を書く上でおそらくプロットと呼ばれる部分を、ベースのところでやりきってしまうため、こうなるのでしょう。

そしてプロットに書いてても、忘れられたシーンは消えます。もう仕方ない。消える運命だったのだ……。
おかげで、消えたシーンは別の作品でサルベージされることがあります。



ちなみに(余談です)

小説を起こす時、「文章がいきなり脳内で始まる時」もあります。これを音声出力してかきおこせたら良いのですが、なかなかそういかない時に思い浮かぶので、そんな時は何度も脳内で読み上げてから書き出します。

何度も「読み上げ」って言葉が出てきますが、文字通り、私は

【読み上げに耐える文章】を書くことを大事にしています。

色々な作家さんをリスペクトしておりまして、これも受け売りの一つになります。が、私はなにより、音に出すことで頭に残るタイプなので、そのせいかなと思っています。
音で遊ぶタイプ……音に色を感じるタイプなので、その色を味わっているとも言えます。描写による、景色の色だけじゃなくて。


音で見える色は人それぞれなのは承知の上で、です。

書いた側に見えた色が、音として、言葉として、あるいは文字として、読んだ人の中に映像や何かを描くのだとしたら、私が今書いているこの言葉は筆みたいなものなんだな〜と思います。

なので、こう、「なじむ」「にじむ」「色を帯びる」ってつい使ってしまって……これは反省してます。しかし、二次創作だから好きに書くのを許して欲しい!

長々書きました。次こそはもう少し丁寧にメイキング書きます。






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