Bチームの監督がするべきこと~Part1~
このブログは現在、サッカー指導者をしている主が「日常にあった出来事」や「自分なりの考え方」や「学んだこと」を発信していくものです。
土日は試合等で忙しく中々、書くことができません。
でも、月曜日になってもちゃんと書き続けられる自分偉い!(笑)
自己肯定感を上げていきます。
今日のテーマは、
「Bチームの監督がするべきこと」
久しぶりにサッカーの話をします。
今回はTOPチームではない(Bチーム以下)監督として、振る舞い方を自分なりに書いていこうと思います。
主に高校生以上に当てはまるのではないかと思います。
【選手が目指すべき方向について】
これは言わずもがなですね。
選手たちには「TOPチーム」を目指して練習してほしいと思います。
その中で様々なことが障壁になります。
・能力が足りない
・TOPに上がるモチベーションがない
・素行が悪い
能力や素行は練習やミーティングなどでなんとかなるかもしれません。
一番難しいのは、選手のモチベーション管理ですよね。
さらに下のカテゴリーに行く程、下がります。
なぜこのようなことが起きてしまうのでしょうか?
いろんな原因があると思います。
・選手に目標がない
・今いるカテゴリーが楽しいから
・サッカーに対する熱がない
個人的に思う、一番の要員は「TOPチームが魅力的かどうか」です。
これは当たり前のようで見落としがちな点です。
TOPチームの雰囲気や実力がいかにBチームの選手が憧れる場所になっているのか。
結局、人は欲があれば動きます。
「TOPチームのあの雰囲気の中で練習して上手くなりたい」
「チームを代表して公式戦に出て勝ちたい」
この欲が掻き立てられた瞬間に思いもよらぬ力を発揮すると思います。
しかし、これはBチームの監督では解決できません。
その雰囲気や実力をつけるのはあくまで、TOPチームの監督ですから。
だから、もちろんそのサポートは必要です。
TOPチームの練習の雰囲気が良くなるように声をかけたり、チームが勝つように練習以外の部分でサポートしたりすることが必要です。
私は、決して自分のカテゴリーだけ何かをすれば選手のモチベーションが上がるとは思いません。
それでは、具体的に自分のカテゴリーの練習や試合はどうすればいいのか?
【Bチームの監督としての振る舞い】
まず、練習で大事なことは、
BチームからTOPに上がっていきなりスタメンは無理でしょう。
途中出場になると思います。
だから、その時に自分の武器を発揮する、しかもそれがTOPチームの選手にいないような武器なら尚更良いです。
そうすることで、流れを変えられる選手となり、TOPチームに定着できるでしょう。
そして、そこからはその選手次第ですが、スタメン定着までいける可能性があると思います。
しかし、勘違いしてはいけないのが、その武器だけ身につければ良いということではありません。
どんだけ良い武器を持っていてもTOPチームが持つ基準(強度やテクニックなど)をクリアしての話です。
それがないにも関わらず自分の武器を発揮するのは極めて難しいと思います。
だから、以下の2つが重要だと思います。
・その選手の武器は何かをしっかり見極める
・TOPチームの選手には何を求められていて、その基準のレベルを知る
試合についてはまた次の回に書きたいと思います。