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みんな違ってみんな良い。

このブログは現在、サッカー指導者をしている主が「日常にあった出来事」や「自分なりの考え方」や「学んだこと」を発信していくものです。



テーマは、「地域によって生まれる違い」

先日、現場で面白い出来事があったので共有します。

【今川焼を買ってきた】

練習に行く前、僕は用事があったので、スーパーで買い物をしていました。

そこで今川焼を買いました。


「今川焼」

一度は聞いたことがあると思います。

これって関東での呼び名らしいですね。


関西では、「回転焼」と呼ぶらしいです。

僕は関西出身なので、小さい頃から回転焼で通ってきました。

学校の近くに回転焼とベビーカステラが売っている屋台があり、毎日のように買っていました。


でも、この食べ物に他の呼び名があることを知っていましたか?

それは、

「御座候」です。


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まず、なんて読むかわかりますか?

実は、「ござそうろう」と読むらしいです。

生まれて初めて聞きました。

主に兵庫県で使われています。
現場に兵庫県出身の人がいたので判明しました。

今川焼や回転焼は、なんとなく食べ物を想像することができるかもしれませんが、「御座候」と聞いて食べ物を思い浮かべる人は少ないと思います。


物は同じかもしれませんが、呼び方がこんなにもあるんですね。

しかも、全く別の呼び方で。


他にも、「わたあめ」と「わたがし」や「絆創膏」と「バンドエイド」などいっぱいあります。


同じ物でもその人の地域や価値観や考え方で変わるということです。


今日は「呼び方にいろんな違いがあるねー」で終わりではないです。

それだとただの日記になるので。笑


ここから僕が思ったのは、こういうのってサッカーにも通ずるなということです。

【プレーの見え方】


サッカーにおいてプレーは1つしかありません。

コーナーキックの場面を見て、「あれはスローインをしている」とはならないです。

パスをしているのを見て、「あれはスライディングだ」とはなりません。


このようにプレー自体は1つしかありません。

でも、実際に見え方は異なります。


具体例を挙げます。

味方に速いパスをしてトラップミスをしたとします。

外から見てた人はそれを見て、

「パスが強すぎなんだよ」とか

「トラップ下手くそ」って思うかもしれません。


でも、ピッチ内の人が、

「相手がプレスをかけてきたから打開するために速いパスをしよう」とか

「相手のマークを振り切るために1つアクションを入れよう(結果、失敗してトラップミス)」

など、さまざまな理由があるかもしれません。


つまり、同じ物を見てもその人によってはそれが、「今川焼」に見えたり、「回転焼」に見えたり、「御座候」に見えたりするのです。

人によっていろんな視点があることを覚えておきましょう!



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