フリーズコーチングについて
このブログは現在、サッカー指導者をしている主が「日常にあった出来事」や「自分なりの考え方」や「学んだこと」を発信していくものです。
テーマは、「フリーズコーチングについて」
昨日、指導者仲間と指導実践をしてきました。
相変わらず学びが多くてとても充実しております。
今日はその内容の共有です。
つまり、僕のアウトプットなので興味がある人は見てください。
【フリーズコーチングとは】
指導者をしている人でこれを知らない人はいないと思いますが、一応説明しておきます。
簡単に言うと、練習中に、
「はーい、ストップ」と言って
練習を止めて(フリーズ)コーチングを行う事です。
これにはメリットデメリットが存在します。
『メリット』
自分が伝えたいことをしっかり伝えることができる。
選手の注目を自分に集めることで、選手が自分の話を聞いてくれます。
そこで、アドバイスや意識して欲しいことを選手が理解すれば、練習の質が上がります。
『デメリット』
一時的に練習が止まるので、選手の集中力が落ちる。
使い方や説明の仕方が悪いと空気が悪くなる。
→練習の質が落ちる。
上手い人が使えば、より良いものになるし、下手な人が使えば練習の質を下げる可能性があります。
だからこそ、フリーズコーチングのやり方を知っておくべきなのです。
【フリーズコーチングの流れと大事な点】
まとめました。
今日はそれを共有するだけです。笑
0.止める
1発で止める意識。(声のトーン、笛など)
2つ以上のグループでやっている時は目の前のグループだけ止める
→他のグループからしたら俺ら何見させられてるの?ってなるから
→同じフリーズを別のグループでやることもある
その瞬間を止める(良いプレーでも悪いプレーでも)
→後から「前の場所に戻って」って言っても正確な位置は覚えていない
1.状況の説明
その状況を理解させる(KFで言うWhen)
2.キーファクターに対する質問
2つくらいまで。(What,How,Why,Where)
質問は個人か全体に
ポイントとして、沈黙を作らない。
→同じキーファクターに対して2つくらい聞き方を持っておく。選手の反応を見て変えられるように。
個人に質問する時は、プレーしている人と別の人に聞く。
→Aのプレーに対してBはどう思う?
あとは、キャラクターによって対応を変える。
全体に問いかける時は、噛み砕いてわかりやすい表現で。
→自分事として捉えられるように。
3.回答に対してのコメント
答えをいつ言うのか?(育成は先に言わない)
たとえ始めに答えが出てもそれを正解とは言わない。
後に伝えて「合ってたんや」の方が身につきやすい。
そして再開。
全部を1分前後で終わらせられるのがベスト。
大体このような流れです。
少しでも参考になってもらえれば幸いです!