見出し画像

【競馬反省】激流【スプリングSほか】

激流に身を任せどうかしたい

◆スプリングS(中山芝1800・G2)


予想

結果

は ず れ

回顧

【新台入替】
 勝ったのは④べラジオオペラ。中山は初めてでしたがなんてことはなかったですね。能力の高さを見せました。個人的にはパンパンの良馬場でこそと思ったのと、武史騎手得意のインベタが内馬場のこの状態だと使いにくいかなと思って買わなかったのですが、お見それいたしました。馬の能力も想定より高かったですし、下げて出しやすい位置でエスコートした武史騎手の騎乗も見事でしたね。昨年より乗り方の引き出しが増えていってる気がします。伸び盛りだなあ。今年のクラシックも有力馬が回っていますので、タイトルに期待したいです。あとは精神面でしょうね。こればかりは経験もあると思いますが。

レースに話を戻して、重馬場の中山で激流ペース、非常にタフな流れとなりました。それを上手く利しての差し切り勝ち、展開は向きましたが、今までと違う好走パターンを見せてくれたのは素直に評価していいと思います。強い馬ですね。
ただ皐月は上述の武史騎手が他の馬に乗るため乗り代わり、またダメージの残りそうなレースから中2週ですか。難しそうです。案外狙いはダービーかなと見てます。

買った馬・気になった馬】
⑩ホウオウビスケッツ

 本命、2着。流石にペース的に前がきつかったですがよく好走してくれました。強い競馬でした。その点僕の見立ては間違いではなかったかなと。馬券にしたかったですね・・・。
デビューから2戦逃げていましたが今回は番手に控え、インをスルスル回る器用な立ち回りを見せていました。
2着で賞金加算できたのも大きいですね。今後はマイル路線含め考えるとのことでしたが、皐月選んだ場合はべラジオオペラと同じくやはりこのレースのダメージは響くんじゃないかなと思います。でも牝系重厚ですし距離短縮より伸ばした方が面白いかも。こういう馬がダービーで内枠取ったら怖いんですよね。時計も出せますし、重馬場巧者というよりは良馬場でさらにパフォーマンス上がる可能性も。注目です。

②メタルスピード
 
3着。この馬最後まで相手候補で考えてたんですよねえ。欲張って1点絞りにしちゃったのはよくなかったかも。見ての通り分かりやすく中山巧者です。上2頭と同じく皐月はどうかなあとは思いますが、覚えておきたいですね。こういうのが忘れた頃に金杯とかで穴開けますからね・・・。
今週はシルバーステート産駒が調子よかったですね。終わってみれば牡牝3頭がクラシック権利取りですか。まだいまいち特徴がつかめませんが、優秀ですね。

⑭パクスオトマニカ
 対抗評価、5着でした。この馬の状態も田辺騎手の調子もかなり良さそうで思い切って相手1頭で指名。実際田辺騎手の判断は良くて、前が速くなると見て下げ、べラジオオペラにくっついて外から差してきたのでおっ、と思いましたが、伸びませんでした。まあ現状の能力でしょうね。残念。単純に逃げた方が頑張れるということもあるので、次平場に出てきてあんま評価されてなかったら面白いかもしれません。重賞では現状厳しそう。

⑮セブンマジシャン
 この馬消せたのは良かったですね。流石にホープフルS京成杯ときてここはダメージが重かったと思います。1番人気では手が出ない。結局クラシックに載せられず、無念の結果。重馬場適性も案外だったのかなと思います。基本的にジャスタウェイは軽い方がいいイメージ。黄菊賞とは相手関係も違いますね。一度放牧して立て直しになるでしょう。
戸崎さん1.4倍の馬も平場で飛ばしてたし花粉症キツイんですかね・・・

皐月賞トライアルとして見るとどうか、って感じですが、1・2着の馬はなかなか器の大きさを感じました。今後に注目していきたい。

毎日杯あるけど一応皐月賞への陣容が見えましたね。「主役不在」と言われて混沌の状況なので、重要なのは調整過程の順調さかなと思います。間隔的に余裕をもって皐月賞に参戦してくるソールオリエンス・ファントムシーフ・フリームファクシらはやっぱり中心視することになるのかな。


◆阪大の件

・ボンド飛ぶ
:オッズ的にあんまり勝負する気が起きず、3強の三連複を観戦料代わりに少し買うというやる気ない感じでしたが、⑬ディープボンドが飛んでしまいハズレ。
うーんスローとは思ってましたが、想像以上に馬群が密集してしまいました。スプリングが激流ならこっちは静水。ボンドは斤量と枠もありましたが単純に相手関係的にもう苦しいのかもしれません。去年も阪大に居た連中には先着してるわけですからね。力負けと見てもいいかもしれません。有馬も流石に負けすぎだったし。
それでも次買える条件としては内枠は欲しいところ。それでいてペースを流して馬群を広げてくれる先導者がいることかな。あれ?春天案外面白いかも?人気は落ちると思いますし。スタミナが生きる展開になれば馬券内はありえる。

・パレス逆転勝利
:勝ったのはジャスティンパレス。後出しくさいですが、本命を選ぶとしたら僕はこの馬でした。勝利要因は位置取りと成長ですかね。長距離のルメさんはマジでうまいなあ。全くロスなく運びました。でも直線ぶつかる不利もあったんですよね。それを跳ねのけたジャスティンパレスの成長にも目を見張る。骨格からして足がさらに伸びた感があって、ステイヤーとして成長してる感。斤量差ハンデ1キロボルドグフーシュに与えて勝ってるのは立派よ。
操縦性もあるし京都も向くタイプに見える。タイホとアスクビがやり合ってる後ろからすっと抜け出してきそう。まあ素直に中心視せざるを得ない。

・ボルドグと川田さんの相性
:3強の中でも抜けた人気になったボルドグフーシュでしたが、1と3/4馬身差つけられた2着。有馬2着の実績がありながら、同期のパレスと比べてハンデ1キロお得だったし勝ちたかったですねここは。ただ、この2頭に実力差があるとは僕は思ってなかった。菊有馬はボルドグに、神戸と今日はパレスに展開が向いたという話。

敗因はペースもあるけど、あれだけ上がり特化だったボルドグフーシュが上がり3位。強みが削がれる格好になっちゃったよね。
ここからは勝手なイメージだけど前任の隼人さん福永さんは道中は結構好きに走らせて、勝負所でまくり合図だけするって感じでメリハリをつけてたような気がする。対して川田さんは馬を支配するというドS兄さんなので、スタートからはい出ろ!はい位置取りキープしろ!はい外に出せ!とコマンド入力がえらく多くて、ボルドグフーシュが戸惑ってしまったような感があるんだよね。

出足の鈍さとかはボルドグフーシュの弱点で、そこが改善されたのはよかったけど今日は初コンビということもあって若干ちぐはぐになったなあと。
それでも2着には来てるから、川田さんが長距離下手とはもう言えないかも。週中のダイオライト記念もめちゃくちゃ仕掛け完璧だったし。あとはチューニングという感じで。評価を下げる必要までは無いと思います。ただ、菊と有馬がそうだったように結局展開に左右される馬だというのは留意されたし。

今週は日経賞に注目。本番の春天どうするか分からないけど、ここはタイトルホルダーの巻き返しに期待してみたいかなあ。アスクビクターモアのが人気集めそうだけど、有馬回避からの過程にやや違和感。同型の人気馬は並び立たない可能性高いし、ヒモ荒れ期待で思い切った馬券を組もうと思う。(しれっとアスクビクターモア買ってたらごめん)


今日のひとこと

なんか今年の3歳逃げ先行馬多くない?

気性が難しいのも多いし、流れる前提で考えた方がいいかも。







いいなと思ったら応援しよう!