【競馬反省】タイト【金鯱賞週】
終わってみれば一人旅
買った馬と結果
3/9
中山7R エコロマーズ 4人気13.3倍→4着
中山11R アレグロモデラート 10人気25.1倍→8着
中山12R トールキン 2人気6.2倍→5着
3/10
阪神10R ダディーズウォリア 7人気10.8倍→10着
阪神11R シカゴスティング 3人気8.2倍→12着
中山11R テウメッサ 4人気5.9倍→クビ差2着…
【0-1-0-5】でタ コ 負 け
連勝は4週連続でストップ
まあ連勝はいつか止まるものですからね・・・。
非重賞の反省
【3/9中山7R】
→エコロマーズは4着、まさかの逃げの手に出て、びっくりしました。まあ狙いとしては悪くなかったのかもしれませんが、この日はまだ水分残りでインが厳しかったですね。日曜なら前が残ってたのですが。
インを攻めすぎて4角で内ラチに激突する不利もありました。あれが無ければ外に出せたかもしれないですし、馬券内には粘れたかもですね。ただ勝ち馬せ圧倒人気のヘデントールが馬場に対応してきて、力強く抜け出してきたのでアタマは厳しかったかな。まあこれはやってみないとわからないので。総評して悪くないチャレンジだったとは思ってます。
【3/9中山12R】
→トールキンは5着。4角では手応え良く突き抜けるまであるかな?と思ってましたが、面白いように坂でピタッと止まりました。
全勝ち鞍を小倉で挙げてる馬で、急坂の不安は陣営も口にしてましたが、中山は2歳時の話ですし、出来が非常に良かったのであえて買ってみたのですが、まーダメでしたね。その割にオッズも安かったのでギャンブルとして見合ってたのか?いやはや。ちょっと微妙でした。
まあ能力はあると思うので直線平坦で狙いましょうね。
【3/10阪神10R】
→ダディーズウォリアは10着。いやー全然ダメでしたね。これは見込み違い。このメンツなら地力も足りるかと思ったのですがね。
想定通り外先行だったのですが、中途半端なポジションで脚を使わされたのが堪えたようです。まあ位置を取り切れなかったとこも含めクラスの壁って感じです。人気は相応だったので、枠の利含めチャレンジとしては悪くないと思ってます。
脚抜きのいい馬場のが良いかもしれませんね。スピードは若さですがパワーは年の功だったりします。駆けっこでは中学生くらいになったら父親に勝てるけど、腕相撲ではなかなか勝てないやつ、あれです。筋肉は年輪のような積み重ねもありますからね。
【3/11中山11RアネモネS】
→テウメッサは惜しくもクビ差2着。桜花賞の切符は手にしましたが馬券はハズレてしまいました。勝負レースと思ってただけに、今週はこれが一番悔しかったです・・・これは力的には勝てたレース。
とにもかくにも勝った①キャットファイト大野騎手の判断が素晴らしかったです。出は良くハナも叩けましたが、ダメだよ~とばかりに4番手まで下げ。これ阪神JFでもやって、この時大野騎手めちゃくちゃ叩かれてたのですが、この馬は溜め込まないと良い脚を使えないと理解しての騎乗だったのですね。阪神JFでは結果的に馬と喧嘩する形になりましたが、今回は折り合い付き、やはり負けた経験も決して無駄にはならないということですね。前走坂井騎手がぶっ放した悪影響も、陣営努力でどうにかなったようです。
そして4角では、他馬が伸びる外を選択する中一頭最内へ。この時もう内馬場が乾いてきてることを把握していての好判断です。こうなると爆アドですね。外からの追い比べの形なら、テウメッサが脚色的に勝っていたであろうので、ここが勝敗に直結しました。
テウメッサの話ですが、津村騎手は無難に乗ってくれましたがそれで勝てるほどまだ馬は抜けてなかったようです。その点ではやや期待外れ。個人的にはもっとやれると思ってましたので。
まさに今成長曲線に入ってる馬なので伸びしろに期待します。
アネモネS組は本番用無しというのが通説ですが、キャットファイトともども、例年のアネモネS組よりは素質的に見所がありそうです。ただ王道組もめちゃくちゃ強いので・・・どうでしょう。
重賞の感想と反省
中山牝馬ステークス
本命の⑩アレグロモデラートは8着。
スタート後ろにモタれたタイミングでゲートが開き、出遅れ。この時点で苦しかったですね。捲りを試みましたが思ったより進んでいかず、位置を確保できず結果脚を浪費しただけになってしまいました。
こうなるとドベコースかなと思うのですが、そこから意外と良い脚を使いました。8着ですが、1着とは0.4差しかありません。これ腹くくって追い込みに徹したらもっと際どかったし、スタート良ければ勝ち負けまで行けたのでは?非常にもどかしい一戦でした。
懲りずに福島牝馬Sも格上挑戦してきたら、検討したいなと思ってます。
勝ったのは⑦コンクシェルですが、これはごっつあんですといった感じ。近年まれに見るドスローな入りだしで、前が非常に恵まれました。まあこういうことがあるので競馬は基本的に前が有利なのです。3,4着も2・3番手の馬。
唯一自分で動いて差して2着の⑭ククナは強かったと思いますが、このレースで引退です。お疲れさまでした。てか6歳馬が多すぎてここラストランの馬だらけで次につながりにくいなあ・・・
レースレベルはだいぶ怪しいですね・・・。
フィリーズレビュー
本命の⑥シカゴスティングは12着大敗。鮫島騎手も述べてましたが、スタート良すぎましたね。ハナを叩ける勢いでしたが、今回は溜めるという陣営の意向で、追切から前に馬を置く練習をしていたので下げて番手へ。しかし左右から挟まれる形になり、ストレスフルな競馬になってしまいました。陣営支持なのでしゃーないですが、結果的に逃げ馬が勝ったので、もったいなかった。まあこれは分かって買ったのでどうしようもないっすね。キャットファイトのようにこの経験が次につながることを期待。
勝った④エドヴプレはすいませんノーマークでした・・・。この馬の前に買うべき馬色々居るだろって思ってましたし、正直もう一度検討しても買えてませんね。
予想記事でも書きましたが、このレースは的を絞るのが困難なので、広げて穴を狙うスタンスの人には向きますが単勝一点党的にはやらない方がよかったかもな。
しかしまあ好時計でしたね。歴代2位の勝ち時計を逃げてマークしたのはびっくり、素直に評価したいですね。めちゃくちゃ速い馬場ってわけでもないですからね。弥生賞もですが、時計は良いのに勝ち馬でレースレベルの判断に困るって事例が今年妙に多い気がします。
①コラソンビートは1枠を活かして先行ロスなくタイトに立ち回り、正直これは勝たないといけないレースでしたね。思った以上に④が止まらなかったというのはありましたが。ただ横山武史騎手のコメント。
いつもなのですが正直だな・・・て感じで、その通りの内容だと思うのですが、悪く言えば、他人事に聞こえてしまい、これ馬主とか厩舎とか、イラっとしないのかな?とはちょっと思います。
それでも結果を求められるのが騎手なので、まあ負けたらごめんなさいから入るのがいいのかな?と思ったりはするのですが、社会人根性に毒されてますかね?武史騎手のそういう強気な部分は多分勝負師としていい方向にも出てるんだろうなとは思いますが。変な軋轢を生まないことを祈ります。
金鯱賞
金鯱賞は購入を見送りました。Xで「楽しみな穴馬がいる」と言ってましたが、これは①シーズンリッチですね。ただ高速馬場で成績を上げる論拠が乏しかったこと、思ったよりインにバイアスが働いてなかったこと、増えてるとは聞いてましたが+22はちょっと…て感じで、他に単勝の魅力を感じる馬もいなかったので、レース自体購入を見送りました。この判断は良かったと思います。
シーズンリッチの結果はドベ。ただ好発から果敢にハナを叩くも、⑪エアサージュに強引に奪われ外からもヤマニンサルバムが圧をかけてくる感じで、結果前は苦しくなったので情状酌量の余地はありますかね。次もチェックはしておきたい。
さて勝ったのは④プログノーシス。5馬身差圧勝でした。お見事。
末脚があるのは分かってましたが、立ち回りが見事。③ドゥレッツァの真後ろにつけると、インのスペースからスルスルと位置を上げ、4角ではもういつでも抜けだせる態勢でした。強い馬にこんなタイトな立ち回りをされたら他馬は成すすべがありません。川田さんは芝2000内回り戦なら今日本一ですね。ルメールより上手いです。というか、中京のルメールはめったに来ない分少しコーナーワークが甘く、割引が必要そうです。平場では馬の力で勝てますが、同等以上の馬と相対すると差が出る。
僕はこういう立ち回りはドゥレッツァの方ができるかな?と思い、速そうな馬場も含めこの2頭の比較はややドゥレッツァ優勢で見てたのですが、お見それしました。プログノーシスの大味なイメージはもう捨てた方がよさそうです。精神面の成長が素晴らしいですね。これなら香港でもG1勝ちに期待が持てそうです。これで川田騎手曰く体調悪かったそうなので、上積みは当然ありそうで。
③ドゥレッツァは4角で外を回す中京では御法度の大味競馬で、流石に最後は上がってきましたがプログノーシスには遠く及ばず。本来は京都記念での立ち上げを考えてたそうですが、体調の回復に相当時間を要したようで。行きっぷりも悪かったですね。
まあ叩き台としては、さほど悲観する内容でもない気はしますが、ここからまた3200に再延長ですか。
「前年の菊花賞馬」は春天において鉄板級ではあるのですが、この異端ローテがどう出るかは気掛かりです。
もう一頭取り上げときたいのはやはり⑥ヨーホーレイク。
屈腱炎から2年以上の間をあけて3着。レース勘が鈍るどころか行きたがるのを宥めるくらい前進気勢があり、スムーズに先行して立ち回っての好走です。
追切から状態が良さそうなのは分かってましたが、勇気が出ず買えなかったって人は結構多いんじゃないかな?ある程度順当に力を出せば、まあそりゃ実績的にちょうど3着だよなって感じですよね。
先週大阪城Sで復活勝利した同期のステラヴェローチェ、さかのぼれば2022年鳴尾記念ヴェルトライゼンデなど、屈腱炎は回復する病気になってきているなあと感じます。医学とノウハウの進歩。
特にこれらはノーザンファームの生産・管理馬で、レースに使わずとも外厩で仕上げてくるので、要注意。もう長期休養だろうが追い切り動けてたら大した割引き材料にならなくなってます。むしろ舐められてたら積極的に買いたいくらいですね。
見立て自体は悪くないレースもありましたが、時の運というものもありますからね。毎回はうまく行きません。立ち回り反省すべきは反省して、切り替えましょう。
中山の馬場は難解でした。終盤は雨が乾いてインが復活してたのかな?様子を見つつあんま決め打ちはしないようにしたい。中京はこの分だと案外もう来週は差しが効いてきそう。
来週は4重賞ですか。忙しいな。
特に注目は阪神大賞典ですかね。やはり春天に向けては王道の前哨戦で、注目はブローザホーンでしょうか。完全に本格化しており、ここを圧勝するようなら、春の盾筆頭候補に躍り出るかもしれません。
名手武豊が乗る古豪シルヴァーソニック、スタミナ豊富で延長&阪神替わりはプラスになりそうなサヴォーナも期待。
今日のひとこと
福永先生初勝利争い、熾烈
武豊もそうですが、岩田望来騎手も神騎乗2着で笑いました。ガチってますね。
次週に持ち越しになりましたが、これはあの男がぎらついてるでしょうね・・・