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【競馬反省】金色の春風【大阪杯】

魔法をかけましたね

◆大阪杯(G1・阪神・芝2000m)

・予想

今回も予想記事を書いてますので宜しければこちらを

◎ジャックドール
○ラーグルフ
▲マリアエレーナ
(◎単勝とワイド流し2点)

・結果

◎単勝 的中!
土日重賞は続けて◎単勝的中となりました!

・回顧

【マジックザレジェンド】
 勝ったのは⑨ジャックドールでした、もうね、秋天でジャックドールを本命に買ってた人からしたらほんとに胸がすくレースでしたね。こういうジャックドールが見たかったんだよ!

 
テンから少し息を入れた後は淡々と速いラップを刻む得意の高速巡行、ついてこれるならついてきてみろという感じで、スピードで後方勢の脚を擦りつぶす逃げ。ジャックドールの持てる能力を搾りカスが出ないくらい搾り切りました。ひとえにレジェンド・武豊騎手の神騎乗と言っていいと思います。そしてそれに応えられるジャックドールもG1を取るべき器の馬だったということですね。去年の白富士Sの前から注目していた僕としてはこの馬の能力が証明された感があって嬉しかったです(後方彼女面)

 この走りを可能にしたのはもちろん武豊騎手の常人離れした体内時計もありますが、ハナに立ち切るまでのスタート。ここが一番大事だったのは言うまでもないでしょう。香港カップはスタートで出負けて逃げることができませんでした。慣れない環境と調整失敗で度外視、と言うのは易しですが、メンタル面で後を引かないか?次も同じ失敗をしたらこの馬は「終わって」しまうのではないか?と陣営の心配はいかばかりだったかと思います。武豊騎手も戦前会見でスタートについては再三触れていました。おそらく普段からコツコツと立て直しに取り組んでこられたんでしょうし、実戦で修正した騎手も完璧な仕事をしたと思います。そういう意味でもよかったですね。

 ということで馬券の話。相手に何を買うかは非常に迷った一戦でしたが、本命は割とこの馬ですんなり決まり。戦前からこの馬にははっきりしたアドバンテージがありました。(予想記事参照)
想定以上のパフォーマンスを見せてくれてよかった。今後は秋天でのリベンジを最大目標にローテを組む、次走は宝塚も視野とのこと。一貫して2000を使ってきた馬なので延長はどうか?通常日程に戻って荒れ馬場になりやすくなった宝塚の舞台はどうか?というのは正直あり。まあでもあんまり先入観は持ちすぎず見たい。(出るかはわかんないけど)
手前の問題もあり、東京2000がこの馬のベストコースだと思う。パンサラッサがいなかったら、イクイノックスとも渡り合ってくれるんじゃないかなと期待しています。ドウデュースと被ったら鞍上どうするんですかね?
誰とは言いませんが、もう一度チャンスがあればいいなあ・・・。


【買った馬・気になった馬】

⑪スターズオンアース
 2着。結果的に無印になりましたが、この馬を買うかは非常に迷いました。カチカチ馬券にはなりましたが、それでも買えばよかったと後悔する末脚。古馬牡馬に揉まれても強い馬だと証明しましたね。斤量改革で牡馬が58キロを背負うのは牝馬に有利になるんじゃないかという説もあったり。ジェラルディーナもそうですが「強い女」には要注目。
この馬の能力が凄いのは分かったのであえてケチをつけますが、スタートはやっぱり良くなかったですね。秋華賞よりはマシレベル。外目後方追走になり、4角回ってもまだ後方馬群の中。コース形態・この日の馬場バイアスを考えても好走は難しかったと思いますし、その点この人気でこの馬を買わなかった、という判断は合理性はあったと今もまあ思ってはいます。なお関東馬であることはあんま気にしてませんでした。(予想記事参照)
それでも来たのは、ルメール様ですね。あの状態から馬群を交わしに外に動いたり、やりたくなると思うんですがコーナーを回っても馬群がばらけるまでじっとしていました。それがあの際どい結果につながったと思います。並みの騎手なら外を回したり、はやめに捌きに行って詰まったりして普通に飛んでた可能性が高いかと。結局この大阪杯は武とルメールというレジェンドのイチャつきあいだったんだね・・・

ぜひ今後も競馬界を楽しメールさせてほしいものです。
結局スターズオンアースを一度も買ったことのない私ですが、今後はどうでしょう、宝塚まで間隔を開けるのか。もしVMに行ったら懲りずに軽視したいと思ってます。本質的には中距離馬なのがはっきりしてきましたし、このテンでは追走が難しそうで。そもそもルメさんがソングラインとかに回るなら行かなさそうだけどね。まあなんにせよ今後も注目の一頭です。意地を張らずに買えると思ったら買うよ!

⑬ダノンザキッド
 3着。またしてもこの馬が買えませんでした。悔しい。香港カップの時に触れてたと思いますが、大阪杯はこの馬に合うと見てました。まさかの10番人気となめられまくっておりました。買えませんでした。僕なら買えたはずです。猛省。きえええええええ!!!
まあ前走の意味不明な大敗、ゲート試験を挟む過程、外目の枠が気になったわけですが、問題なかったですね。もうゲートに関してはいつものことなので気にしない方がよさそうですね何なら。テン乗りでしたが横山和生騎手のエスコートもよかったですね。ダッシュをつけて早めに先行して外枠の不利を潰していきました。瞬発力というよりワンペースで粘りが効くタイプの馬ですし、ジャックドールの作ったペースも良かったと思います。この馬は馬を支配するドS川田さんより、かずおみたいな当たりが柔らかくて自由に走らせてくれるタイプが合うんですかね。

昨年からむしろ中距離質になり、かつ安田記念は瞬発戦になりやすいので適性からは少しズレてくるのですが、結局人気したら怪しむ・ナメられたら買うでいいのかなと思いますこの馬は。まだ間に合うはず。上手く癖馬キッドと付き合ってまいりましょう。

②マリアエレーナ
 単穴、5着でした。最後良い脚を使っていただけに、ポジションを取り切っていたら馬券内はあったのではと思える内容。残念ですね。
スタート好発しましたが、浜中騎手曰く「馬場のボコボコしたところで二の足がつかなかった」とのことで、⑦マテンロウレオ④ノースブリッジよりさらに後ろまでポジションを下げてしまいました。小柄なこの馬の欠点が出てしまったんですかね。G1レベルだとこれだけの不利で勝負圏外になってしまうのだから難しい。
さらにノースブリッジの手ごたえが早々に悪化したことで後ろに下がり。この時点で僕はもうジャックドールの単勝しか見てませんでしたね。
それでも5着まで来たのですから、決してハンデG3止まりの馬とは思ってませんし、素晴らしい速力を持ってる馬だと思います。なんとか能力の証明ができればよいのですが、適鞍が難しい。とりあえず坂井瑠星騎手に手を戻してみてほしいんですけどね。

①ジェラルディーナ
 6着。岩田望来騎手の騎乗は、もちろん与えられたチャンスという側面があったと思いますが、次の香港QE2C、宝塚への叩き台・外国人騎手に後腐れなく乗り換えやすい存在というオトナな事情はあったと思います。なんとか爪痕を残したかったですが、先に述べたノースブリッジ早めギブアップ事件のせいでマリアエレーナの後ろだったこの馬も連鎖的にポジションを悪化させました。望来騎手は動いていくというより出たなりでリズムに乗せる騎手ですし、まあどうこうしろってのは酷だったかと。そもそも2000もややこの馬に短くなってきてるのかもしれません。宝塚では見直せるでしょう。

⑥ヴェルトライゼンデ・⑭ヒシイグアス
:スターズジャックに次いで支持されましたがそれぞれ9着・7着と敗れました。ヴェルトライゼンデ川田さんは何とかインに入れようと悪戦苦闘、ヒシイグアス松山さんは最初からインに入れるのは諦めて外目を気持ちよく追走させると両者対照的な競馬をしていました。が、仲良く敗退。4角ではもう勝負圏外って感じだったので、乗り方以前の問題だったのかな。
ヴェルトライゼンデはやはりもう少し左で長め、ヒシイグアスは体調面がまたも良くなかったのかも。体重の乱高下はやはり良い事ではない。そうこうしてるうちに中距離戦線が充実してきたし、年齢的にもなかなかG1でアタマまでは厳しいのかなあ・・・どうでしょう。

⑧ラーグルフ
:対抗評価にしていましたが11着と大敗。うーん。こんなに負けてしまうとは思ってなかったんですけどね。まあスタートが遅かったですね。最後方追走。外ぶん回し。見所がありませんでした。出遅れ履歴が多いわけではないのでタイミングが合わなかったとかもあるとは思いますが、ふわっと折り合う戸崎さんよりもう少しパワフルに追う騎手が合うのかもしれません。菅原君でもう1回見てみたい。むしろ距離延長してみてもいいのか?


見所たっぷりの春の中距離王決定戦、楽しかったです。馬券も当たって何よりなのですが、土日続けてヒモは外してしまったのが反省点です。せっかく調子がいいのだから、ここらでホームランが欲しいです。どうせいずれ当たらない時期が来るんだから。どかんとアドバンテージを稼ぎたい。

桜花賞はリバティアイランド1強ムードが漂っていますが、乗っていいのか?相手を探すレースなのか?しっかり精査していきたい。全馬レースに目を通しておきたいですね。


・次回予告


桜花賞も楽しメール!?

武豊のライトクオンタム、ルメールのハーパー。要注目。





 

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