49ELEMENTS 01 感想
大変遅ればせながら、「THE IDOLM@STER SideM 49 ELEMENTS -01 High×Joker」
発売おめでとうございま〜〜〜〜〜す!!!!!
担当ユニットの新しいCD嬉しい!新ユニット曲嬉しい!2つ目のソロ曲嬉しい!斬り込み隊長ハイジョ嬉しい〜〜〜!!!で発売前からテンションアゲアゲでした。
私事ですが、この度プロデューサーになって初めて担当のCDリリースに立ち会いました!売り切れ続出で自分の分が手に入らなくても、「担当ユニめちゃめちゃ売れっ子じゃん……!」とニコニコしていました。3店舗回ってようやくゲットした思い出を大切にしようと思います。(ちゃんと予約しましょう)
ということで以下曲の感想です。
1.キセキ的STARRY-TUNE!!!!!
試聴公開時にみんなが思ったであろう「これカシオペアじゃん……!!!」を裏切らずさらにその期待を軽々と超えていった神ソング。
「青春っぽいことしたい!」という動機で隼人が始めたバンドの歌詞(しかも隼人パート)に「ふざけ合ってるこの日々を"青春"と呼ぶのかもなんて」って入ってるの良すぎませんか!?
憧れていた「青春」に身を投じていたことに人は案外大人になってから気付いたりするものですが、今の段階でそのことに気付けたHigh×Jokerのみんなはこれから先「普段通り」をより一層大事にしていくんだろうなと思います。
1番サビ前が夏来パートなのがめっちゃめちゃに好きです。しかも「一歩ずつを何度も積み重ねた思い出」っていう歌詞が夏来っぽくていいですよね。なんだかナツゾラRecodesを思い出します。
サビの疾走感が最高にHigh×Joker〜〜〜〜〜!!!!!この音域で5人のユニゾンがこんなにまとまることあります!?!?!?
秋山隼人くんの「届け、響け、俺達のメロディ!」というセリフがとても好きなのでサビ終わりの歌詞が大変よかった!
ここすき!!!!!!!!!!!!(315億dB)
フレーズが「」で括られてるのがすごくいいですよね!そして最後の隼人の「かき鳴らせ」があまりにも良すぎる。かっこいいよ〜〜〜!
わたしはPRECIOUS TONEの「かき鳴らした汗の結晶も空を駆ける流れ星になれ」というフレーズがとても好きでして、星空をテーマにしたこの曲に同じワードが出てきたことがなんだかとても嬉しかったんですよね……。
そしてこのCメロの畳み掛けを抜けた先の「澄んだ空気が遠く光る」が本当に良い!!!!!!
「夜空 最高に綺麗だったよ」が過去形なのがなぜか無性に気になる。ここのフレーズを聴くといつもHigh×Joker(20代のすがた)の幻覚が見えます。未来の彼らが、朝焼けを背にいつか見た夜空を振り返っているような。
最後にひとつだけ言ってもいいですか?掛け合いパート作ったんだからライブで披露するときは絶対5人全員揃えてくれよな〜〜〜〜〜!!!!!
(Pになってからライブで担当ユニットが揃った姿をまだ見たことがないPより)(SITFも待ってます)
2.HEAT BEAT "Identity"
トラック2にして早くも来てしまいました担当のソロ曲。オリピはユニット内ラストだった隼人が今回は1番手なのなんかいいですよね。
オリピ09は他メンバーが全員メンタル属性だったのもあって「隼人ってフィジカル属性だけどメンタルみもあるよなぁ」なんて思っていたんですが、ここにきてバチバチに燃え上がっていてフィジカル〜〜〜!!!になりました。
タイトルや歌詞にもあるようにこの曲はとにかく秋山隼人の「存在証明」が詰め込まれた曲なんだなと思います。
日頃から「みんなに曲を聴いてもらいたい」「俺たちの音楽を届けたい」という思いを口に出している隼人が、自分のためだけに歌ったのがこの曲なんじゃないかなと。
秋山隼人が、自分のエゴ、なりたい姿、譲れない思いを書き綴り、かき鳴らした結果が「HEAT BEAT "Identity"」なんだと私は思っています。かっこいい〜〜〜!
それはそうと2番Aメロの歌詞にどことなく四季くんを感じてフィジジョ先輩後輩関係性オタクはぶっ倒れてしまいました。
隼人の「理想」はそれこそスミスっちとかになるんですかね。隼人がギターを始めた日のことが知りたいな〜とずっと思っています。
時折「HJNLは隼人が書いたんだよな……」と思い返してはしみじみとその歌詞を噛み締めているオタクなので、「限界まだ先だろ 何も書ききっちゃいないさ」でグッッッッときた。「もう限界なんて決めない!」と歌っていたころから彼が大事にしてることなのかなぁと思っています。
この曲は自分の存在証明を歌いあげる曲であると同時に、まだ「自分」を探している誰かの背中を押すような歌詞になっているところが隼人らしくてとても好きだなと思います。頼む百々人、この曲を聴いてくれ。
3.SCOREBOOK Memories
ベースの音から始まるの最高すぎ!?!?
爽やかな風に乗って音がやってくるような、今の時期にぴったりな曲だ……!しっとりしたイントロから始まるGenuine feelingsから一転、今回は旬の歌い出しから始まるところが好きです。
Genuine「どんな世界へ行こうか」⇔SCOREBOOK「まだ知らない世界があった」の対比めちゃめちゃいいですよね……。ずっと想像上の世界にいた旬が、今は自分の足で世界を広げていることが伝わってきてとても好き。
わたしはコングリカバーで旬が「世界の広さに怯えないで」を歌ったことを未だに引きずっています。
「知らない自分の感情に気づくたび少し怖い」と溢していた子が「鮮やかすぎて嬉しい」とストレートに表現することの破壊力〜〜!!!今回のジュンっち本当に素直でとてもかわいい。
ここすき〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!Genuine feelingsにおける「君」は夏来だけを指す言葉だったのが、今回は「君」にハイジョひとりひとりが当てはまるんだなぁ。
個人的に隼人が「君が綴ったコードワーク」なところにグッときました。旬にとっては一緒に作曲している思い出が強く残っているのかな。
「素直な心を、信じてみよう」からこの曲に繋がるの本当にすごいな……。ジュンっちのキラキラした気持ちをいっぱい浴びられる日光浴みたいな曲だなと思いました!
4.ダイヤモンド・メゾフォルテ
まずタイトルから天才。わたしは夏来の思いや意志の強さがとても好きで、それをダイヤモンドという夏来の象徴である水色の宝石で表してもらえたことがなんだかとても嬉しかったです。
「歩き出したい」「奏でたい」と歌詞にもあるように、夏来って言葉にするのに時間がかかるだけでちゃんと自分の気持ちを持っているんですよね。
しろたんさんコラボのときの「しずかに、ゆっくりしているけど、じぶんのきもちはちゃんと伝えられるよ。」という文章が大好きです。
サビになるとより一層夏来の強い気持ちが感じられて本当に好きだ……最高の歌唱をありがとうひろひろ……。あと音楽にあまり詳しくないのでただの素人フィーリングなんですけど、サビのコード進行やBPMがなんかback numberっぽいなと思いました。
Genuineの「逸らすことはしたくないよ」、ナツゾラの「逃げない君の背中 誇らしく思えたよ」がとても好きなので、今回の「キミは俯かずオレを見た」でベショベショになっています。
旬の背中を見ていた夏来が、今は「視線交わしてうなずきあった」んだなぁ……。
「この道を歩まずにいたなら すれ違うこともないような人たちと」って歌詞めっっっっっっっっっっっっっちゃ良い。ありえん良い。
High×Jokerの2年生って「アキヤマ」「サカキ」「フユミ」「ワカザト」で、全員同じクラスだったとしても出席番号が近いわけでもないし、ましてや全員タイプがバラバラだしで、絶対に自分から関わることがないと思ってるんですよね。
このフレーズで夏来は自分でもそう思ってるんだなと知ったし、そのうえで5人が巡り合えた奇跡をより一層大切にしたくなりました。
ここに夏来のすべてが詰まっている……。
わたしはナツゾラの「ほんの小さな一歩でも 自分なりの精一杯は まだ見ぬ未来への意味ある一歩さ」というフレーズが本当に本当に大好きで、その一歩に夏来が確かな手応えを感じてくれていたことがとても嬉しいです。「過去の肯定」って多分SideM的にもとても大切なテーマだと思うので……。
フォルテではなくメゾフォルテ。小さな一歩をひとつひとつ積み重ねてきた夏来にぴったりの音楽記号だなと思います。あとなんかゆっくり結晶化した鉱石は硬いみたいな話ありませんでしたっけ(理科できないP)
自分の意思でジュンの側にいることを選んだクラングファルべを経てこの曲をお出しされるのめちゃめちゃ良かったです。夏来がキラキラ輝く姿をこれからも見ていたいなぁ。
5.Like a Rolling Donuts!!
言葉遊びがとにかく楽しい!
「あっちもこっちも」「にっちもさっちも」のような語感のいい言葉を多用したり、「sing sing」と「新鮮」、「turn turn」と「大胆」で韻を踏んだり、聴いている人を飽きさせない。裏拍のリズムにずっとウキウキする!
タイトルが「Like a rolling stone」を真似ているように、「明日は明日のフレーバーで」「故きを温ねファッショニスタ」などことわざがちょこちょこ入ってて面白い。春名の枠に囚われないところというか、自由な雰囲気が出ていて好きです。元の意味知ったうえで使ってるのかな?と疑問に思ったことは内緒です。
「大胆なら進行形」というフレーズがめちゃめちゃ好きなんですけど、その後の「少し焦げてたって甘くはしゃぎたいね」がものすごく春名を表しているなぁと思いました。「楽しいことがないなら、自分で作る!」という春名の座右の銘が大好き!
わたしはSLのドラマパートで旬が「春名さんはドラムに対して真面目ですよね。体力を使う楽器なのに練習量も多いですし」って評してたことが大好きでして……………………。
家庭環境も2回の留年も一生懸命ドラムを練習したこともアイドルになったのも春名だけの人生で、それを本人が信じられているということがとても素敵だなと思いました。これダイヤモンド・メゾフォルテでも同じようなこと言いましたね。リズム隊forever……………………。
春名の可愛くて優しくて元気で真面目でお兄さんなところを大好きなドーナツのかたちにギュッと詰め込んだような曲だなと思いました!本当にポップで楽しい〜〜!
6.ハイパービリーバー!!
この曲に関してはもう何から言及すればいいのかよく分からない。初見の感想は「伊瀬谷四季くんのこういうところが好き!と野上翔さんのこういう歌聴きたかった!の詰め放題」でした。
どこを切り取っても歌詞が本当に素敵で四季くんらしくてビッグビッグ感謝。「帰りたくないって思うくらい」だった四季くんが「帰り道反省会」してるの超良くないですか……。
「影が伸びる」という言葉は夕暮れの物悲しさを表すことに使われがちですが、四季くんは理想に近づこう影を伸ばしているところがとっても好きです。夕焼けの使い方が上手い。
「百万回の挫折と感動とキラめきがオレを待っている」がフレーズとして強すぎて痺れた。
四季くんはこれからの挫折を覚悟していて、それでもそれを乗り越えた前提で、感動とキラめきに手を伸ばすんだろうなぁ。なんて眩しくてかっこいいアイドルなんだ。
フィジジョ先輩後輩関係性オタク、爆散──。
「あのメロディ」は絶対に新歓ライブのことですよね……本当にあの日の思い出をずっとずっと大事にしてくれている四季くんが大好きです。ORIGINのマイデスク台詞一生忘れない。
「涙目じゃ終われない」を聴いたとき「四季くんも悔しくて泣きそうになることがあるんだ」と思い、それがずっとじわじわ来ている。これは青春!サティスファクションの「悔しい夜に泣かされても」を聴いたときにも同じことを感じました。
ここのパートで特に好きなのが、最後の「あの彼方へ届けたいから」です。隼人がよく使う「届けたい」というフレーズを四季くんも使ってくれて、隼人が大事にしていることをちゃんと汲み取ってくれているんだなぁと思いました。
どうしてこんなに伊瀬谷四季くんのかたまりみたいな詞が書けるんだ……?
わたしはモバエム四季くんの
「いろいろ考えてみたけど、悩むヒマがあるならガンガン歌の特訓することにしたっす。男は結果で語るモノッてね!」
という台詞が本当に好きなんですよね。
四季くんを構成する要素としてここを拾い上げてくださったことがとても嬉しかったです。
そして「オレ、何もないっす」と言っていた子の口から「何百万回越えてくハードルはいつしか自信になっていく」と語られることの重みと説得力よ……。四季くんが今の自分に胸を張れるようになっていたら嬉しいです。
伊瀬谷四季くん、一生好きだ…………………。
先輩たちに近付こうと影を伸ばし、子猫ちゃんアンド野郎どもに歌を届ける四季くんの「届いてますか」「オレは歌うから」という強い意志に惚れない奴いる?いねぇよなぁ!!!
ここの「オレは歌うから」で、ハイパービリーバー!!とHEAT BEAT "Identity"の届けたいメッセージは同じなんだなと思いました。誰かの背中を押す曲であり、自分の存在証明となる曲。
せ、先輩後輩〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!
この流れからのラスサビの歌詞があまりにも良すぎる。「夢は全部現実(いま)になっていく」っていうフレーズ超いいですよね。ひとつひとつ叶えていく四季くん本当にかっこいいよ。
ハイパービリーバー!!というタイトルや「これまでの全て信じてく」と歌詞にもあるように、この曲は「届ける」「信じる」がキーになっているのかなと勝手に思っています。
この二つのワードに覚えはありませんか?
ワ…………ワ………………………………!!!
フィジジョ先輩後輩関係性オタク、見事に滅多刺しです。
これは試聴公開時の私のツイート
7月に四季くんのリメショが実装されたわけですが、そのスカウト台詞を見た感じ四季くんは当時のことを覚えていなくて、そうなるとずっとカラオケに行ってばかりだった四季くんにステージの上で歌う楽しさを思い出させてくれたのはやっぱり秋山隼人なんだなぁ。
あの日かき鳴らしたギターの音が、粗くても只まっすぐ進み続けたその一歩が、こんなにも素敵な未来を連れてきてくれたよ。
ハイパービリーバー!!、無限に噛み締められる最高ソングでした。新谷風太さん、矢野達也さん、野上翔さん、伊瀬谷四季くん、本当にありがとうございました…………。
こうやってひとつひとつの曲を振り返ってみると、49ELEMENTSはHigh×Jokerの「過去」「現在」「未来」が全部詰まっているんだなと感じました。過去があるから今があって、今があるから未来がある。5人のこれまでの成長とこれからの期待に満ち溢れた素敵なアルバムでした!
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