新たな一年に、なにを想う。
2019年、4月。
当時大学4年で就職活動中の私は、面接終わりに東京ではじめての花見をした。
1番近い道で1番寄れそうだった、六本木のミッドタウンの夜桜。
もちろん、京都でも桜は見てきたし同じ桜に変わりないのだが、都会のビル群から照らされた夜桜は、私にとっては知らない世界で心踊らされるものがあった。
そこから4年経過。
2023年の3月の今日、私はまたひとりミッドタウンの夜桜を見に六本木へ訪れた。
行こうと思って行ったのではなく、中目黒で作業しようとしたらあまりの人の多さに観念して60分走行無料キャンペーン中のLUUPでひとっ走りしたかったといったくらいの気持ちだった。
20時過ぎ、ひと仕事終えて桜を観に行く。
夜桜との再会。
あれから4年。
この間に社会人になって首都圏に住むことになり、コロナもやってきてマスクが義務から任意になり、戦争がはじまってしまったり、チャットGPTのようなエイリアンレベルのAIが登場したり。。。
時代はすごいスピードで移り変わって、私も一応成長した(つもり)だったけど、六本木の桜は何一つ変わっていなかった気がする。
もうすぐ、社会人3年目も終わり、4年目になる。
2022年度は、仕事も異動で分岐点になり反省や挫折も1番多い1年だった。まだまだやりたいことを実現する上で、度々実力不足を思い知らされる日々だった。
でも、社会人になって1番楽しく刺激的な1年になったと思う。
社外ではアートとコピーに通ってデザイナーさんとコンペに挑戦することができた。
販促コンペは二次通過までできて前回のリベンジも果たせたが、もっと上を目指したくなったし、アートとコピーの最終課題はいいものを作れたけど1歩届かない壁を感じた。
一方、クリエイティブアド、SixSheetAward、ACC、ワクコエ、ヤングカンヌ、メトロアドは届かなくて悔しい思いもした。
コピーライター叩き上げコースでコピーをもう一度勉強し、TBWA Disruption Schoolではストラテジックプランナーという本職を磨くために戦略の考え方を鍛え直すこともした。
勉強会やセミナーで知り合う人も増えて、ライティングでも新しい挑戦が多かった。人生初の個展では、ストーリーを描くチャレンジもできた。
2023年度、大事な一年になると思う。
3年目は少しバタバタしていたせいか体力不足も否めなかったので、スタミナをつけつつ時間の使い方も考えていきたい。