なんだ、選んでいた道はあながち正しかったんじゃないか。
できること、やりたいこと。
仕事選びにおいて重要な観点。
だが、「やりたい」ことが自分に向いているかどうかはわからない。
オレゴン大学で「顧客が本当に必要だったもの」という話が印象的である。顧客から話を聞いて実装まで行うが、IT業界ではたくさんの人が介在した結果、顧客が本当に必要だったものとは違うものが出来上がった、と言う構図である。顧客がうまく言語化できていないとかなり難しいである。
これは、結論としてはキャリア形成でも通じるところではないだろうか。
つまり、あれこれ手を出す中で自分のやりたいことと、実際に「自分が本当にやりたかったこと」と乖離が出てしまうことが多い。
できること、やりたいことなど、散乱してしまい、「本当に自分がやりたかったことはなんなのか?」分からなくなってしまう。目先のやりたいことに飛びついて後悔することもある。
実は、私がそのうちの一人だと思っていた。
この「思っていた」とは、正直自分の選んだキャリアが正解だったかもしれない可能性も感じているからだ。後悔していることもあれば良かったことももちろんあると思う。色々経験させてもらっている点では非常に恵まれているし、今後どのようにすべきかがある。
私は、つくづくやりたいことが多くなりすぎて自分のことが決められない。しかし、最近考えた結果としては自分の今後へと大きなステップとなる選択肢を選んでいたのではないかという希望にまで見えてきた。
そう、今からでも何にでもなれる。
今幅広くチャレンジさせてもらっている環境にいるからこそ、私は今後多分マーケッターにることも、クリエイターになることも、どっちもなることだって夢じゃない気がしてきた。今後の人生を開く上で自分がどうなったら幸せか?どちらから極めるか?それだけな気がする。別に諦めなくていいんだ。そう思い始めてきた。
割と飛びついていて軸がブレているようにも自分は感じていたが、意外と一つの軸で繋がっていた。そんな気がしてきた。
最近まで、自分のことを悲劇のヒロインぶって悲しみに明け暮れていたのはなんだったのかというくらい光が差し込んできた気がした。
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