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【海外ニュース】ビジネスタスクの自動化に特化したスタートアップAutomationBot

フランスのSmart Manufacturing Summit by Global Industriesが
LinkedInにて投稿している海外ニュースの日本語翻訳版をお送り致します。

今回取り上げるニュースは、
ビジネスタスクの自動化に特化したスタートアップAutomationBotについての記事です。
(一部日本の事例を追加しております)
※原文はこちら

■ RPA導入で「誰がやっても同じ仕事」を70日分削減

宅配業者の送り状の作成や印刷。
業務管理システムに入力された日報と退勤管理システムの残業時間の照合。

「誰がやっても同じ仕事」
「できて当然の仕事」

山形県山形市の会計事務所が
RPA(Robotic Process Automation)の導入で
「誰がやっても同じ仕事」、
「できて当然の仕事」を
自動化したことで年間70日分の業務削減に成功した事例が
2023年2月8日放送の「クローズアップ現代」にて紹介されました。
※詳しくは、
こちらの放送などを書籍化した「中流危機」をご参照ください。

「Industry 5.0」では、
人間と機械が共に働く環境を作り出し、相互補完的な関係を築くことで
人間の利益や幸福を向上させることが求められています。

日本においてもRPAの導入が進む中、
フランスのスタートアップが個々の企業の課題に適した
RPAの導入、開発を行うソリューションの提供に乗り出しています。

■ ビジネスタスクの自動化に特化したスタートアップAutomationBot

RPA (ロボティック プロセス オートメーション) 分野の
専門家であるAutomationBot社は、
7 年前の設立以来、反復的で付加価値の低い
「誰がやっても同じ仕事」を自動化するために
新しい自動化手法の設計と開発を行ってきました。

現在、AutomationBot社が抱えるクライアントは、
中堅企業 、通信、銀行/保険、製造業、
さらには医療分析研究所や病院を含む医療など、
さまざまな業種の複数の部門に広がっています。

同社のディレクターであるPeter Basedaは、
「AutomationBotは主に、財務部門、人事マネージャー、
顧客サービス部門に対して、管理タスクの自動化に取り組んでいます。

20年以上の経験を持つ当社のデータサイエンティストは、
人工知能アルゴリズムと当社の様々なロボットを組み合わせることで、
各企業や部門が削減したい「誰がやっても同じ仕事」の
自動化に取り組んでいます。」と語っています。

50名の専門スタッフが働く同社の半数は
フランス国内で働き、残りはスロバキアで働いています。

現在、大きな成長を遂げている同社の売上の80%はフランスですが、
ポルトガル、スペイン、ルクセンブルク、スロバキアの
企業のサポートも実施しています。

AutomationBot社は、RPA分野における高度なノウハウに加え、
クライアントが抱く課題に対して利用可能な自動化ソリューションが
市場にない場合は、AutomationBot社が個々の企業に必要な
自動化ソリューションを独自に開発する特徴があります。

クライアント企業が求める自動化ソリューションを提供することで、
平均で5〜6ヶ月。
早い企業だと2ヶ月で
企業がAutomationBotに支払う費用を回収することが出来ます。

また、RPA に関する専門知識を維持するために、
この新興企業は現在イノベーションに注力しています。

同社の人材は定期的に研修を受け、
早期にスキルアップを図ることで、
クライアントのさまざまな課題に応える新たなソリューションの
模索に積極的に取り組んでいます。

<<Smart Manufacturing Summit by Global Industrie>>

開催期間:2024年3月13日(水)〜15日(金)
開催場所:Aichi Sky Expo(愛知県国際展示場)
主催:GL events Venues
URL:https://sms-gi.com/
出展に関する詳細&ご案内はこちらからご覧ください。

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