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船舶免許の勉強は順調
スマ免許を申し込んだその日から、メールで届く
ログインIDとパスワードで勉強を開始できるようになります。
noteに逐一進捗を書こうかと思ってましたが、その余裕は無く
だいぶ経過してからの今に至ります。
内容の紹介
学科講習
動画とテキストで学ぶべきポイントが、ガッツリ記載されてます。
教科書と講義が一緒になっているような感じです。
練習問題
学科講習で学んだことの復習用練習問題が、1項目につき10-20問用意してあります。連続で似たような問題ばかりなので頭には入ってきます。
※間違えた所とかの記録は残らない仕様なので、自身でメモっておく必要があります。
暗記対策
暗記系の単語やら、内容やらの確認用になっている。
ちょっと使いにくい
試験シミュレーション
パターンが3つ準備されており、それぞれ実践形式での問題が出てきます。
※これも間違えた箇所の記録機能は無いので、自身でメモる必要があります。
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実際に学習を進めてみて
学習の進捗で進捗状況を確認できる
※しかしこれはやったかどうかの確認で、どこまで覚えているかではない
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64項目もあるが、大きく分けると5科目です。
1、小型船舶操縦者の心得及び遵守事項
2、交通の方法
3、運航
4、上級運行1⃣(1級のみ)
5、上級運行2⃣(1級のみ)
1科目づつ、コンプリートしていけば余裕かと思った時もありました。
それぞれの特徴
1、小型船舶操縦者の心得及び遵守事項
一般常識と制度などの基本問題で数回読み聴きすれば、なんとかなる
人には迷惑をかけない、自分勝手は良くない、など結構当たり前な内容も多い
全12項目
以前、鎌倉の海岸をプレジャーボートで爆走した事件がありましたが
あぁ言うのは普通に考えてNGです。
操縦されてる方も免許の試験時に学んでるはずなんですけどね。。。
2、交通の方法
船舶に関係する法規が中心となります。
港則法や海上交通安全法、海上衝突予防法、条例などなど
全13項目
3、運航
ここが意外と難問ではないのか?と思いました。
普段の生活でも全然見ないし、法律等のルールと似ているが船の操縦をありきにされる話が多く、スマ免で実際に船も見てなければイメージがつかない中で操縦の基礎や航海の基礎、機関の取り扱い、気象、自己対策など
全23項目
まぁ頭に入ってこないですね。
最大の敵は気象だったかも。。。
4、上級運行1⃣(1級のみ)
海図を使った航海計画の学科の中の実技の訓練と、気象や潮汐の予測など
まずは、海図の見方や器具(三角定規、コンパス、ディバインダー)の使い方を覚える所からスタートです。
※後日、海図や必要な器具がヤマハより郵送で送られてきます。
(これらの器具代も料金に入ってます。)
気象や潮汐の問題は動画を見たり、テキストの情報を読むだけでは
まーったく頭に入ってきませんでした。。。
そこまで苦手意識もなかったのですが、1、2、3と知識を突っ込んできて
中々入っていかない感じです。
他にも海難事故事例に対して、なにが問題だったか?という項目がありますがここは常識的な問題です。
全7項目
5、上級運行2⃣(1級のみ)
機関の保守整備、機関の故障時の対処方法などエンジンの構造やトラブルシューティングを学習する所で、個人的には最難関の項目だと思いました。
とにかく名称が頭に入らぬ、車でも聞いたことあるものはまだいいのですが
船独自の機構も数多くそのパーツの細かい説明までは書かれていないので
独自に調べたりは必要かもしれません。
海水を取り入れるとか、キングストンバルブとかなにそれ?の連続です。
全5項目
私の学習スタイル
※このスタイルが万民受けするかはわかりません。
1、まずは、とにかく全部聞く
全64項目あり、進捗等もありますが
そこそこの理解程度で、次々に全部聞きました。
全部、真面目に聞いて読んでを行うだけでも、4日はかかりました。
(朝の出勤前、通勤の移動中、夜の寝る前を駆使して)
途中、寝落ちしてる日もありました。
天気の説明やエンジンの分からないパーツ名、法律などを延々と聞いてると眠くなる。。。
2、いきなり試験シミュレーションをやってみる。
無謀なんてのは、百も承知の上で
自身の理解度なんて気にせず、練習問題や、暗記問題を行わず挑戦しました。
もちろん、普通に不合格でした。
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ただ、結構正解もしていて
ざっくりと理解は出来ているのだなという点と、どこがわかってないのかが
わかりました。
(試験シミュレーションの考察はまた後日行います。)
3、苦手な部分の練習問題を解く
わかる所は置いといて、まずはわかってない所、理解度の低い所を中心に
問題を解いていきます。
船舶免許における問題の出題形式は、4択のマークシート方式で
車の免許の時も同じでしたが、質問のしかたがいやらしい
適応するもの、適応しないものとか、正しいもの、正しくないものを選べ
とサラッ読んで、上から順に読んで回答!ってすると
逆だったーとなるものが多数ありました。
問題はよく読む事、問題の選択肢はすべて読むこと
すごく重要です。
後は、合格!ってなるまで、練習問題と試験シミュレーションを繰り返します。
最後にテスト合格の基準で厄介なのが
1~5科目それぞれ、約50%以上正解で単元ごとの合格判定はされるものの
総合で不合格になるときがあります。
私はこれで、とにかくシミュレーションで合格判定が出ない。。。
それは何かというと
1-3科目(33問以上の正解)
4-5科目(10問以上の正解)
ってやつです。
どういうことか、というと
1科目:12問(6問以上正解)
2科目:14問(7問以上正解)
3科目:24問(12問以上正解)
4科目:8問(4問以上正解)
5科目:6問(3問以上正解)
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合計:64問(32問以上)
👆この合格基準を満たしつつ
1-3科目は33問以上
4-5科目では10問以上
--------------------------
合計43問以上の正解が必要となります。
👆この11問の差が意外と厄介です。
ぶっちゃけ、上の50%以上の基準だけなら楽勝ですが
全体的に66%以上の正解率が必要となります。
1-3に関しては
50問中の33問でどこかでカバーしあえるのですが
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4-5に関しては
15問中10問以上と出題数も少なく、かつ難易度もそこそこの問題を
確実に10問以上の正解が必要となるという事です。
私は、4-5で9問正解とかになり不合格となっている事があります。
実際の試験の際にはこのあたりを意識して、注意したいと思います。