小型船舶1級の試験当日のはなし
時間
集合時間は9:00までに(大体10分前には会場入り)
※10分前に行ったらすでに結構埋まってた
会場につくと受験番号と何級を受けるのかが机にありましたので
同じところに座ります。
ホワイトボードには当日のスケジュールが書かれていきます。
※時間になったら適宜書かれる感じです。
試験受験者の割合は圧倒的に2級でした。
1:9
0.5:9.5
くらいの割合で1級は少ない感じでした、やはり2級か!
年齢も1級は40-50代中心でしたが、2級は20-30代も散見されました。
※外見上の勝手な判断ですが・・・
持ち物
筆記試験に必要なもの
受験票
筆記用具(鉛筆2B、HB)※シャープペン可
三角定規
コンパス
ディバインダー
実技試験に必要なもの
雨具
動きやすい格好
メガネなど
試験の流れ
健康診断
学科試験
実技試験
天候によっては、学科と実技が入れ替わることがあるとのこと
※私は上記の順番でした。
健康診断
視力検査
普通の視力検査です、機械をのぞき切れている方を見る
健康上の確認
現在病気してるか?やなにか薬の服用をしているかなど
色別検査
白、緑、赤の小さい灯りが見えるか?専用の機械をのぞきながら答えます。
筆記試験
私は、1級でしたのでその内容に即して説明します。
※試験結果等はまた、後日に紹介したいと思います。
マークシートについて
こんな感じのマークシートで、答えだと思う所の2点を線で結ぶというもの
初めて見ました。
大体四角で黒く塗るか、楕円で黒く塗るタイプばかりでしたので
試験問題はもらえる
問題と海図は持ち帰りとなります。
なので、以下の点は重要です。
・回答を必ず記入する(自己採点のため)
・海図等の線や計算式はちゃんと書く
見返すときに重要です。
私は、問題の選択肢の横に、正しい◯、間違い☓を記入しながら
回答していきました。
正しい、正しくない、どっちを聞いているのか?
自分の回答はどっちを選択しているのか?がわかりやすくするため。
また、終わり次第退出可能なので見直すことはいくらでも可能です。
私が行ったのは、試験シミュレーションでもあった
それぞれの正解数と全体の必要正解数で合格の見通しを
立ててから退出するのがおすすめです。
これは絶対あってるだろう!と自信ないなー!を集計して置くと
退出後に張り出されている答えで、採点が楽に出来ます。
※私は、退出して確認した自己採点で、筆記合格を確信できましたので
安心して、実技に集中することでできました。
実技試験
3人1組、もしくは2人1組で実施でした。
私は同じ1級の方とペアを組ませていただきました。
筆記試験終了後、一旦集合して実技試験の説明を簡単にしたら
一旦解散となりました。
私の受験開始時間は14:20~とかでしたので、筆記試験終了後
2時間位は間が空きました。
気持ち的には、一気にやってしまいたい感じはありましたが
再度点検項目等の確認を行う時間だったと思えばよかったかもしれません。
天気は生憎の雨、とにかく実技訓練も実技試験も天気には恵まれず
試験は基本的に2人1組で交代で行いました。
私の試験内容
点検
・プロペラのチェック
・ワイパーのチェック
・エンジンコックのチェック
・プライマリーポンプのチェック
・消化用バケツのチェック
・あかくみのチェック
オーバーヒートしました!
どの画面でそのトラブルを確認できますか?
▶水温計の画面を表示してOK
※楽勝コースで助かった
操船
◯エンジンスタート
・後方確認
・中立
・安全プレート
・エンジン始動
・エンジンを実際に見に行く(振動、音、煙の色、冷却水が出てるか)
・暖気運転(スロットルの横のボタンを押すのを忘れず)
※ヤマハの試験で船が船外機だったので👆
◯微速発進
・後方確認
・微速700回転くらいで
訓練に比べて、波が全く無くて楽勝だった!
ただワイパーと小雨で遠くの視界が若干不良でした。
◯増速
・周囲確認
・増速。
・周囲確認
※兎にも角にも周囲を確認しまくる。
◯右舷に、左舷に、後方へ
・指示の方向を確認
・周囲も確認
・転針します。
・周囲確認
※自分が今何をしてるのか、何をするのかをいちいち声に出して行動している感じでやりました。
◯後進
・後方確認
・周囲確認
・ゆっくり進みつつ、周囲の確認をひたすら行う。
◯コンパス
・コンパスはプリズム合わせて読むだけ
左右前後の数字を少し振って確認すると読み間違いがない。
※200と210の間なら、205とかわかるが、片方だけ200だけとかだと
195なのか205なのかで読み間違える可能性あり
◯ロープ
・もやい結びでした。( ⬇ ⬇ ⬆ )←ゲームのコマンド見たい笑
ロープは結構自信合ったので余裕!
◯避航操作
・右から来ました!でしたので停船しました。
・後方確認して
・周囲確認して
・中立にして
過ぎたので増速して!でしたので滑走まで戻し終了
◯蛇行
・最初にブイとの延長線上に何があるかの目標物を確認しておく
・周囲確認
・滑走まで加速(3500-3700)
※確認しておくってのを忘れて、元の針路が分からず
大体で戻してしまったが、担当官が結構すぐ止めてくれて助かった。。。
ほんとに救われた
◯人命救助
・練習の時より遠くて・・・でしたが
・要救助者確認
・右舷より救助します
・後ろに行きボートフックを右に差す
・周囲確認
・微速で前進
・船前で中立にし
・ハンドルを左に切って
・後ろから回収
一発成功しました。
◯係船、解らん
横浜のベイサイドマリーナが全部クリートとのことでした。
結び方は、クリートヒッチでOK
・解らんは船首から
・係船は船尾から
・片方のロープを踏んでおいて処理してく
・係船の際の余ったロープを軽くまとめておく
◯離岸、着岸
ちょっと、着岸は苦手意識があるんです。。。
一発勝負ってのが余計・・・
▶離岸
(後方離岸しました)
・後方確認
・周囲確認
・ハンドルを最大に、桟橋と逆に切って
・微速後進
・適度に離れた所で中立にしてOK
▶着岸
試験官に止められました。
ココからどうぞ!って言われた位置が着岸地点に対し約45°~55°くらい
正直めっちゃやりにくい位置からスタート
練習では常に30°だったので、頑張っては見たものの
最終的には前方のヨットにぶつかりそうで、強制終了。。。
一応⬇
・フェンダー確認
・ロープ確認
・ボートフック確認
・後方確認
・着岸点確認
・中立確認
・周囲確認
・途中で中立にして
・岸と並行手前で舵も真っ直ぐにして・・・・
👆ココの時点で全く平行にならず、ゆき足で前方に当たりそうになり終了
もう一名の方が果敢にも、この角度じゃ厳しいと言ったら
全然いけますよ!って試験管がさらっと結構なスピードで着岸しました。
ほぼ60°くらいで進入してました。(いやぁ経験値が違うでしょう・・・)
もう一名は、結構な勢いでフェンダーがギュリギュリ言いながら岸に当たり
その勢いで、船首も離岸し始め、無理やりボートフックで船の位置を修正していました。
安全確認だけは、死ぬほどやってやった!
ココまでやって悔いはない、、、着岸は全く終わってましたが。
これで落ちたらしょうがない。。
結果は1週間後らしい。
ドキドキです。
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