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自己紹介【未来】
Smoothのテーマ
個性が社会をなめらかに。
こちらのテーマに沿って、今やっている事業の事やその原点、今後の展望について記載していきます。
<背景>
私が学生当時社会に出る際に一番に感じていたのが、義務教育・高校生活が終了し、大学ではじけたと思ったら、またも型に押し込まれる感、でした。
社会も会社も個人に成長を促すわりに、「これが正解」の風潮が強く、個人の自由な成長を支える土台が見られない事に、素朴な疑問と、とはいえ抗えない自分に無力さも感じていました。
実際はというとその中でうまくやっていく能力、これが一番に求められました。果たしてグローバルワイドなのか…?シンプルに、闘う姿勢として正しいものなのか?またしても疑問に感じます。
一社員として働きながら、自分の成長戦略について・組織でのポジショニングについて考えに考えるなかで、ある偏ったルールの中では、何とか協調し高め合おうという社員と一方で甘い蜜をいかに自分だけが吸うことができるかを考えている社員、そういった図式に二極化する事に気づきます。それが組織の文化というもので、色であると結論づければ早いのですが、これは鉄則として、組織全体を成長させるのに必要な優秀と言われる社員は、観察力や察する力が鋭く、自分ばかりを見ている人では決してないため、偏ったコミュニケーションやルール設計がはびこっている組織ではやむなく「去る」選択をするに至ります。
また観察力や察する力、これらはどの方にも内在するので、いわゆる「能力開発」の領域です。
組織のルールやコミュニケーションの在り方、この辺りをうまく設計すれば、個々の能力開花に至り、型にハマらない成長戦略が描ける、そう気づいたのが社会人1年目。その後自分が所属する組織にて幾度もその効果を確かめます。
✓部内の意見収集とトスアップにより離職リスクを0へ。また全メンバーの昇進機会の創出・給与額アップ
✓地域ごとのリード状況に応じた正当な予算編成による評価の偏り減
✓役割担当制によりMGR業務を分散、数字管理に注力させることによる売上向上
組織運営の難しいところは、継続的な売上向上が必要ななか、売上がいかに生み出されるかについて現状を踏まえ、化学式を説くようにメンバーをアサインし、機能性・効果性を複利的に高めていく事だと感じます。
ここのロジックが破綻していると、社員に迷う隙を与え、仕事の生産性が圧倒的に落ちる。そしてそういった組織が、社員のお尻叩きをするために機械的に動くような指示の与え方に陥り、さらに離職や採用難、教育費や委託費の増加…と多くのコストを抱える事になる。
長くなりましたが、「個性が社会をなめらかに。」というSmoothのテーマには、個を活かす組織の設計こそが、社会全体の需給を安定させ、全体を推し進める事になる、という意味合いを含んでいます。
<現在の事業について>
まだまだ一人会社のSmoothですが、現在組織開発においては、1on1の代行~ルール設計や管理職の育成、MVVの見直し、評価制度構築等を実施しています。
特にオリジナルな事は一切していませんが、
それでも売上向上に必要な機能性を高める為のヒントを組織内部から聴収し、安定的な運用と組織の拡大に役立てていただいている自負があります。
第三者がこのように組織に入り込む意義は、利害関係に無いという客観性がゆえに課題を的確に捉え、物事が早く解消することだと考えます。
経営層も全く気づいていなかった、現場社員の躓きを救い上げ、双方のコミュニケーションストレスを減らし業務全体を円滑化できた時は、小さいようでその後の生産性に圧倒的なインパクトを残すので、経営層が経営に専念でき、社員さんも以前より自分に自信をもって業務に当たれている様子を見ると大変嬉しくなります。
<今後の展望>
これからやっていきたいのは、「社内キャリア支援」という領域です。
少し前にリスキリングという言葉が流行りました。越境型キャリア開発支援サービスなど大手中心にサービス展開も進んでいるようですが、私のイメージする「社内キャリア支援」はもっと手前。今の組織内部で個人と組織両者でいかにキャリアの可能性を模索できるかを軸に進めます。
なので会社方針に加え、1年~3年の事業計画、必要な人材配置、社員個人のキャリア要望などあらゆる情報を整理し、時間軸でキャリアマップを描いていく。
これをする事のメリットは、ダイレクトに組織の数値戦略の実現マップになり、採用にも活かせる、そして一番は社員の能力開発を社員自らが推し進められるという点です。会社のフォローにも無駄がなくなるこの制度を、身近に、少しずつ活用いただける企業を増やしていけたらと思っています。
現在Smoothではもう一事業、フィットネス分野で、ビジネスマン・ウーマン向けのオンライン福利厚生を提供していますが、根底にある思いは同じです。組織がいかに個人を活かす、そういった戦略を織り込めるかが、成長する組織の社内コミュニケーションにおける肝となっていきます。
特に人的資本が少ない企業ほどいずれは健康課題=企業の倒産リスクとなってくる。個人が能力開花するにも、身体は資本です。先回りした支援、ここを徹底しています。
今後はコンテンツをよりブラッシュアップして訴求力を高めていきたい、そして何よりも企業の対応を待つだけでなく、個々人においても「自分を守る術」その先に「自分を活かす術」を身に着けてほしい。なので個人が発信対象となるSNSコンテンツにも力を入れています。
以上、自己紹介【未来】編でした。
つたない文章を最後まで読んでくださり感謝申し上げます!