手術・症例レポートについて~まとめ~
今回は皮膚科専門医認定試験の手術・症例レポートについてお話します。
試験に必要な書類には
①手術レポート
②症例レポート(入院・外来)
の用意が必要です。
それぞれ戸惑いやすい要点を記載しました。
1 手術レポート
・研修期間中に経験した手術の症例を 10 症例の記入が必要
・植皮は必ず入れる(生検は除く)
・研修期間全般にあたるように症例を選ぶ
・第1助手以上
・図示は写真でもOK(ただし、目に線を入れるなど個人情報に気を付ける)
・空欄には「特になし」と記載する
・申請者診察開始年月日の古い方から順番に記載していくこと
2 症例レポート
研修期間中に経験した入院、外来の症例を合計15 症例以上記入。
提出する 15 症例以上には、7 症例以上の入院を含める
・必須症例を入れること(外来・入院あわせて網羅すればよい)
・研修期間全般にわたること。外来症例と併せて1年度につき最低3例(5年度分)の症例を記載する
・空欄には「特になし」と記載すること
・申請者診察開始年月日の古い方から順番に記載していくこと
【補足】
細かい規則が多いので、慎重にHPの手順、注意点を読んでから作成することをお勧めします。
また入院・外来症例に関しては15例が最低必要ですが、もし論文や発表が少ない、いまいちだなーと感じた場合は、最高30例まで提出できるので、多めの症例数を提出することをお勧めします。(書類評価に関わります)
筆者は頑張って考察など捻り出したりして文字数を多く書くようにしました。
ご参考になれば幸いです。