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2020年度皮膚科専門医認定試験の概況と傾向分析

2020年11月に行われました皮膚科専門医認定試験に関して概況と傾向分析がJDA letterに掲載されていました。簡単にまとめてみましたので、参考にして頂ければ幸いです!

受験者の数
受験者 220名(男性73名 女性247名)
合格者 177名(男性58名 女性119名)

支部別合格率
東部支部 78.6%
東京支部 86.9%
中部支部 70.8%
西武支部 83.7%

試験の構成
・筆記試験 120問(選択 100題 記述 20題)
・申請書類の審査結果

不適切問題について
正答率と識別指数(成績上位者と下位者の正答率差の指数)に基づいて検討。今回は不適切問題はなし。

簡単すぎたor難問であった問題
問題 48.50.90→正答率 100%
問題 11 正答率 15%
問題 56  正答率 6%
問題 58 診断は肥厚性皮膚骨膜症 正答率 15%
問題 61 解答はセレン欠乏 正答率 16%

まとめると以上のような内容でした。個人的にはなぜ合格率に地域差がこんなに出るのかが気になっています。実は中部支部はここ7年連続最下位を記録しています。試験作成者が関東の先生が多い?のかとも考えましたが、見る限りそんなことはなく、謎のままです。


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