「病気がみえる 皮膚科」は皮膚科専門医試験勉強に使えそう!
2020年12月に「病気がみえる 皮膚科」が発売されました!
病気がみえる、通称「病みえ」は医学生なら誰でも知ってる、この世で1番わかりやすい医学書かもしれません。難しい病気もわかりやすいイラストや図説で解説してくれる。
筆者は医師8年目ですが、医学生、研修医時代、「皮膚科発売されんのかなー」ど、ずっと待ちわびてました。そして、時は長らく経過し、やっと昨年末発売!10年くらい待った気がします。
先日、早速購入しました!
結論、さすが「病みえ!」でした。皮膚科としての全範囲をまずまずの内容の深さで網羅しています。内容はあまり言えませんが、全407ページとかなりボリューミーであり、皮膚科と限らずきちんと膠原病分野や免疫分野など、皮膚科外来をしていて必要な知識まで網羅されていました。
たしかに、皮膚科医としてはもう少し実臨床写真が欲しいかなというところですが、臨床写真が多い医学書は他にもあるので、これはこれでOKと感じました。
また、私が購入した理由として、患者さん説明に用いたいというのが1点ありました。この点に関して、グロテスクな写真は少なめでイラスト多めなため、比較的一般の方にも見せやすい内容でした。
また、当ページの題にもしていますが、専門医試験勉強にも一役買いそうです。細かい新しい文献的知識、トピックスの面に関しては、試験範囲には少し足りませんが、皮膚の構造や、免疫の復習など、ざっと勉強する時には役立ちそうかなと感じました!
お値段も一般医学書と比較すると安価なので、今後専門医試験を受験される方は買っておいて損はないと思いました。
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