SMOM006 映画紹介 1/3
SMOM006 で公開しているプレイリストは映画の挿入曲から集めました。幼い頃からよく映画を観ていてサントラで初めて知る音楽がたくさんありました。今回のプレイリストが、どんな映画の音楽なのかを1〜17の曲順に紹介します。
1. ビフォア・サンセット/監督:リチャード・リンクレイター
『An Ocaen Apart』ジェリー・デルピー
長い年月をかけて、ビフォアサンライズ・ビフォアサンセット・ビフォアミッドナイトの "ビフォア" シリーズ3部作となった、真ん中のサンセット。このシリーズを観たことのある友人と会話をする時は『3つの中でどの作品が1番好き?』という話になるけど、全部それぞれ良くて一生決められない。記憶の断片を大切にしたいと思える映画。
2. 永遠に僕のもの/監督:ルイス・オルテガ
『Bird's Lament』Moondog
「本当にこんな美少年が…?」な、この映画の元ネタとなった実際の凶悪事件のリアルが衝撃的で、映画化されるのも納得。しかし犯人が美しいと描かれ方もこうなるのかーー。映画自体は、事件の内容というよりもアート要素が強め。ダンスシーンが突然やってくるのが良い。
3.still dark/監督:髙橋雄佑
『Crybaby』Outskirt
監督・俳優の髙橋雄佑の素晴らしさで胸がいっぱいになる作品。盲目のユウキに“普通に”接するケンタの優しさ、見守る料理長も温かい。挑戦をやめないユウキ、still darkではあるけれど光を感じて勇気が出る。プレイリストの曲は、映画内でケンタが1番好きだって紹介していたバンドOutskirtの曲。
4.リミッツ・オブ・コントロール/監督:ジム・ジャームッシュ
『Fuzzy Reactor』Boris
「自分こそ偉大だと思う男を墓場に送れ」
スペイン各地を転々とする殺し屋のロンリーロードムービー。殺し屋だからといって、バンバン何人も撃ち殺したりはしません。淡々と目的を果たしていく。謎に満ちるジム・ジャームッシュらしすぎる作品!
5.サスペリア/監督:ルカ・グァダニーノ
『Suspirium』トム・ヨーク
オリジナルのアルジェント版『サスペリア』のリメイク。オリジナルは観てないけど、キャラの名前や舞台設定だけが同じらしい。ホラーの域を超えてアートです。死に方さえもグロ美しい・・。序盤にティルダ・スウィントンが登場しただけでゾッとした。その後もずっとゾッとさせられますが。サントラはトム・ヨークが担当でした。
6.ヴァージン・スーサイズ/監督:ソフィア・コッポラ
『Playground Love』エール
高2で初体験のソフィア・コッポラ作品。もしかしたら "suiside" の単語はこれでインプットされたのかもしれません。かなり不穏でダークなはずなのに美しく映る。永遠に謎な美人5姉妹。近所の少年たちと電話越しにレコードを流し合うシーンは、オシャレすぎて衝撃を喰らった。UNIQLOとのコラボTシャツ、もちろん買いました。
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👇Have a listen! SMOM 006 - amust
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