アラフォー二児の母、占い・診断が大好きなワケ
突然ですが、私、昔から占いや診断、心理テストの類が大好きです。
幼いころから祖母や母に、
「あんたは五黄の寅年生まれだから・・・」
「みずがめ座は変わった人が多いから・・・」
「姓名判断で31画だから・・・」
「ますかけ線があるから・・・」
とさんざん聞かされてきたので、そのせいかもしれません。
雑誌を買えばまず占いをチェックし、朝のニュース番組の占いをチェックし、毎月しいたけ占いを確認し、たまに思い出したように動物占いを読み、仕事で行き詰ったらエニアグラムや適職診断を片っ端から試す。。
この間、美容室でパーマをかけている間、渡された雑誌の占い欄を読みながら「なぜそんなに好きなのか?」とふと考えてみたのですが、「私はこういう人間である」というアイデンティティを教えてくれる気がしていたから、かもしれないなと思いました。
子どもの頃はいわゆる「いい子」をやっていて、母が「あなたは○○よね」「○○が向いていると思う」というと「そうなんだ。私は○○なんだ」とある意味素直に受け止めて、その○○に沿うような言動をしていました。
親と少し距離ができた大学・新卒時代は、周りから「こう思われているな」と感じ取ったキャラに沿って行動しました。
(卒業から10年以上経って当時の自分のキャラをほぼ忘れてしまったので、今、大学時代の友人と接する機会があると、どうふるまっていたか思い出せなくて何も言えなくなります・・・。)
自分で「自分とは何者なのか」と悩んで考えて確立したアイデンティティのようなものを私は持っていないまま、他人に委ねたまま、30年以上生きてきたんだなと思います。
なので、心理テストや性格診断をやっても、「私はこういうキャラなはずで、こういうキャラの人はこう答えるよね」というフィルターがかかっていて、なんだかイマイチしっくり来ていなかったのでした。
そんな私ですが、子育て、特に二人目の壮絶なイヤイヤ期の対応を経てパニックで過呼吸になったりしながら一皮むけて、仕事も再開したところで、MBTI診断に出会いました。
MBTI診断は韓国で流行ったんですかね?
推しグループのメンバーの診断タイプと、相性のいいタイプが載っているサイトをたまたま見かけて、私は誰と相性がいいのかな~というシンプルなオタク心で試してみました。
結果、自分について書かれていた内容の方が衝撃で、当初の目的だった相性診断を忘れるくらいでした(と言いつつちゃんとチェックしましたけど)。
今まで、自分の考え方や性格を言葉で表現しようとしてもなかなか「○○なタイプです!」と言い切りづらかったのですが、こういう矛盾した側面があるからだったのかなーと。
元々、自分が育てられたようには育てたくない、という思いがあり、自分の子どもたちには「あなたは○○だから」という表現はしないようにしていますが、これから、子どもたちはどういう風に自分を確立していくのか、反抗期が来るのか、、今からドキドキしています。
以上、くすぶるIT事務屋でした。