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まちインターン2024

南小国町では、中学生からインターンの授業があります。
もしかしたら皆さんも、職業体験などの授業がかつて、あったでしょうか。
題して「まちインターン」。毎年中学2年生の授業の中で、学校を飛び出して町の事業所と関わり、中学生ならではのフレッシュなアイデアに基づいたチャレンジをしよう!という3日間です。

まちの教育委員会からの計画書では、

きよらの郷づくりは、人づくりから
児童生徒一人一人が、チャレンジする教育を通して
未来の創り手となるための資質・能力(4C)を育成する

Communication        コミュニケーション 
  自分の考えを他人に分かりやすく効果的に伝える力
Collaboration    コラボレーション
  多様な集団の中で協働できる力
Creativity                クリエィティビィティ
  新たな価値を生み出す豊かな創造性
Critical Thinking  クリティカルシンキング
  「なぜ・本当にそうなのか」と問いかけ、納得のいく結論に到達する力

というような目標を掲げ、

「人口知能(AI)やロボットが一般化し、人が担うべきことが変わっていく世の中で、どんな環境においても、他者と協働しながら新しい価値を創造する力が大人にも子どもにも必要です。
 また、その力を持って、Uターンで南小国町に戻ってくる若者を増やし、若者のチャレンジを後押ししていくことで、南小国町を持続可能な町へ繋げていきたいと考えます」

と続きます。
やっぱり子どもたちの未来は、町の希望です。

そんな「まちインターン」の3日間。今年度も、SMO南小国では2つの部署で6人を出迎えて始まりました。中学生たちが互いにアイデアを持ち寄り、発想してくれた業務はこちら。

  Aチーム:物産館きよらカァサにて、1日カフェ運営
  Bチーム:未来づくり拠点MOGにて、コワーキング1日無料券発行

さて、その為にどんな準備が必要か?事業所スタッフとしては、彼らの広がるアイデアを時にうなずき、時にツッコミを入れながら☺️形にしていきました。自分の得意分野を生かしたり、チームメンバーの良いところに気づいたり、自然とその後の役割分担もできていく様子がすばらしいなと感じました。

休憩もちゃんと取りながらね〜

自分たちでチャレンジ・テーマを決め、その為の準備をする。普段学校で使用しているタブレットで告知物を制作し、配布場所の検討や、提供するサービスに見合う原価計算などをしました。

限定カフェメニューの提供。一食一食ていねいに盛り付けます
ポスターは英語版も作成!イラストや地図も散りばめて
町の観光協会やふるさと納税事務所へも見学&挨拶に行きました

どうすればより良くなるのか。サービスを受ける人(お客様)と事業所、双方の叶えたい姿を想像しながら、自分たちにできることを探る3日間。
間もなく夏を迎えようとしている暑さの中、がんばりました!

子どもたちの願いが叶う町になりますように

南小国中学校 2年生のみなさん、おつかれさまでした。
この町の仕事やそこに携わる人びとが、学生の皆さんにどのように見えているのか。まちインターンはそれを垣間見れるチャンスでもあります。
いつかこの町で、それともどこかで社会と関わるときに、その視点をもって挑んでいただければと、ひとりの大人として願っています。

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