ファッション好きの私がベテランアパレル販売員を辞めたワケ
ごきげんよう。霜村夕季です。
私、服が好きです。ファッションが大好きです。
好きすぎて、仕事にもしてました。
前職はアパレルの販売員。
所属したのはレディースブランドがほとんどでしたが、アルバイト時代にメンズやキッズの接客も経験しました。
アルバイト期間も含めると、アパレル歴は約8年。
産休•育休前は副店長でした。
ショッピングモール、アウトレット、駅ビル、百貨店、…転職せずに社内異動だけで色んな店舗で経験を積め、色んなタイプのお客様に接客させていただきました。
計算してみると、約7,000人以上のお客様と関わったことになるようです。
アパレル的には中堅からベテランと呼ばれるあたりまで積み上げた販売員としてのキャリアですが、育休明けて復職して、1年で手放しました。
アパレルを辞めたワケ
理由は4つ。
①復職先のブランドの店長以上の幹部達が、仕事的にも人間的にも残念だったから。
色んな上司の下で働いてきましたが、…あれじゃ誰もついていかない。とにかく色々ひどかったです。
ぶっちゃけ不正もしてたので担当機関に報告するなどできることはしましたが、状況は変わらず。会社に少なからず失望しました。
それ以上どうにかしようという気力も情熱も、手腕もありませんでした。
反面教師としてのみ勉強になりました。
②10年後のキャリアを思い描けなかったから。
このまま働いて所属ブランドのターゲット層から外れる年齢に達して、本社(東京)勤務にも移行できないなら、店長になれたとしてもキャリアはそこで頭打ち状態になります。近隣にステップアップのために異動できる系列ブランドもありませんでした。
そして、かつての尊敬できる先輩たちも、ほとんどが退職してしまっていました。…気づけば尊敬できない先輩ばかり残っていました。笑
そのままその会社にいる将来像を、描けなくなっていました。
③家族との時間を割きたくなかったから。
夫は土日祝休み。アパレルはシフト制。完全にすれ違います。
子どもがいるという理由で土日休みも希望できましたが、他のスタッフとの兼ね合いもあり、やはり気まずいです。
しかも、土日休希望すると、給与の査定も下がる。
…会社は“平等な働き方”と銘打ってはいましたが、本当に平等?これは子どもができる前から疑問でした。
④ファッションを楽しめなくなったから。
自分の好きなブランドで好きにやって良いなら絶対楽しいですが、少しズレるとだいぶしんどくなります。
他のスタッフとの店頭での着用バランスがあるので、好きな服は着れない。
社販はあるけど、好きでもない服を購入しなければならない。
体型とブランドの服が合わない。
ブランドの方向性と違う着こなしは、たとえ好きでもできない。
好きなものを好きにできないフラストレーションで、ファッションを嫌いになりかけました。
そして、そんな自分も嫌いでした。
アパレルを辞めた今だから、ファッションを堂々と楽しめる
元々人見知りだったけど、最後は接客も楽しかったです。
お客様に喜んでもらえることが、私の喜びでした。
アパレル企業の中では、大手で安定もしている会社でした。
だけど、このままそこでやっていく未来が見えない。
このままでは私は生きていけない。
私は人生を、ファッションを楽しみたい。
…私の場合は辞めて正解でした。
辞めたからこそ、今は自分のためだけに本当に好きなファッションを楽しめています♫
楽しいことも嫌なことも色々あったけど、おそらくもうアパレルに戻ることはないでしょう。
だけど、いつかもしも機会があるのなら、『シニアブランドのチャーミングなおばあちゃん販売員』にならなってみたいです。笑
そんなわけで、今後はこんな私のファッションのお話も発信していきたいと思っています♫
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