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【第一部】クッキー☆の最終定理


はじめに


皆さんこんにちは。
ソムくんのガチ恋ストーカーという
ハンドルネームでクッキー☆界隈で
活動しているものでございます。

自分は、啓蒙活動のために、クッキー☆投稿者
の方との対談を行っていたのですが、
よく考えてみると別に啓蒙することで
界隈がいい方向に進むわけでもなく
大した意味もない行動であることに気づき
あれは結局何の意味があったのだろうという風にふと考えてしまい
対談を予定していた方たちになんの断りもなく
全部バックれてしまいました。
すいませんでした。

…その埋め合わせじゃないですが、
しばらく自分なりに
歴史上の政治思想等を調べたり、なんだりして
クッキー☆のこれからについていろいろ
考えていたので
一度文章にまとめて吐き出したいと思います。

具体的には

・クッキー☆はなぜ人口が減少しているのか
・クッキー☆はどうすれば人口が増やせるのか
・クッキー☆はこれからどうなっていくのか

…などになるかと思います。

2万字くらい書きたい…というか卒論みたいなのを書きたいなーと思っていて卒論というのが
世間一般で2万か3万字あると知りびっくり
しました。やっぱり大学はすごい!
…なのでいくつかのパートに分ける事にしました。
今回は大体4500字くらいですが、毎回この長さにできるかは分かんないのでどんだけ続くか
は未知数です。とりあえず今は春休みなのである程度の時間はあるのですが、春休み中に終わらなくても最低でも二週間おきくらいに出せたら
いいなと思ってるのでよろしければ
お付き合いください。

繰り返しになりますが基本インターネット上の
集まりで、啓蒙する、ということは
ほとんど効果をもたらさず
(ていうか現実でもそうですけどね)
じゃあくっちゃべってないで
お前から実行しろや って言われたら即負けの
あまりに愚かな行為でしかないので
このクッキー☆の最終定理が最後になるか
と思います。

頑張って書くので最後まで読んでいただけたら嬉しいです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
(とってつけたような張り切り)


そもそもクッキー☆別に衰退してない


目次の通りなんですが、
近年、クッキー☆に熱心な方の口から、

クッキー☆衰退してきた・・・
もうクッキー☆終わりダ・・・

ていうような事をよく聞きますが
別にクッキー☆は皆さんが憂いているほど
衰退してないと思います。

対談ではやいロリス兄貴が
「クッキー☆の人口は今ぐらいが自然、
今までが多すぎた」

的なことを言ってまして、その時はあまり
共感できなかったのですが、考えてみれば
至極当然のことでした。

というのも、クッキー☆は淫夢(と東方?)
の派生コンテンツでありながら
分離して独自の巨大な界隈を持つ珍しいケースのコンテンツです。
しかしこれは、クッキー☆そのものに
魅力があったからMADが作られ、
大きな界隈になったたのではなく、
淫夢に半ば無理矢理に
絡められたのがきっかけ
でクッキー☆が
コンテンツ化したのが理由です。

つまり、本編自体に十分面白味があり、
また棒読み東方声劇に限らず
様々なコンテンツを吸収して
常に莫大な人口を抱え続ける淫夢

比べると、実は見かけよりずっと、
クッキー☆というコンテンツ
そのもののパワーは、弱いわけです。
今までが盛り上がりすぎていただけで、
今のクッキー☆の人口が
むしろ自然なんじゃないかという話ですね。

しかしかつての景気の良さが忘れられないのも
また当然のこと。
そのため相対的にクッキー☆が廃れて
見えるわけです。正しくは
「今までの人口の数がヤバいくらい多かった」
ですね。

貼っマリーズとか、音PDSみたいに
 いつ終わるかわからないどころか
 コンテンツとして成立してるか
 どうかすら怪しい、
 常にオワコン一歩手前のものもたくさん
 あるので、そういうのに比べたら今の
 クッキー☆なんて
 かなり恵まれてる方です。)
  (…なんかアフリカの恵まれない子供と日本の
   無駄遣いする子供を比べてるみたいで
   自分で言っててなんか嫌に
   なってきました。忘れてください。) 

…これらの事から、
なぜこんな本来は大したパワーは期待できない
はずのクッキー☆が巨大なコンテンツに
出来上がったのか
、という話に、
クッキー☆再興のヒントがあるのでは?
と考えます。

クッキー☆の汎用性


クッキー☆が巨大なコンテンツになった
理由として
その汎用性の高い文化があると考えます。
具体例を挙げると

・淫夢のBB劇場にスパイスとして
 用いるのはもちろん、
 キャラクターの濃さを生かし声優のみの
 BB劇場を作ったり、
 淫夢の後ろ盾とクッキー☆声優の膨大な数を
 使いほのぼのからホラー、前衛的な作品まで
 幅広い作品を作ることが出来る
・ボイスドラマをこねくりまわす性質上、
 音MAD適正も非常に高い
 もちろん淫夢とも非常に相性が良い
(一転攻勢など)
・イラストを描くときは、
 東方のファンアートとはまた違った、
 キャラクターの描き分けを正確に行いつつ
 自分の作風に落とし込むという独特の
 楽しみ方ができる
 また、幅広いキャラクター用いた性癖の解決や
 お気に入りのキャラクターを見つけるなども
 面白い。
・個人の特定や誹謗中傷などを、淫夢厨の莫大な
 人口で行い、共通のエンタメを通じた
 ストレスの発散ができる
・そして声優や作品を何かにつけてクッキー☆と  することで
 半永久的に素材を供給することができるため、
 上記の行為も当然半永久で行える


 

…というようなことが挙げられます。
エア本やレスリング、東方、チャー研、
ドナルド、
アニメやVtuber…などなどなど
近年だとhikakin_maniaやボイロなんかが大きめのコンテンツとして
思いつきますが、それらのコンテンツに比べその汎用性は圧倒的です。

これらの大量の文化が確立されていることで、
幅広い目的を持った人を呼び込む能力を
備えている
クッキー☆は
大きなコンテンツになることができたのではないか…と考えます。

(しかしこれらは淫夢(と東方)の
派生コンテンツであるが故の事であるので、
クッキー☆自体の持つ
コンテンツのパワーは弱い
といえるわけです。
近年ではその汎用性からクッキー☆のパワーを
見誤り、「淫ク☆」なんて淫夢と
同等のパワーを備えているコンテンツである
かのように表現する単語も生まれるほどです)

逆に言うと、これらの特色が失われた場合
クッキー☆は他のコンテンツで代替可能
ということになります。

クッキー☆じゃなくてもいい事


先に述べたクッキー☆の汎用性から、
クッキー☆は幅広い文化を
兼ね備え、かつ素材の供給も
半永久のためシステム上基本的には
人口が減りにくいはずのコンテンツです。

ではなぜクッキー☆の人口が減ってきているのか
というと様々な説がたてられると思いますが、
まず一つ、クッキー☆じゃなくても出来ること
について焦点を当て考えたいと思います。

近年、クッキー☆におけるサブカルチックっぽさ…
わかりやすく言うとオタクコンテンツっぽさは
かつてに比べかなり目立つように
なってきました。

具体例としては、

・ポピュラーなクッキー☆のキャラクターを
 画面端に貼り付けてテキストボックスで
 喋らせ、ゲーム実況させたり
 投稿者の趣味を実況させる動画
・どれも似たり寄ったりで既存の映画や
 小説の人物を淫夢やクッキー☆の
 キャラクターにすりかえて
 ただ焼き増ししたとしか思えないような動画

…とかですかね。
読んでいる皆さまも、あーあの動画かーとか
大体見当はついているのではないでしょうか。

そして、先に述べた通り、クッキー☆の
パワーというのは見かけより非常に弱いため、
これらをシリーズ化し、
継続的に行うというのは難しく、
普通にやるとまあ
ボイロに勝てません。


ボイロコンテンツというのは、先に述べたような
オタクコンテンツに非常に特化したものに
なっています。
キャラクターにテキストをすべて喋らせる
ことが可能な事や、
クッキー☆のような枠にははまっていないため
中途半端に淫夢やクッキー☆の文化を活用する
(語録を喋らせたり、キャラクターの既存の設定を踏まえた構成を考えたりする)必要がなく、
投稿者、視聴者ともにとっつきやすいもの
となっていて、かつ既に根強い人気があるため
劇場やゲーム実況、実写動画などでボイロに
勝つとなるとかなり厳しいものになってきます。

これらのことから、クッキー☆をいわゆる
オタクコンテンツとして成立させようとするのは
クッキー☆の発展、人口増加にはハッキリ言って
愚策であることがわかります。

不可能とは言わないんですが、明らかに不利で
難易度も高いので、そんぐらいなら
ボイロ界隈いけばいいし
わざわざクッキー☆でそれをやってしまうと
むしろ悪影響をもたらす可能性があり、
よりクオリティの高い動画が求められはじめた
時に対応できなくなり、結果他コンテンツに
人が移る
という最悪のケースも考えられます。

クッキー☆というコンテンツのパワーを過信し、
他コンテンツの真似事を行い続けた結果
クッキー☆という文化の唯一性だけでなく
人口さえも失われようものなら、もはや
クッキー☆の終わりもそう遠くないでしょう。

クッキー☆じゃないとできない事


先に述べたことから、クッキー☆が衰退した
理由の一つが
「クッキー☆でやるには向いてない事を
 やりすぎた」
であると僕は考えたのですが、すると今度は
「じゃあクッキー☆でしかできない、
 クッキー☆でやるのに向いてる事って何だ?」
という話になります。

これはもう簡単で、先に述べた
クッキー☆の汎用性の具体例がそれです。

・淫夢のBB劇場にスパイスとして
 用いるのはもちろん、
 キャラクターの濃さを生かし声優のみの
 BB劇場を作ったり、
 淫夢の後ろ盾とクッキー☆声優の膨大な数を
 使いほのぼのからホラー、前衛的な作品まで
 幅広い作品を作ることが出来る
・ボイスドラマをこねくりまわす性質上、
 音MAD適正も非常に高い
 もちろん淫夢とも非常に相性が良い
(一転攻勢など)
・イラストを描くときは、
 東方のファンアートとはまた違った、
 キャラクターの描き分けを正確に行いつつ
 自分の作風に落とし込むという独特の
 楽しみ方ができる
 また、幅広いキャラクター用いた性癖の解決や
 お気に入りのキャラクターを見つけるなども
 面白い。
・個人の特定や誹謗中傷などを、淫夢厨の莫大な
 人口で行い、共通のエンタメを通じた
 ストレスの発散ができる
・そして声優や作品を何かにつけてクッキー☆と  することで
 半永久的に素材を供給することができるため、
 上記の行為も当然半永久で行える

これらが基本的なクッキー☆の特色、唯一性で
あり、これらの文化がクッキー☆をクッキー☆
たらしめ、
コンテンツとして成立させているのです。

これ以外のことがやりたいのであれば
他界隈に行くのが、
お互いの界隈にとってベストであるはずです。

つまり、この
「クッキー☆じゃないとできない事」に回帰し、
コンテンツとしての唯一性を取り戻す事
クッキー☆の復興に繋がるのではないか、と
僕は考えます。

(次回に続く…)


…今回はこのくらいで休憩したいと思います。
リプライやDM、お題箱等どんな形でも構いませんが感想や、疑問に思った点等ありましたら
お気軽にメッセージを頂けると嬉しいです。

それではまたどこかで、ばいば〜い👋

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