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4/7 sumikaライブツアー2024 FLYDAY CIRCUS 大阪城ホール(曲ネタバレなし)

ついにやってきたこの日。
なんか1日前までは本当にそんな日がやってくるのか不安だった。この日に至るまで、本当にいろいろあった。

ことの始まりは遡れば11月。受験も本番へと近づいていく中、モチベが欲しい!の気持ちでチケットを取った。土曜日に一般販売だったんだけど、ちょうどそのとき学校があって、でもどうしてもチケット取りたくて、ダメなのにスマホ持っていって授業中に頑張った(これ内緒ね?)。親には秘密で。言っても「今そんなこと考えてる場合じゃないでしょ」って言われるから内緒で取った。それで城ホの2週間前に親に告げた。もちろんめちゃくちゃ怒られたし、自分が悪いのは分かってるけど、それでも親が言った「ライブなんてもういけなくなるわけじゃないのに、今じゃなくてもいけるのに」って言葉に引っかかった。そんなことないよ。ライブに行って大好きな人に会えるのは当たり前じゃないんだよ。正直私も前は親みたいに思ったことはある。それで自分を騙そうとしてたことはある。でもテンテンに参戦して、そうやって思ってたら会いたい人に会えなくなっちゃった。そんな辛い思いは嫌だ。どうしても会える期間は限られるのだから、今会いにいかなければ私は絶対後悔する。そう思ってなんとか親を説得した。

さあ、前置きが長くなったけど、いよいよ当日。朝が弱い私でもぱっちり目が覚めて、もう朝から楽しい。1人で遠くに行くこともなかなかないし、そういった意味でもドキドキ。仲良い人と会えるかな、初めて会うけどどんな感じかな、ってワクワクしながら人混みを抜け、電車を乗り継ぎ、ようやく会場へ。

グッズは代行してもらったので私はガチャに並んだ。ガチャの列も教えてもらわなかったら絶対間違ってたよ、ありがとう。代行してもらった人はグッズに並んでるしガチャの列から見えるかな〜分かるかな〜探してみるかな〜とその人の服の情報だけを頼りに探してみるとまさかのビンゴ。自分も相手も驚いたね笑
そのあとはずっと約束してた人に会ったり、新たな出会いをしたり、それはもう楽しい時間だった。会場に入るまで2時間以上あったけど、もっといっぱい時間がほしいくらい、みんなと過ごす時間が楽しくて、それだけでも来た甲斐があったと思った。ちょっと人見知りもしちゃったけど、ごめんね。
というかそこで思ったのが、

05の安心感ハンパない!!

我らが05、同じクラスにいたよねレベルで話しやすかったし、公演後1番に探したもん!これからもっと多くの05と仲良くなりたいと思ったし、03のお兄さんお姉さんみたいに05だけで集まれたらめちゃくちゃ楽しいだろうなー!!って思った。あとで05でリスト作りたいな〜!!
他に会った人も、あれ会ったことありますよね?ってくらい話しやすくてスペで話したことある人も話したことない人もみんなみんな優しくて素敵だった。そんな人たちに出会えたのも全てsumikaのおかげだし、城ホにいたあの大勢の人がみんなsumikaのことを好きなんだと思ったら、それだけで胸がいっぱいになって泣きそうだった。別にsumikaのことを知らなければそれはそれで自分は人生を歩んでいたと思う。でもsumikaに出会えた。みんなに出会えた。sumikaが結成されてどんな苦しいことがあっても今まで音楽を続けてくれて、私がsumikaに出会って、みんながsumikaに出会って、そしてライブに来るっていう選択をして、そうやってあの1日が作られたのだと思うと、本当に天文学的な確率で奇跡のようなことだと思った。心の底から、出会ってくれてありがとう。

そしてそうこうしているうちに開演の時間がやってきた。単番だったから途中で仲のいい人とは別れて1人で座席に座って待ってるときに、隣の人たちが仲良さそうに話してて、連番っていいなー!ドキドキを分かち合えるっていいなー!って思った。だからみんな、いつか連番しようね!1人でも楽しいけど、大好きな人と一緒にライブを観たらその楽しさは2倍じゃなくて2乗にまでなる、いやもっとそれ以上になると思う。ほんとに!約束だからね!!

ライブは言うまでもなく最高。片岡さんがMCで

楽しいこともたくさんあるけど、どうしてもちょっと悲しいことがあったらそれに引っ張られてしまう。僕はそんなとき、ノートの1番最初に書いている『音楽がある』と言う言葉に助けられている。あなたがどんなに悪いことをしようと音楽は平等だ。だからもしあなたが周りの助けがなくなってもいつでも音楽に帰ってきたら大丈夫。過去の変えられないことを後悔したり、未来の分からないことに不安を感じることはない。家に帰ったときになんて言う?「ただいま」っていうよね。只今を生きているんだ。だからいつでもあなたたちが帰ってきたら「ただいま」って言ったらいい。そしたら「おかえりなさい」って迎えるから。だから見えないものに怯えずに今を生きていこう。それこそ音速で!

みたいな感じで自分の中で解釈したけど、こう言ってくれて、そのあとの曲も相まってぼろぼろ泣いてた。浪人するってなった自分にあまりにも重なりすぎてたし、ほんと片岡さんの語彙力はどうなってんの!
不安な気持ちを言葉に出したらそれが本当になってしまいそうで、あまり言葉にしてこなかったけど、不安じゃないはずがない。浪人するってなって一年で決まればいいけど決まらなかったらどうしよう、とか、周りの同級生たちは大学行ってキラキラしてるのにどうして私は足踏みしてるんだろうとか、1ヶ月で何回も思ってきた。今までそうやって思ってたことが頭の中を駆け巡って、それでも片岡さんは過去や未来に引っ張られずに今を歩んでいけって言ってくれた。泣かないわけある?!なんだか今の自分も肯定してくれてるようで、一生この人たちについていこうと思った。そのあとも泣きそうになることしばしば。でも周りがそんなに熱烈なsumikaファンじゃなかったのか、全然泣いてなかったから、気まず…ってなりながら控えめに泣いた。
アリーナも羨ましかったけど、でもスタンドからみるアリーナはとっても綺麗で、「綺麗な手だね〜」って言う理由もよく分かった。照明もすごくて、途中何回かsumikaさんじゃなくて会場全体見渡してた。ほんとにいい景色。みんな幸せそうな笑顔で、後ろから見ててもノリノリだな〜って思う人もいて。幸せだな〜いつまでも忘れたくないな〜って思ったし、いつまでも忘れないようにここに書いてるし、もちろんずっと記憶に残しておくよ。

公演が終わって外に出て、昂る気持ちを誰かに伝えたくて05の1人を見つけたからすぐに話に行ったよね。飛行機の時間あるのに引き止めてごめんね。でもほんと誰かと分かち合いたくて、すぐに帰りたくなくて、結局、仲良い人と話してたら公演後1時間30分くらいずっと噴水前にいた。終わりたくなくて帰りたくなくてずっと喋って笑って泣いて、これ以上に幸せな空間があるだろうか! このennに感謝だし、もうみんなのこと大好きになりすぎて(元から大好きだったけど)お別れがつらい。「まだまだ駅混雑してるから」って言い訳してだいぶお話ししたね笑 ほんとに楽しかった。間違いなく特別な日になった。
帰りも仲良しと同じ新幹線で帰ってギリギリまで一緒にいたけど、その時間もあっという間だった。というか新幹線有能すぎ。1時間くらいで広島と大阪行き来できるってすごいよね。でもその時だけは新幹線の有能さを恨んだ。少しでも長く大好きな仲良しと一緒にいたかった。
家に着いたら虚無だよね。弟にどんなライブだったかマシンガントークしてみんなからもらったお菓子みてほわほわして、もらったお手紙読んで普通に泣いた。あれは泣く。みんなどうしてそんなに言葉にするのが上手なんでしょーか?!

そういえば城ホに行ける!って決まったときに高校の友達も「おめでとう!楽しんできてね」って言ってくれて、当日も「happy birthday!sumika楽しんできてね」ってLINEくれて、会場着いてみんな優しくて誕生日おめでとうって言ってくれて、自分ってたくさんの人に愛されてるんだなーと思った。だからみんながくれた愛を倍以上にして返していきたいと思った。でも自分は言葉にするのが苦手というか細かな気遣いができなくて後々から、もっとこういえばよかったな〜とか反対に言わなきゃよかったな〜っていつも悩んでしまう。だけどこれだけはいつも伝えていきたい。


みんなのこと愛してます。みんなに出会えて、私は幸せです。いつも支えてくれてありがとう。これからも一緒に笑って泣いて助け合って毎日を生きていこうね。


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