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#70 贅沢な悩み


『あきらちゃんは言葉に囚われすぎ
結局のところ
これからも二宮くんの一番近くにいたいかどうかだと思うけどな』

『同じように
他の誰かと17年過ごしたとして
二宮くん以外の人と、二宮くん以上の関係になれる?』


そんなことを言われたあきらが

「鈍いなあ私、こんなにシンプルなことだったのに」と気づく場面

そっか、そうだよなあ

と漫画の内容に妙に共感してしまった


そして

蔵前の自由丁さんの昨日の落書きに

どうしようもなく一人になりたい時がある
しかし、誰かと繋がっている幸福、繋がれる手段がある幸福を持っていると逆に孤独になるのが難しくなる
なんと贅沢なことで悩んでいるのか

というようなことが書かれていた


さらにズドーンと心を射抜かれた気分である



結局

シンプルなことで

贅沢なことで

悩んでいるのかもしれない

あれやこれやと考えて

単純なものをより複雑にしてしまう傾向がある

そして

絡み合って答えが見つからなくて

モヤモヤして

もういいや

ってなってしまう

でも確かにそれは

言葉に囚われすぎているようにも思う


毎日を考えた時に

仕事ではもちろん

我慢したり無理して

付き合わねばならぬこともある

でも

じゃあ

プライベートはその必要があるのか


居心地の良さで

いま誰といたいかを

選ぶ

単純だ

「いま誰といたいのか」

一緒にいたいと思う人といればいい

それが

家族なら家族を選べばいい

親友なら親友

気になるひとなら気になるひと

一人がいいなら自分

順位とかではなく

シンプルに大切にしたい

自分の特別を

幸せなことに

それができる幸福の中を生きている

贅沢である


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