「番組」としてのMリーグ・CMクリエイティブ
みなさん、こんにちは。
今日はABEMA TVで放送されているMリーグについて。
5年目を迎えたこの番組は、今年1チーム増え更に盛り上がっています。
個人的には今年も全試合見ており、毎回プロの選択に驚くことばかりです。
このMリーグという「番組」として今年大きな変化があったので、そのことについて書きます。
(Mリーグを毎回見ている方からしたら当たり前のことかもしれません)
年内最終試合が終わった25日に書いていたのですが、公開できてなくて気づいたら30日になってしまいました。急いで書いたのでまとまっていなかったらごめんなさい!
番組構成の大改革
そもそも麻雀番組を放送する上で難しいのがCMの挿入箇所です。
番組をやっていく以上スポンサーが必要で、CMは必要不可欠なわけですが
麻雀という競技の特性上1試合の時間がかなり長くなります。
Mリーグにも多くの大手スポンサーがついています。
サッカーや野球であれば、前半後半、表裏など切り替えタイミングがありますが、麻雀や将棋にはありません。
(やろうと思えば、東場・南場でCMを入れることもできそうですが、視聴者は離れそうです)
CM枠の追加
これまでMリーグでは
オープニングと選手紹介→CM→試合→CM→インタビューとハイライト→CM→選手紹介→CM→試合→CM→インタビューとエンディング
という構成で合計5回のCMが入ってました。
平均2時間〜3時間の番組で5回は地上波に比べると相当少ない回数です。
地上波では麻雀番組は難しいでしょう…。
そのため問題点がありました。
1つあたりのCM時間が長すぎる、ということです。5分以上のCMが入ることがほとんどでした。CM入ったのでちょっと目を離していると、試合が始まってたなんてことが度々ありました。
なんとかならないものかと思っていたところ、今年大きく変更がありました。
今年のMリーグは
オープニング→CM→選手紹介→CM→試合→CM→インタビュー→CM→ハイライト→CM→選手紹介→CM→試合→CM→インタビュー→CM→エンディング
という構成になり、合計8回のタイミングで挿入されることになりました。
最初はCM増えたなと感じたかもしれませんが、1回あたりの時間が短くなったことで番組として見やすくなりました。
たった3回増えただけなのですが、全体の構成としてよりメリハリがついたように感じます。
試合中にCMにいくこともある
2022年の最終戦付近で1度だけ試合中にCMにいくことがありました。
あとから分かったのですが、実況の日吉さんがトイレに行っていたためとのことでした。数時間ずっと喋り続け、喉も渇くので仕方ないとは思いますし、5年間やってきて初めてというのも驚きました。
ただこのときはリアルタイムで見ていて、集中力が一旦切れてしまったように感じました。プロなので心配ないとは思いますが、やはり一度途切れてしまうと集中力が切れてしまわないか心配です。
CMクリエイティブ…
ということで、番組として見やすくなったMリーグですがCMの内容については「あれ?」と思うものもあります。
脱ギャンブルを掲げているMリーグのCMに、競輪のWINTICKETのCMがとにかく流れているのです。これでは麻雀が脱ギャンブルしても競輪でギャンブルにハマってしまいます(?)
きっと相性はいいんでしょうけどねw
また地上波だと「競輪見たい」というようなフレーズに対して、ABEMAだと「競輪したい」というより利用促進に繋がりそうなワードを使っているのが印象的でした。
CMで「スキマ時間に競輪したい」と連呼されたら、「このCM中がスキマ時間なんだよ!」となりそうです。しかも頭に残るメロディなんですよね。
100円から簡単に稼げる、無料で始められる、スキマ時間に遊べるというどれも刺さりそうな訴求軸で作っていて効果良さそうだなと思ってみています。訴求軸の参考にしたいです。
クリーンな麻雀業界を謳っているMリーグの理念と反していそうなCMなのでどうなんだろうという気持ちもありますが、自社サービスの宣伝だから仕方ないというのもわかります。
来年はどうなる?
今年大きく変化した番組の構成ですが、来年はどうなるのでしょうか。
もうこれ以上改善されないと思っていた去年から、今年はその手があったかという変更だったので、来年もなにか変更がないか楽しみにしています。
またチーム数も現状9チームという微妙な数なので、増える可能性もあると思っています。対戦表を作っている張さんという方が、15チームくらいに増えても問題ないようにリーグ戦表作っていると話していた記憶があります。
より視聴者数が増えて色々な試みができることを、楽しみにしています。
「この熱狂を外へ」というスローガンが発表されたとき、内輪なのではとか色々と言われていましたが、5年経って熱狂が広がっていることを感じます。
来年以降も更に盛り上がることを期待します。
個人的にも麻雀は好きなので、来年もたくさん打ちたいと思います。
ここまでお読みいただきありがとうございました!
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