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エールオークション、その後

 本サイトでも何度か紹介させて頂いた、新型コロナウイルス対策のためのチャリティ目的で参加したヤフーさんの「エールオークション」、既に関連団体への寄付は完了していますが、個人的には、

「今回のオークションの落札者って、一体どんな方たちなんだろう?」

ということにヒジョーに強い興味を持っていた。

(ちなみに今回は「○○プロのサイン入りキャップ」のようなモノではなく、「○○プロとのラウンド」といったコトの権利を中心に出品しました)

 そんな時、出品頂いたプロキャディの進藤大典さんより「落札者様とのラウンドを8月26日に開催する」旨の連絡を頂き、先程会場の太平洋クラブ成田コースにお邪魔してきた次第。

 行きの高速が思いの外混んでいて、コースに到着したのはスタート直前だったのだけど、皆さま快く取材に応じて頂きました。

(実は進藤さんと直接お会いするのは今日が初めてでした)

ー先ずは記念撮影ー

ー左から進藤さん、落札者の須之内様夫妻ー

 スタートホールのティショットをお見送りし(因みに3名ともナイスショット)、ハーフターンを待ってお昼を食べながらお話をお聞きかせ頂く。

 落札者の須之内さんは茨城県在住のゴルファーで、奥さま共々ゴルフ関連のテレビ番組は殆どチェックするほどのゴルフ好き。

 今回エールオークションの出品を見て、奥さまが松山英樹プロの熱狂的なファンであること、旦那さまが「一度プロのキャディとラウンドしてみたい」という願望を持たれていたことから入札頂いたとのこと。

落札金額は16万円超と、今回私が担当させて頂いた出品者の中では最高ランクの高額だったのだけれど、それについては「全然安いと思う」と感じていらっしゃると。

 5月に10万円の給付金が支給されたが、それをただ使うのもアレだし、どうせならば世の中の役に立つことに使いたいと思っていた時に、エールオークションと進藤さんの出品を知り、「一点買い」にて権利を獲得した、とのこと。

 実は私、進藤さんの落札金額を最終確認した時に「どえらい値段が付いた!」と驚いたのですが、須之内様曰く「50万円でも充分に価値はある」と。

 それだけゴルフ好きな須之内様なので、当然周りには数多くのゴルフ仲間がいらっしゃる訳ですが、そのお友達はみな「プロのキャディさんと一緒にラウンドしてみたい」「プロゴルファーのように、プロキャディを従えてラウンドしてみたい」という願望を持っているらしい。

 換言するならば「プライスレスなゴルフ体験をしたい」という願望を持っている、ということ。

 更に須之内様からは「こうしたコトのチャリティをもっと継続してやって欲しい」というリクエストも頂戴した。

 コロナの影響もあってか、周りのゴルフ友達は皆「ゴルフができるキッカケを待っている」とのことだった。

 そんな中、ゴルフに行くエクスキューズにもなり、更には(寄付をすることで)世の中の役にも立てる、となれば皆積極的に参加するだろう、と。

 自分自身エールオークションの裏方を一通りこなして、マスターベーション的な充実感を味わったりしたのだけれど、打ち上げ花火的な儚さというか持続性あるモデルを構築する必要性を、喉に魚の骨が刺さったような感覚でずーっと感じていた。

 そんな中、今回落札者である須之内様からそのようなアドバイスを頂けたことで、新たな勇気を頂けたような気持ちになれた。

 果たしてどこまで出来るかは分からないけれど、ゴルフ産業白書も発刊したことだしまたゴソゴソと動いてみようかと思います。

https://auctions.yahoo.co.jp/topic/promo/yellauction/





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