夏休み上達法で画力がアップする!?
はじめに
「DL同人でデビューする!」を目標に6/22にパルミーに入会し、日々イラストの練習に励んでいる”すみす”です。
パルミー入会からおよそ2カ月が経とうとしています。毎日暑いですが、イラストの練習は欠かさずやっています。
そんな中、YouTubeにて一本の面白い動画を発見します。
イラストレーター兼ユーチューバーのさいとうなおき先生の動画です。
「1ヵ月集中 画力UPプログラム 【ハードモード】(夏休み上達法)」
タイトルからして非常に気になるタイトルです。動画はさいとう先生お得意のイラスト上達法(ノウハウ)でした。
この夏を利用して画力をアップさせようというものです。何か夏合宿っぽくて楽しそうだなぁと思い立った私はこの波に乗らない手は無いと軽い気持ちで参加を決めたのでした。
今回の記事ではパルミーの講座と並行して臨んだ”夏休み上達法”の様子を書いていきたいと思います。
1週間目 全力で作品制作
まずは今の全力で一つの作品を制作しました。出来上がったものを観察して課題を挙げていきます。
すると、出るわ!出るわ!
自分の絵に全く満足感を感じることもできなかったため課題は山積みの状態でした。
課題① 色が単調
これは自分の描いてきたどの絵にも言えることだが、ただ色を置いた下塗り状態に近い塗りのため、特徴の薄い作品となっていることがほとんど。今抱えている一番の問題点である。
課題② スカート
正直、何となーくで描いているため全然魅力的でもなければ立体的にも見えない。もっとスカート特有のふんわりした感じとか出せれば…
以上の2点をこの1カ月で解決を目指したいきます。
2週間目 3日間練習法+模写+クロッキー
まずは全身イラストを描き弱点となる箇所をあぶりだします。
いわゆるバストアップよりも全身絵を描くことの方が多かったため全身イラストに対しての苦手意識がないことが少ない長所。
ただ、やはりと言うべきかパーツ別に見ると手、足が雑な感じが否めません。
パーツごとの練習もどこかのタイミングで取り入れていくべきだなと思いました。
続く”ワイヤーフレームを描く”、”フィギュアを色々な角度から描く”で立体として捉える難しさとアオリ・フカンに苦手意識があることを痛感。
毎日のように課題が浮き出てきます。
3日間練習法の集大成として再び描いた全身イラストは多少立体感を意識して描けたかと思いますが、理想には程遠くまた、この時点での周りの成長力に比べたらまだまだでした。
”模写”
目標とするイラストを模写します。ここで大事なことに気付かされます。
線画の強弱と塗りの技術です。
特に塗りの技術レベルは乏しいのが一目瞭然で元絵と同じ色をスポイトで取って塗ったにもかかわらず、全く違う印象の模写絵が出来上がってしまいました。
肌の色一つとって考えても私のイラストは厚みがないというか単調でした。1日目の課題はこんなところでも見受けられるのでした。
”クロッキー”
これまでも何度か挑戦したことがあるクロッキー。
今回はさいとう先生の動画を参考にクロッキーをしてみました。クロッキーは短時間だから失敗を恐れずに手軽にできるのがいい所だなと思います。
ただ、1分とか30秒って練習効果があるのか少々疑問は残りました。
3週間目 1日練習法+1時間練習法
さすがに1日じゃ画力アップは無理なんじゃ!?とも思いましたが、この練習法は13時間ぶっ続けでやるというまさにハードモード。
「13hは無理」
はじめから弱気な自分は何日間かに区切って実行。
その為か”ゾーン”と呼ばれる状態に突入することもなく終わってしまいました。そもそも絵描きさんが言うところの”ゾーン”ってどんな状態なんだろうか??
”サムネイル制作”
サムネイルなんて今まで作ったことがないので初体験。こうした初めてのことにも挑戦できたのは良い収穫。
パルミー講座
ここで夏休み上達法を実行する傍ら受講した講座を紹介します。
1.基本から始める!手の描き方講座 講師:MRI
2.イラスト配色講座 講師:ダテナオト
3.キャラクターイラスト 配色&色塗り講座 講師:あるちぇ
主に配色についての講座を中心に受講しました。色の基本知識を学べました。
知識として知っているかどうかは大きいと思うので良い反面、まだまだ知識として知っただけの状態。
配色などに”生かす”状態になるには鍛錬が必要だなと。
4週目 2作品同時制作
いよいよイラスト夏合宿も終盤です。
これまで作品を同時に複数作ることをしたことがなかったため集中力の維持が難しそうです。
こんなに一つの作品に対して時間をかけたのも初めての経験でした。
出来上がった作品がこちらの2点です。
課題として挙げていた「色の単調さ」「スカートの描き」を意識した作品です。
正直、自分ではまだまだ発展途上といった感じで改善の余地がありすぎるぐらいだと思うのですが、いかがでしょうか?
少しでも良くなった(成長した)と感じられる方がいらっしゃれば成功だと思っております。
何せ1ヵ月近くのプロジェクトですから途中で投げ出してしまわずに完走できただけでもプラス⊕と捉えていいのではないでしょうか。
これも、さいとう先生の素敵な企画のおかげだと思っております。ありがとうございました。