Coloso.の効果はばつぐんか！？
今回は今話題のオンライン学習Coloso.を受講したのでその体験談を書いていきたいと思います。
私はパルミーを1年間受講した経験がありますので少し比較などもしながらColoso.をレビューしてみたいと思います。
Coloso.を受講したきっかけ
パルミーを卒業してからというもの画力をもう一段階上のレベルにステップアップするために独学で3ヶ月上達法、書籍、YouTube動画といろいろ試していて、実際少しは画力もアップしてきたと感じてはいたのですが、まだまだ自分が求めているレベルには程遠いと思いColoso.で一気に画力の底をアップできないかと思ったのがきっかけです。
Coloso.はひとつの講座が大体2～3万円と高価で気軽に買えないのですが、パルミー受講のとき同様に自己投資をケチれば己に何も返ってはこないと思い決断しました。
人体と色の理論を活用した雰囲気あるキャラクターイラスト/marumoru
Coloso.の講師はネーム的にみな超が付くほど有名なのでどの講座にするか迷ったのですが、今回はmarumoru先生の講座を選びました。
そう何個も購入できる額ではないので慎重に決めました。
最初Coloso.を受けるなら”モ誰”先生や”Rinotuna”先生、"キム・ラッキ"先生ら韓国勢と思っていたのですが、YouTubeでhideチャンネルのレビュー動画を見てmarumoru先生の講座に一気に興味が湧きました。
marumoru先生は元理学療法士という変わった経歴を持ったイラストレーターさんで自身独学でプロになっています。
これは何かいいヒントが得られそうな予感。
そしてサイトで詳しい内容を調べると、絵を効率よく上達させる秘訣も公開してくれるというのです。
練習法はいろいろありますが、なかなかコレっといったものが今まで見つけられていないので、この機会に何か発見できれば今後のイラスト練習の指針にできると思いました。
講座の中身
全部で20の講義があります。
前半は座学、後半は実技（先生が実際にイラスト制作をしているところが見れる）。
最初のセクションでさっそくイラストレーターになるための自己管理術や効率の良い上達方法の説明をしてくれました。
いきなり私にとってのメインです。
タイムスケジュールから元理学療法士が考える目標設定の仕方、そして目標へのアプローチ方法。
特に目標へのアプローチ方法を二つ紹介していました。
私は今思うと結果が出るまでに時間がかかるボトムアップという方法をとって練習を行っていたと知りました。
自分に合っているのはおそらくもう一つのアップダウンの方法です。
ネタバレになるので説明は控えさせていただきますが、この自分に合ったアプローチ方法を知れたのは今回の講座を購入して最もよかったことです。
他にも、違和感のない人体表現をするためのヒントも説明していました。
理学療法士だっただけあり話していることの一言に説得力があります。
イラスト制作はラフから説明を入れて見せてくれるので制作過程が丸分かりです。
昨今YouTubeなどでもプロの方が線画の着色をやっている人が多いのですが、ゼロからイラスト制作をラフから全てそれも等倍速で見せてくれるイラストレーターさんはほぼいないのでこれは必見だと思います。
ただ一点注意するべきことがあるとすれば、そもそもmarumoru先生の絵柄が好みかどうかです。
当たり前のことですが、こういう絵柄を目指している人じゃないと見ても得られるものは少ないでしょう。
逆に先生のファンや絵柄に憧れる人はこのイラスト制作動画はお宝に見えるでしょうね。
私の場合、失礼ながら今回初めてmarumoru先生の存在を知ったのと、すでに目指しているというか目標となる絵柄のイラストレータさんがいますので、動画はあくまで参考で使えそうなところをイイとこ取りしようといった感じでした。
ちなみに、ダウンロード特典として先生が実際に講座で使用したクリップスタジオのブラシが数種類もらえます。
ラフで気を付けること
カラーラフの重要性
線画のコツ
着色、陰影の付け方～影色の選び方
一枚絵を完成させるまでのTipsを一通り教えてくれるのでこのやり方を真似すれば誰でも間違いなくイラストを完成させることができます。
ただ動画は長いものだと3時間超えの長尺のものもあるので見る側にもそれなりの根気がいりますが。
パルミーとの比較
値段
どちらも高価だが一つだけ購入と考えるとColoso.の方が手を出しやすい！？
（パルミーは半年契約が基本でだいたい月1万円だから6万円もってかれる）
動画の見やすさ
質は同じくらい。
内容は今回のmarumoru先生の動画に限って言えば初心者向けパルミーに対し、中級者向けのColoso.といった感じか。
Coloso.のメインはやはりイラストの制作過程の動画。
見て盗んで学ぶスタイル。
しかし、初心者は何を盗めばいいか分からないため宝の持ち腐れになる可能性も。
動画の時間はパルミーは5~30分の間に収まっているものが中心で見やすい。
対するColoso.は1h超え当たり前で、中には3hを超える長尺も。
プレイヤーの使い方はどちらも同じく問題は見受けられませんでした。
大きな違い
これはColoso.のウリの1つなのですが、購入後視聴無期限であるということ。
この差は大きいですね。
忘れた頃に動画を見直せますし、期限がない分いつでも気が向いた時に学習が可能です。
その点、パルミーは契約期限があるので、契約中は損をしたくないから次々受講しまくってました。
結論
Coloso.で画力がアップするのか？
これは私が語るよりも実際に私が描いたイラストを見比べてみてもらった方が早いでしょう。
記事の途中に掲載されているイラストと見比べてみてください。
感想は読者さまのみなさんに委ねます。
今回の講座、個人的には自分の練習のアプローチ方法を改善できそうなので購入してよかったと思っています。
以上、marumoru先生の講座のレビューでした。
まだまだ気になる講座はたくさんあります。
また受講したらレビューして報告したいと思います。
この記事がみなさんのお役に少しでも立てればうれしいです。
この講座を買って損はない人はこちら☟
・marumoru先生の絵柄が好み
・自分に合ったイラストのアプローチ方法を知りたい人