イラストを描くその前に意識し始めたこと☆
はじめに
「DL同人でデビューする!」という目標を掲げ、そのための画力アップのため昨年の6月よりパルミーに入会、そして同年10月より同人活動(デビュー二次作品づくり)を開始した”すみす”です。
今回は最近イラスト制作する際に意識するようになったことについてお話したいと思います。
絵を描くその前に
みなさんはイラストを制作する際、どんなことを意識して取り組んでいますか?
私は今までイラストを描く前に考えることといったら、「何を描くか?」と「どんなポーズにするか?」の2点くらいでした。
テーマもなければストーリーもない。
よって出来上がる作品もどこか魅力的とは呼べないものでした。
最近やっとイラストを制作する際に意識して考えるようにし始めたことがあります。
それに伴いラフの描き方も変わりました。
ここら辺は今まで蓄積されたパルミーの講座、そして書籍の影響が大きいです。
具体的に何を考えるようになったかを今回のパルミーの添削(2&3月度)に提出したイラストで説明したいと思います。
テーマを考える
イラスト制作時に考えることといったら、今までなら好きなキャラを考えるだけでした。
そこに+αで『そのキャラを使ってイラストを見てくれる人に何を一番伝えたいか』を追加しました。
これは言い換えるとイラストのテーマといってもいいかもしれませんね。
今回のイラストの場合、パルミーちゃんを描くことにしてテーマは時期的にもバレンタインが近かったのでテーマをバレンタインに設定。
タイトルもそのまま「パルミーちゃんのバレンタイン」に決まりました。
これだけだとまだ設定が浅いので、ここでストーリーを考えだしました。
ストーリーを考えるにあたってはマインドマップを使用します。
バレンタインから連想されるワードをひたすら挙げていくのです。
最終的に「本命チョコ」「渡す」「照れる」などが候補に挙がりました。
そこからものすごく照れながら一生懸命に作ったチョコを顔を赤らめながら手渡すというストーリーが出来上がりました。
ストーリーと共に見る人に伝えたいことも考え、今回は「チョコを照れながら渡す時のドキドキ感とその女の子のかわいさ」にしました。
サムネイルを描く
テーマ、ストーリーなど伝えたいことが決まりました。
ここからやっと絵にしていきます。
といってもまずは簡単なアイデアスケッチから。
いきなりラフを描くようなことはしません。
これはパルミーの講座「ラフの描き方講座 KEIZO先生」のやり方にならいました。
1枚の紙を4分割にして小さなサムネイルスタイルで4つのアイデアを出します。
このサムネイルを描くというのは重要な工程で、1つを何時間もかけてキレイに描くというよりかは何が描かれているのか分かる程度に短時間で描いていきます。
頭の中のイメージを形にする工程といったら分かりやすいでしょうか。
いくつも描ければしめたもの。
最終的に最もふさわしいものを選びます。
ラフを描く
先程候補から選んだものをラフにしていきます。
ここでやっとラフの工程に入ります。
今まではここまでの工程を踏まずにいきなりラフを描いていました。
良いイラストができるはずがないですよね!?
ラフを描くにも注意すべき点があって、初心者というか最初のうちは「完成」と呼べるくらいの情報量をラフにしっかりと描き込みます。
私は大ラフを何枚か描いてイラストを整え、整ってきたら本ラフにしていきました。
出来上がったラフを見直してチェックしていきます。
(自分なりにチェックリストを作ったりもしました)
主に見せたいものが描けているか?
余白は広すぎないか?
配置は?
キャラの身体のバランスは?
などをチェックします。
カラーラフを描く
ラフを線画に起こす前にカラーラフにします。
色を付けると完成形が掴めるからです。
この段階で光の当たり方まで考えて陰影を付けます。
線画~色塗り
線画なのですが、私は一番この工程が苦手かつ嫌いです。
なぜか!?
せっかくラフまでで良かった勢いが線画で消えてしまうからです。
これは今現在私の最大の悩みなのです。
また色塗りに関しても勉強不足なのは明白で、塗り方の種類などが未だに定まっていません。
ここは今後の課題ですね。
さて、一応これで1枚のイラストの完成となります。
意外と重要なのは描く前の考えるという行為だということが伝わりましたでしょうか!?
最後に
同人の進捗状況ですが、何度かツイートでもお知らせしている通り現在制作がストップしています。
背景を描こうにもどこからそしてどうしていいのかが全く分からないからです。
そこで背景の勉強(主にパース)をパルミーの講座と市販の書籍で開始しました。
しかし、パース。
難しいとは聞いていたけれど、ほんとよう分からん。
背景描けるようになるまでしばらくかかりそうです。