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絵が上手くなるには時間が必要

はじめに

「DL同人でデビューする!」を目標に6/22よりパルミーに入会し、日々イラストの練習に励んでいる”すみす”です。

パルミー入会から4か月目、いよいよ後半戦です。

前月まで夏休み上達法やKi Studoの動画など、寄り道気味でパルミーの受講が少し少なめだったことに今更気づいた”すみす”。

多額の受講料(およそ6万円)を支払っているにもかかわらず受け忘れた講座があったりしたらもったいないなと思い始めた今日この頃。

ということで、

今月は、パルミーの講座をガンガン受けていくスタイルを取りました。

と言いつつ、面白そうな書籍も発見したりしているのでそのことについても後程伝えたいと思います。

DAY9(ダンシングポーズ)

前半

前月に言った通りジェスチャー・ドローイング(以下JD)に思わぬ副作用(全身を描く事へのハードルが下がる)があることを知ったので引き続きJDを続けていました。

そして、ヌード編から衣服を着たモデルを描く着衣編に突入。

当然ながらヌードよりも情報量が増え描くところも倍増。
また、シワなども考えなければならずレベルも上がっています。

多少難しくても、やり続けていればもっと全身絵を描くことが楽になってくるはずと思い挑戦します。

今月(パルミー4か月目)のテーマは特に設定していませんでしたが、前月に引き続きラフの特訓というか、改めて自分の基礎となるドローイングの強化月間に充てました。

前半に受講した講座も
「写真から起こす、線画&キャラデッサン講座   講師:藤井英俊」
「キャラクターの描き方 入門講座   講師:ume」
「基本から学ぶ顔の描き方講座 ー女性編ー   講師:ナナホシ」
と基本的なもの中心にピックアップ。

真新しい発見こそ少なかったですが、今までの講座の復習的な意味合いもあり無駄ではなかったかなと思います。

線画&キャラデッサン添削講座

絵はすぐに上手くならない

もっぱらパルミーの講座受講によるインプット中心のトレーニング。
しかし、言うまでもなくアウトプットも重要です。

JDだよりのアウトプット作業だけじゃなく何か新しいトレーニングを取り入れた方がいいんじゃないか!?

効率的なトレーニング方法はないものだろうか!?などと考えを巡らせる中ある書籍を見つけます。

それは、成冨ミヲリ先生の”絵はすぐに上手くならない”です。

この本で先生は、タイトル通りのことを訴えると同時に、ではどのようなトレーニングを積んでいけばよいかを具体的に説明してくれています。

「絵が上手くなりたい」と一言に言ってもその目的は人それぞれです。
「企画アイディア」「映像・写真」「デザイン」「3DCG」「建築インテリア・空間デザイン」「コンセプトアート」「マンガ・アニメ」「イラスト」「ファインアート」「具象アート」「美大受験」etc...

目的によって必要になってくる能力も違うのです。
本書では絵を描く能力を8つに分類して分かりやすく説明しています。

私の場合、「絵を手段として同人活動を行いたい」というのが目的なのでここでいうと「マンガ・アニメ」に該当します。

では、「マンガ・アニメ系」に必要な能力とは。
特に「アイディア」「形状ストック」「完成させる力」の3つ。
そして次に、「オリジナリティ」「構図構成力」「形を取る力」です。

そっかぁ、漠然と上手くなりたいと思って練習しているだけじゃダメなんだ。

何の能力がなぜ必要かを知らなければ、成長のスピードもだいぶ違う。

自分に必要な能力を言葉にして挙げると、その能力を上げるために意識して練習するので成長のスピードがぐんと上がるはずです。

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トレーニング方法

「マンガ・アニメ系」に必要な能力が分かったところで、では具体的にどんなトレーニングをすればよいのか?

本書を読んで自分に合いそうなトレーニング方法を6つ導き出しました。

「クロッキー」「写真の模写」「クロッキー模写」「作品の模写」「写真」「作品制作」

「クロッキー」
これは、JDと同等のものと考えてよさそうです。
ですからもうすでに取り組んでいたことになります。

「写真の模写」
リアルな絵を描くためにやっていて損はないトレーニングのひとつ。
ただ、資料をどうするか!?
どうせやるなら魅力的というか自分の興味の湧くものを描きたい!
無料でもよい画像はたくさん落ちているけれど、どうせなら映画のワンシーンのような絵を描きたい!!
映画を視聴して気になったところをスクリーンショットに撮って模写するのがいいんじゃなかろうか!?
映画ならカメラワークが秀逸で構図を学ぶ絶好の機会にもなりそうだし立体把握にも役立ちそうです。
何より飽きずに取り組めます。

「クロッキー模写」
他者のクロッキーを模写する行為は実は先月から始めていました。
マイケル・マテジ先生の「リズムとフォース」の模写です。
ただこれだけでは資料がすぐに尽きてしまうと思ったので、BOOTHで砂糖ふくろう先生のドローイング集を3冊ほどポチりました。
これで先生達のテクニックを盗めたらと思っています。

「作品の模写」
これは自分のクセや個性の確認に役立つみたいです。
以前からPixivでブックマークを付けている作品などを時折模写していたので続けていきたいと思います。

「写真」
こうして見てみると、今までやったことがあることがほとんどなのですが、この写真に関してはノータッチでした。
どうやら資料作成を通してアイディアや構図の能力を上げるのに役立つみたいです。
実際にカメラで撮るのが一番とのことなので、外に出たときに散歩がてら目に留まった風景を撮っていきたいと思ってます。
そして、いずれ撮った写真を元にイラストの背景を描いてみたいとも思います。

「作品制作」
出来上がった作品はTwitterに挙げています。
1つ目のnote記事で言っているように♡いいね!の数100個が当面の目標なのでそれに向けて頑張ります!(現在の最高いいねの数22個)

春日野さくら85(ラフ)

後半

上の6つのトレーニング方法を順に回しつつパルミーの講座を受けてインプット。
これが後半に実際に行ったトレーニング方法になります。

残念ながら、模写はSNS等にアップすることが難しいので現在の私のTLが寂しいものになりつつあるのはそのためです。(何か打つ手を考えなければ)

そして月の後半では背景講座も少しずつ受けています。
これに関しては、残り契約日数が2か月を切ったので少しでも興味がありそうな講座は受けてみるぐらいの気持ちで受けています。

ですので、残りの2か月は受講内容やレベルの高さにかかわらず一応受けておくというものが増えていくと思います。

ちなみに、後半受講した講座の数は6つでした。

樹木の描き方

最後に

今月は絵が上手くなるには時間が必要なことと新たなトレーニング方法を見つけ実行に移しています。

今月パルミーで受講した講座は合計10個。
来月も同じようなペースで受講していくスタイルになると思います。

それプラス、挑戦というかやっておきたいのが添削サービスです。
ちょうど、11/30まで開催しているみたいなので自分も何かしらの作品で依頼してみようかなと思っています。

残り2か月。
後悔というかやり残したことがないよう頑張りますのでどうぞよろしくお願いします。

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